帰宅後すぐに手洗い!玄関につくる洗面コーナーのアイデア
手洗い意識の高まりを受け、玄関にも洗面台を設ける家づくりが注目を集めています。どんなデザインや取り入れ方ができそうか、Houzzの事例写真からアイデアをみてみましょう。
「帰ったらまずは手洗いとうがい」といった習慣はもともと日本人のライフスタイルの中で定着していましたが、今ではますます意識が高まりました。ただ、いざ手を洗うための動線を考えると、コートを脱いだり、室内のドアの開け閉め、部屋を通ったり、スイッチを付けたり、すでに様々なものを触れてしまうのが気になる、という声も最近は多く聞こえてきます。
感染予防としてはもちろん、子供が公園で遊んで帰宅の際、玄関先でガーデニングをした後、ペットの散歩後でも玄関に手洗い場があったら、と思ったことありませんか?最近ではそんな思いで新築やリフォームの計画の中でそのような相談も増えてきたそうです。手洗い場は住まいの第一印象となる玄関ですから、やはり見た目も気になります。どこに、どのようなデザインの手洗い場が可能か、いくつかの事例をご紹介しましょう。
感染予防としてはもちろん、子供が公園で遊んで帰宅の際、玄関先でガーデニングをした後、ペットの散歩後でも玄関に手洗い場があったら、と思ったことありませんか?最近ではそんな思いで新築やリフォームの計画の中でそのような相談も増えてきたそうです。手洗い場は住まいの第一印象となる玄関ですから、やはり見た目も気になります。どこに、どのようなデザインの手洗い場が可能か、いくつかの事例をご紹介しましょう。
ドアから見えないよう、少しだけ目隠し
目立ってしまうのが気になるようでしたら壁を利用すると良いでしょう。
こちらの手洗いコーナーはシューズクロークの壁がちょうど目隠しになりながら、靴を脱いで上がってすぐに手が洗える便利な位置につくられています。
ボックスの台はすっきりしたスマートなデザインであると同時に、ハンドタオルなど、使う物もしっかり収納できそうですね。
手を洗う程度であればそれほど物が多くないかもしれませんが、プランニングの際にはニーズに合わせた収納も考えると良いでしょう。
目立ってしまうのが気になるようでしたら壁を利用すると良いでしょう。
こちらの手洗いコーナーはシューズクロークの壁がちょうど目隠しになりながら、靴を脱いで上がってすぐに手が洗える便利な位置につくられています。
ボックスの台はすっきりしたスマートなデザインであると同時に、ハンドタオルなど、使う物もしっかり収納できそうですね。
手を洗う程度であればそれほど物が多くないかもしれませんが、プランニングの際にはニーズに合わせた収納も考えると良いでしょう。
ウォークスルーのシューズクロークのあるこちらのお住まいでは2つの出入り口の間を広めの手洗いスペースとして活用しています。
玄関側の壁を低めにしていることで見せたくない部分はしっかりと隠しながらも開放感を残すことができています。程よいプライバシーがあるため、ゲストにとっても気兼ねなく使ってもらえそうです。
余計なものを持ち込まないために。見直すべき玄関収納
玄関側の壁を低めにしていることで見せたくない部分はしっかりと隠しながらも開放感を残すことができています。程よいプライバシーがあるため、ゲストにとっても気兼ねなく使ってもらえそうです。
余計なものを持ち込まないために。見直すべき玄関収納
シューズクロークの中に設ける
ウォークスルーのシューズクロークは日々家族が出入りするためによく使われます。
シューズクロークの中に手洗い場を設ければ帰宅後の動線もスムーズに。コートを脱いだり、外で使っていたスポーツグッズや公園のおもちゃを片付け、手を洗うと考えますと理想的な位置ですね。個人的には靴磨きをして手が汚れた時に近くに洗い場があったら、と何度も思ったことがあります。
土間に設けることで多少床が濡れたりしても気にならず、掃除や土や砂がついた遊び道具も安心して洗えます。
すっきりした玄関を実現する、シューズクロークをつくろう
ウォークスルーのシューズクロークは日々家族が出入りするためによく使われます。
シューズクロークの中に手洗い場を設ければ帰宅後の動線もスムーズに。コートを脱いだり、外で使っていたスポーツグッズや公園のおもちゃを片付け、手を洗うと考えますと理想的な位置ですね。個人的には靴磨きをして手が汚れた時に近くに洗い場があったら、と何度も思ったことがあります。
土間に設けることで多少床が濡れたりしても気にならず、掃除や土や砂がついた遊び道具も安心して洗えます。
すっきりした玄関を実現する、シューズクロークをつくろう
ニッチに収めてまるでディスプレイのような演出を
玄関と階段の間にコンパクトにまとめたおしゃれな手洗い。ニッチと呼ばれる壁面のくぼみを利用しています。モルタルの質感が印象的です。
玄関と階段に挟まれているレイアウトですと人通りも多く、目線につきやすい場所です。色や素材、ライティングにも拘って一つの「見せ場」をつくるような考えで計画を。
