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【2020年夏】建築・デザイン・工芸の展覧会 & イベント情報
夏の展覧会情報をお届けします。必ず公式サイトなどで来館時の注意事項を確認されてから、お出かけください。
Houzz Japan
2020年7月3日
Houzz Japan 公式アカウント
*休館日や観覧料などの詳しい情報は、会場または展覧会公式ホームページでご確認ください(記事内は一般の料金)。なお、新型コロナウイルス感染症予防のため、予告なく会期や開館時間が変更になったり、入館および入場には、日時指定の予約が必要な場合や、各種入場規制を実施している場合があります。
画像上:葛飾北斎《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》 江戸時代・19世紀 大判錦絵 25.2×38.5cm 和泉市久保惣記念美術館
画像下:しりあがり寿《ちょっと可笑しなほぼ三十六景 太陽から見た地球》 2017年 和紙にインクジェットプリント 32.0×47.0cm 作家蔵
展示期間:上記2点とも、8月5日(水)~24日(月)
【東京】
古典×現代2020―時空を超える日本のアート
会期:8月24日(月)まで
観覧料:1,700円(日時指定予約での購入が必要)
会場:国立新美術館 企画展示室2E
江戸時代以前の絵画や仏像、陶芸や刀剣の名品を、現代を生きる8人の作家の作品と対になるように組み合わせ、それぞれの空間で1組ずつが展示を行う企画展です。新と旧、それぞれのコラボレーションが大きな見どころ。
古い時代の美術と現代美術の対比を通して、日本美術の豊かな土壌を探り、その魅力を新しい視点から発信します。◆展覧会の公式サイトはこちら
画像下:しりあがり寿《ちょっと可笑しなほぼ三十六景 太陽から見た地球》 2017年 和紙にインクジェットプリント 32.0×47.0cm 作家蔵
展示期間:上記2点とも、8月5日(水)~24日(月)
【東京】
古典×現代2020―時空を超える日本のアート
会期:8月24日(月)まで
観覧料:1,700円(日時指定予約での購入が必要)
会場:国立新美術館 企画展示室2E
江戸時代以前の絵画や仏像、陶芸や刀剣の名品を、現代を生きる8人の作家の作品と対になるように組み合わせ、それぞれの空間で1組ずつが展示を行う企画展です。新と旧、それぞれのコラボレーションが大きな見どころ。
古い時代の美術と現代美術の対比を通して、日本美術の豊かな土壌を探り、その魅力を新しい視点から発信します。◆展覧会の公式サイトはこちら
尾形乾山《銹絵百合形向付》 江戸時代・18世紀 施釉陶器(各)高5.2cm、口径15.8cm、底径5.8cm MIHO MUSEUM 撮影:越田悟全
組み合わせと出展作家(会場展示順): 仙厓義梵×菅木志雄、花鳥画×川内倫子、円空×棚田康司、刀剣×鴻池朋子、仏像×田根 剛、葛飾北斎×しりあがり寿、尾形乾山×皆川 明、曾我蕭白×横尾忠則
組み合わせと出展作家(会場展示順): 仙厓義梵×菅木志雄、花鳥画×川内倫子、円空×棚田康司、刀剣×鴻池朋子、仏像×田根 剛、葛飾北斎×しりあがり寿、尾形乾山×皆川 明、曾我蕭白×横尾忠則
アームチェア パイミオに座るアイノ、多重露光写真/ 1930’s/ AAF
【兵庫】アイノとアルヴァ 二人のアアルト 建築・デザイン・生活革命木材曲げ加工の技術革新と家具デザイン
会期:8月30日(日) まで
入館料:一般500円
会場:竹中大工道具館1Fホール
20世紀のフィンランドを代表する建築家、アルヴァ・アアルトと、彼のパートーナーであるアイノ(1894-1949)が手がけたさまざまな仕事のうち、とりわけ曲げ木の技術に焦点をあてる企画展です。
アアルトの代表作のひとつ〈41 アームチェア パイミオ〉に見られる無垢材をL字型に曲げる「L–レッグ」の技術や、後の〈stool60〉にも生かされた積層合板を使った技術「ラメラ曲げ木」などについて、成形から商品化までの道のりを辿るほか、アアルトがデザインしたチェアの実物やスケッチ、当時の貴重な図版なども展示されます。◆竹中大工道具館の公式サイトはこちら
【兵庫】アイノとアルヴァ 二人のアアルト 建築・デザイン・生活革命木材曲げ加工の技術革新と家具デザイン
会期:8月30日(日) まで
入館料:一般500円
会場:竹中大工道具館1Fホール
