ダイニングテーブルをモノ溜まりにしないための6つの改善策
ちょい置きしやすいダイニングテーブルの上。気がつくとモノが増えていませんか?モノが溜まってしまう理由と、すっきり使うための改善策をご紹介します!
栗原晶子|Akiko Kurihara
2022年10月15日
フリーの編集&ライターとしてインテリア誌やハウジング誌を中心に取材・執筆活動する傍ら、NPO法人ハウスキーピング協会認定の整理収納アドバイザーとして、コラムの連載やセミナーの企画に携わる。暮らしがラクに楽しくなる、整理収納アイデアを研究・発信中です。
また、エンタメ好きとして演劇や映画に関するライティングも手がけています。
フリーの編集&ライターとしてインテリア誌やハウジング誌を中心に取材・執筆活動する傍ら、NPO法人ハウスキーピング協会認定の整理収納アドバイザーとして、コラムの連載やセミナーの企画に携わる。暮らしがラクに楽しくなる、整理収納アイデアを研究・発信中です。... もっと見る
家で過ごす時間が長くなったことや、ワークスタイルの変化に伴い、家の中にはこれまで表に出ていることがなかったモノが増えたりして、乱れがちです。特にモノ溜まりになりやすい場所の一つがダイニングテーブル。つい、ちょっとだけのつもりで、気が付くと片付けにいつも手間がかかるという負の状態を引き起こさないための改善策を考えてみましょう。
ダイニングにモノが溜まる理由
ダイニングテーブルにモノが溜まりやすい理由は、以下の4つの通りです。
ダイニングテーブルにモノが溜まりやすい理由は、以下の4つの通りです。
- 家の中心的位置にある
- 家族皆が使う
- 比較的サイズが大きい
- 食事以外の用途がある
1. 家の中心的位置にある
キッチンやリビングに隣接しているため、ちょい置きするのに絶好の場所になります。
2. 家族皆が使う
食事をとる場所なので、家族皆が使用するため、誰かの場所を侵食するというイメージを抱かず、気軽にモノを置いてしまいがちです。
3. 比較的サイズが大きい
食卓として使用していない時は、家の中でも比較的面積の広い場所となります。少しくらいモノを置いても問題ないと思ってしまいがちです。
4. 食事以外の用途がある
お子さんのリビング学習や、リモートワークのデスクとしても代用できるダイニングテーブル。そのため、食事に必要なモノ以外のモノが増えてしまいます。
キッチンやリビングに隣接しているため、ちょい置きするのに絶好の場所になります。
2. 家族皆が使う
食事をとる場所なので、家族皆が使用するため、誰かの場所を侵食するというイメージを抱かず、気軽にモノを置いてしまいがちです。
3. 比較的サイズが大きい
食卓として使用していない時は、家の中でも比較的面積の広い場所となります。少しくらいモノを置いても問題ないと思ってしまいがちです。
4. 食事以外の用途がある
お子さんのリビング学習や、リモートワークのデスクとしても代用できるダイニングテーブル。そのため、食事に必要なモノ以外のモノが増えてしまいます。
これらをそのまま見過ごしていると、ダイニングテーブルは物置きと化し、食事のたびに片付けに手間がかかったり、もっとひどくなるとダイニングテーブルで食事ができない、落ち着かないといった状況になることも。
リセットのルールと習慣を作るための6つの改善策を一つずつご提案していきましょう。
リセットのルールと習慣を作るための6つの改善策を一つずつご提案していきましょう。
すっきりしたテーブルのためのポイント
【改善策1】
食事の前にテーブルをリセットする
いざ食卓を整えようとしたとき、さきほどまでしていた仕事の資料や、勉強道具がそのままになっていると、イライラの元。必ずテーブルをリセットしてから食事の支度を始めましょう。支度中も家族が使っている場合は、タイムリミットを設定して、時間が来たら片付けてもらいます。料理のお手伝いより、テーブルのリセットが先。これをクセづけるようにしましょう。
衛生管理にも気を配りたい昨今ですから、テーブルの上のモノをすべて避けて、テーブルを拭く、除菌するというと流れをセットにするといいでしょう。
【改善策1】
食事の前にテーブルをリセットする
いざ食卓を整えようとしたとき、さきほどまでしていた仕事の資料や、勉強道具がそのままになっていると、イライラの元。必ずテーブルをリセットしてから食事の支度を始めましょう。支度中も家族が使っている場合は、タイムリミットを設定して、時間が来たら片付けてもらいます。料理のお手伝いより、テーブルのリセットが先。これをクセづけるようにしましょう。
衛生管理にも気を配りたい昨今ですから、テーブルの上のモノをすべて避けて、テーブルを拭く、除菌するというと流れをセットにするといいでしょう。
【改善策2】
テーブルの上のモノの個数を数えてみる
ついついテーブルの上にモノを置きっぱなしにしがち、という方は、一度ダイニングテーブルの上にあるモノの数を数えてみましょう。チラシ1枚も一つ、スマートフォンも一つと数えます。おそらく予想以上にモノが多いことに驚くはずです。