玄関と階段の間にコンパクトにまとめたおしゃれな手洗い。ニッチと呼ばれる壁面のくぼみを利用しています。モルタルの質感が印象的です。
玄関と階段に挟まれているレイアウトですと人通りも多く、目線につきやすい場所です。色や素材、ライティングにも拘って一つの「見せ場」をつくるような考えで計画を。
こちらもニッチを上手に活用している実例です。インドネシア産の大きな丸太をベース使いにシンクをのせた、高級感溢れた手洗いコーナーです。
コンパクトな空間でありながら、ベーシン、タオル、ソープ、鏡としっかりと必要な要素がすてきにまとまっています。まるで美術品のような、ついつい立ち止まって眺めてしまいそうなムーディーな雰囲気ですね。
玄関の写真をみる
コンパクトな空間でありながら、ベーシン、タオル、ソープ、鏡としっかりと必要な要素がすてきにまとまっています。まるで美術品のような、ついつい立ち止まって眺めてしまいそうなムーディーな雰囲気ですね。
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多目的に使えるスロップシンク
洗濯の手洗いや掃除などに使う機能的なスロップシンクはユーティリティーやベランダにつけるのが一般的でしたが最近ではデザインもおしゃれになり、インテリアのなか、とくに玄関スペースに取り入れるケースも増えてきました。
手洗い場としてはもちろん、バケツやジョウロに水をくんだり、外で遊んで汚れたおもちゃを洗うにも嬉しいサイズです。
洗濯の手洗いや掃除などに使う機能的なスロップシンクはユーティリティーやベランダにつけるのが一般的でしたが最近ではデザインもおしゃれになり、インテリアのなか、とくに玄関スペースに取り入れるケースも増えてきました。
手洗い場としてはもちろん、バケツやジョウロに水をくんだり、外で遊んで汚れたおもちゃを洗うにも嬉しいサイズです。
ヴィヴィッドな黄色い壁をバックにすれば、シンプルなスロップシンクもおしゃれに変身。
壁を特徴的にすることで手洗いコーナーの印象も大きく変わります。
壁を特徴的にすることで手洗いコーナーの印象も大きく変わります。
浅めのスロップシンクのような、大きめのベーシン(洗面器)。シンプルモダンや和モダンな空間にもよく似合いそうなすっきりしたデザインでオレンジの水栓が特徴的なアクセントになっています。
狭い空間ではコーナーを活用
靴の収納やクローク、近くにトイレがあったりと、玄関ホールは大きさの割に要素が多い場所でもあります。
あまりスペースが取れない場合はコーナーを使って小さめなアレンジを検討してみてはいかがでしょう。三角にカウンターを設ければスペースもそれほど取らずにコンパクトにまとめることができます。
手洗いの上も活用し、小物も置いたり、ちょっとしたオブジェを飾れば素敵なコーナーに仕上がります。
靴の収納やクローク、近くにトイレがあったりと、玄関ホールは大きさの割に要素が多い場所でもあります。
あまりスペースが取れない場合はコーナーを使って小さめなアレンジを検討してみてはいかがでしょう。三角にカウンターを設ければスペースもそれほど取らずにコンパクトにまとめることができます。
手洗いの上も活用し、小物も置いたり、ちょっとしたオブジェを飾れば素敵なコーナーに仕上がります。
古い家具をアップサイクル
インパクトのある手洗い場を、と思ったら古い家具をリメイクしてみてはいかがでしょう。玄関に合ったテイストの家具を改造することで空間にもしっくりと馴染み、そのユニークさもまたカンバセーションピースとなるはずです。
使いたい家具があったり、これから住まいにプラスするアイテムを探したいと思われたら、専門家とご相談されるのがおすすめです。デザイン面や、使える設備に関しても適切なアドバイスを得やすくなるでしょう。
古いものに新しい価値を与える「アップサイクル」のすすめ
インテリアコーディネーターに相談する
インパクトのある手洗い場を、と思ったら古い家具をリメイクしてみてはいかがでしょう。玄関に合ったテイストの家具を改造することで空間にもしっくりと馴染み、そのユニークさもまたカンバセーションピースとなるはずです。
使いたい家具があったり、これから住まいにプラスするアイテムを探したいと思われたら、専門家とご相談されるのがおすすめです。デザイン面や、使える設備に関しても適切なアドバイスを得やすくなるでしょう。
古いものに新しい価値を与える「アップサイクル」のすすめ
インテリアコーディネーターに相談する
下駄箱とひとつながりに見える手洗い場。靴を脱いだらまず手洗いといったルールがしっかりと守れそうですね。家具の色や素材を揃えることで一体感が出て、見た目にも優しくなります。
シンクの台は靴箱より低めですが、壁に取り付けた棚の高さを揃えて1本のラインをつくり上げているところもぜひ注目したい、すっきりと見せるためのポイントです。
ボウルや水栓も、インテリアのスタイルに合わせてセレクトすれば違和感のない存在に。手洗い器を単独で一つの要素としてではなく、空間全体をイメージしながら取り入れると、より玄関スペースに馴染むようにつくれます。