20世紀のフィンランドを代表する建築家、アルヴァ・アアルトと、彼のパートーナーであるアイノ(1894-1949)が手がけたさまざまな仕事のうち、とりわけ曲げ木の技術に焦点をあてる企画展です。
アアルトの代表作のひとつ〈41 アームチェア パイミオ〉に見られる無垢材をL字型に曲げる「L–レッグ」の技術や、後の〈stool60〉にも生かされた積層合板を使った技術「ラメラ曲げ木」などについて、成形から商品化までの道のりを辿るほか、アアルトがデザインしたチェアの実物やスケッチ、当時の貴重な図版なども展示されます。◆竹中大工道具館の公式サイトはこちら
江戸東京たてもの園「子宝湯」外観
【東京】
特別展「ぬくもりと希望の空間 ~大銭湯展」
会期:9月27日(日)まで
入館料:一般400円
会場:江戸東京たてもの園 展示室
江戸東京たてもの園で開催中の企画展です。現在では年々その数が少なくなっている東京の銭湯。江戸から東京へと移行した時代の入浴事情、いわゆる東京型銭湯の誕生、銭湯の黄金時代、さらには平成の銭湯など、その文化と歴史を紐解きます。◆江戸東京たてもの園の公式サイトはこちら
注.6月2日以降、復元建造物の内部公開を一部休止しています
【東京】
特別展「ぬくもりと希望の空間 ~大銭湯展」
会期:9月27日(日)まで
入館料:一般400円
会場:江戸東京たてもの園 展示室
江戸東京たてもの園で開催中の企画展です。現在では年々その数が少なくなっている東京の銭湯。江戸から東京へと移行した時代の入浴事情、いわゆる東京型銭湯の誕生、銭湯の黄金時代、さらには平成の銭湯など、その文化と歴史を紐解きます。◆江戸東京たてもの園の公式サイトはこちら
注.6月2日以降、復元建造物の内部公開を一部休止しています
オラファー・エリアソン《ビューティー》1993年
「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」展示風景(東京都現美術館、2020年) 撮影:福永一夫
Courtesy of the artist; neugerriemschneider, Berlin; Tanya Bonakdar Gallery, New York / Los Angeles © 1993 Olafur Eliasson
【東京】
オラファー・エリアソン ときに川は橋となる
会期:9月27日(日)まで
観覧料:一般1,400円
会場:東京都現代美術館 企画展示室 地下2F
オラファー・エリアソン(1967-)の展覧会です。日本での大規模な個展開催は10年ぶりで、鑑賞者の目の前に虹を再現する体験型の作品で、エリアソンの初期の代表作《ビューティー》が展示されるのも大きな見どころ。展示室の内と外でも大規模なインスタレーションが展開されるほか、光と幾何学に対する長年の関心が反映された彫刻、20年以上にわたる写真作品のシリーズ、ドローイングや水彩画など、本邦初公開となる作品を含め、バリエーションに富んだ構成となっています。
なお、週末は混雑により入場制限が行われる場合があり、比較的ゆっくりと鑑賞できる平日をおススメします。◆東京都現代美術館の公式サイトはこちら
「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」展示風景(東京都現美術館、2020年) 撮影:福永一夫
Courtesy of the artist; neugerriemschneider, Berlin; Tanya Bonakdar Gallery, New York / Los Angeles © 1993 Olafur Eliasson
【東京】
オラファー・エリアソン ときに川は橋となる
会期:9月27日(日)まで
観覧料:一般1,400円
会場:東京都現代美術館 企画展示室 地下2F
オラファー・エリアソン(1967-)の展覧会です。日本での大規模な個展開催は10年ぶりで、鑑賞者の目の前に虹を再現する体験型の作品で、エリアソンの初期の代表作《ビューティー》が展示されるのも大きな見どころ。展示室の内と外でも大規模なインスタレーションが展開されるほか、光と幾何学に対する長年の関心が反映された彫刻、20年以上にわたる写真作品のシリーズ、ドローイングや水彩画など、本邦初公開となる作品を含め、バリエーションに富んだ構成となっています。
なお、週末は混雑により入場制限が行われる場合があり、比較的ゆっくりと鑑賞できる平日をおススメします。◆東京都現代美術館の公式サイトはこちら