自分以外の人のモノも混在している場合は、モノを人別に分けてみましょう。持ち主が不明のモノ、共有しているモノも混ざっているかもしれません。共有しているモノは、収納場所をもう一度確かめ、その場所を皆が把握しているかを確認してください。
テーブルの上のモノの個数を数えてみる
ついついテーブルの上にモノを置きっぱなしにしがち、という方は、一度ダイニングテーブルの上にあるモノの数を数えてみましょう。チラシ1枚も一つ、スマートフォンも一つと数えます。おそらく予想以上にモノが多いことに驚くはずです。
自分以外の人のモノも混在している場合は、モノを人別に分けてみましょう。持ち主が不明のモノ、共有しているモノも混ざっているかもしれません。共有しているモノは、収納場所をもう一度確かめ、その場所を皆が把握しているかを確認してください。
【改善策3】
家の中での持ち運び用バッグを作る
勉強する、仕事するなど、食事以外の時間は、またすぐそのテーブルで使うモノがあるとしたらどうするとよいでしょうか。個別にバッグやケースで管理します。バッグがおすすめなのは、袋に入れて掛けられるようにしておけば、床置きしたり、場所を多くとらずに済むからです。
エコバッグの普及とともに、実はエコバッグをいただいたり、購入して多く持ちすぎているということもよくありますので、普段使っていないバッグがあれば、家の中で持ち運ぶための専用にするのがおすすめです。
家の中での持ち運び用バッグを作る
勉強する、仕事するなど、食事以外の時間は、またすぐそのテーブルで使うモノがあるとしたらどうするとよいでしょうか。個別にバッグやケースで管理します。バッグがおすすめなのは、袋に入れて掛けられるようにしておけば、床置きしたり、場所を多くとらずに済むからです。
エコバッグの普及とともに、実はエコバッグをいただいたり、購入して多く持ちすぎているということもよくありますので、普段使っていないバッグがあれば、家の中で持ち運ぶための専用にするのがおすすめです。
【改善策4】
テーブルを壁につけない
これは家具の配置から考える対応策です。テーブルが壁にくっついていると、壁際にモノを置きやすくなります。アイランド形式にテーブルを配置することで、モノを積んだり、立てかけたりすることが減るので効果的です。
テーブルを壁につけない
これは家具の配置から考える対応策です。テーブルが壁にくっついていると、壁際にモノを置きやすくなります。アイランド形式にテーブルを配置することで、モノを積んだり、立てかけたりすることが減るので効果的です。
【改善策5】
花を飾る
テーブルに花を飾る。とてもシンプルな策ですが、テーブルの上を整えるという意識が芽生えると、乱雑にモノを置いてしまうことの抑止になります。季節の花を飾る、毎日水を取り替える、花瓶をコーディネートする、テーブルセンターを敷くなどということに気を配れるようになれば、テーブルの上をすっきり清潔な状態に保つことが当たり前になるはずです。
花を飾る
テーブルに花を飾る。とてもシンプルな策ですが、テーブルの上を整えるという意識が芽生えると、乱雑にモノを置いてしまうことの抑止になります。季節の花を飾る、毎日水を取り替える、花瓶をコーディネートする、テーブルセンターを敷くなどということに気を配れるようになれば、テーブルの上をすっきり清潔な状態に保つことが当たり前になるはずです。
【改善策6】
テリトリーを決める
それでもテーブルの上に何もない状態は難しいという方は、モノを置いていい範囲を決めます。トレーや浅いケースを置き、その上にだけ置いていいと決めましょう。そこからはみ出したり、重ねて置き始めたら、それは見直しの合図です。数を数えたり、人別に分けたりして、そこに置くと決めたモノだけの状態にリセットします。
テリトリーを決める
それでもテーブルの上に何もない状態は難しいという方は、モノを置いていい範囲を決めます。トレーや浅いケースを置き、その上にだけ置いていいと決めましょう。そこからはみ出したり、重ねて置き始めたら、それは見直しの合図です。数を数えたり、人別に分けたりして、そこに置くと決めたモノだけの状態にリセットします。
すっきりしたテーブルのために避けたいこと
最後に、テーブルの上が片付かない人がやってはいけないことも確認しておきましょう。
最後に、テーブルの上が片付かない人がやってはいけないことも確認しておきましょう。
- 大きいテーブルに買い替える
- 収納用品を買い足す
まずは戻すべき場所を確認してください。戻すべき場所があるのに、それが定着していないということは、収納が面倒な場所や形状になっていることがほとんどです。必要のないモノを省いて、必要なモノをすぐに出し入れできる状態にしましょう。
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ran komaさん、コメントありがとうございます。卓上調味料や常備薬、テーブルに集まりやすいですね~。お食事前後のリセットタイム導入、おすすめですよ!
はい、いつも注意されるのは小生でして、小物を置かないようにしながら
週一には片付けを心がけますが。
悩みますね?
シンプルな部屋に壁1面の戸棚。憧れます