オラファー・エリアソン《太陽の中心への探査》2017年
「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」展示風景(東京都現代美術館、2020年) 撮影:福永一夫
Courtesy of the artist and PKM Gallery, Seoul ©︎ 2017 Olafur Eliasson
「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」展示風景(東京都現代美術館、2020年) 撮影:福永一夫
Courtesy of the artist and PKM Gallery, Seoul ©︎ 2017 Olafur Eliasson
東京都庭園美術館 本館 大客室
【東京】
建築をみる2020 東京モダン生活(ライフ)東京都コレクションにみる1930年代
会期:9月27日(日)まで
入館料:900円
会場:東京都庭園美術館
旧朝香宮邸、現在は東京都庭園美術館本館となっている建物の魅力を紹介し、建設された1930年代当時の空気を今に伝え、モダン都市・東京のありようを描き出す企画展です。本館では、朝香宮邸当時の邸宅空間を再現し、新館ギャラリーでは東京都が所有する、1930年代に制作された絵画や家具、当時の様子を伝える写真や雑誌、当時流行していた衣服などの貴重な資料を展示します。◆東京都庭園美術館公式サイトはこちら
【東京】
建築をみる2020 東京モダン生活(ライフ)東京都コレクションにみる1930年代
会期:9月27日(日)まで
入館料:900円
会場:東京都庭園美術館
旧朝香宮邸、現在は東京都庭園美術館本館となっている建物の魅力を紹介し、建設された1930年代当時の空気を今に伝え、モダン都市・東京のありようを描き出す企画展です。本館では、朝香宮邸当時の邸宅空間を再現し、新館ギャラリーでは東京都が所有する、1930年代に制作された絵画や家具、当時の様子を伝える写真や雑誌、当時流行していた衣服などの貴重な資料を展示します。◆東京都庭園美術館公式サイトはこちら
《仏の海 001》 1995 © Hiroshi Sugimoto / Courtesy of Gallery Koyanagi
【京都】京都市京セラ美術館開館記念展「杉本博司 瑠璃の浄土」
会期:10月4日(日)まで
入館料:1,500円
会場:京都市京セラ美術館 新館〈東山キューブ〉
京都市民に親しまれてきた京都市美術館が、青木淳・西澤徹夫設計共同体が基本設計を担当した改修工事を終え、青木淳氏は同館の館長にも就任し、このほど京都市京セラ美術館としてリニューアルオープンしました。
新館〈東山キューブ〉では、開館記念展のひとつとして「杉本博司 瑠璃の浄土」が開催されています。
展覧会にあわせて新たに制作された、三十三間堂(京都蓮華王院本堂)中尊の大判写真を含む「仏の海」、本展が世界初公開となる大判のカラー写真作品など、写真を起点に、宗教・科学・芸術的探求心が交差しつつ発展する杉本氏の創造活動を一気に辿る大型展です。杉本氏がこれまでに蒐集してきた考古遺物も展示されます。館外の日本庭園には《硝子の茶室 聞鳥庵(モンドリアン)》も登場(展示は2021年1月31日まで)。◆京都京セラ美術館公式サイトはこちら
【京都】京都市京セラ美術館開館記念展「杉本博司 瑠璃の浄土」
会期:10月4日(日)まで
入館料:1,500円
会場:京都市京セラ美術館 新館〈東山キューブ〉
京都市民に親しまれてきた京都市美術館が、青木淳・西澤徹夫設計共同体が基本設計を担当した改修工事を終え、青木淳氏は同館の館長にも就任し、このほど京都市京セラ美術館としてリニューアルオープンしました。
新館〈東山キューブ〉では、開館記念展のひとつとして「杉本博司 瑠璃の浄土」が開催されています。
展覧会にあわせて新たに制作された、三十三間堂(京都蓮華王院本堂)中尊の大判写真を含む「仏の海」、本展が世界初公開となる大判のカラー写真作品など、写真を起点に、宗教・科学・芸術的探求心が交差しつつ発展する杉本氏の創造活動を一気に辿る大型展です。杉本氏がこれまでに蒐集してきた考古遺物も展示されます。館外の日本庭園には《硝子の茶室 聞鳥庵(モンドリアン)》も登場(展示は2021年1月31日まで)。◆京都京セラ美術館公式サイトはこちら
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