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こもり感で集中力アップ!ホームオフィスとして使える小屋の記事まとめ
住まいの敷地の一角に建てられた、小さな小屋。扉を開けると、そこはなんとホームオフィス! コンパクトだからこそこもり感が味わえる、“ホームオフィス小屋”の記事をまとめてお届けします。
藤間紗花
2020年6月28日
フリーライター、Houzzコントリビューター。埼玉県出身。2018年より都内の戸建て狭小住宅へ移り住み、現在は夫と0歳の娘と暮らしています。住まいに関する悩みや子育てについてなど、専門家の方々へインタビューしながら発信していきます。
フリーライター、Houzzコントリビューター。埼玉県出身。2018年より都内の戸建て狭小住宅へ移り住み、現在は夫と0歳の娘と暮らしています。住まいに関する悩みや子育てについてなど、専門家の方々へインタビューしながら発信していきます... もっと見る
裏庭に建てられた小さな小屋。物置としてしか利用できないと思っていませんか? 実は、コンパクトで“こもり感”抜群な小屋は、ホームオフィスに最適なんです。
Houzzツアーではこれまで、ユニークで快適なさまざまな住まいをご紹介してきました。今回はその中から、ホームオフィスとして使われる小屋にフィーチャーした記事をまとめてお届けします。
Houzzツアーではこれまで、ユニークで快適なさまざまな住まいをご紹介してきました。今回はその中から、ホームオフィスとして使われる小屋にフィーチャーした記事をまとめてお届けします。
住まいにスペースがないなら、小屋を建ててみよう
こちらは、アメリカ・カンザス州に暮らす建築家のホームオフィス。住まいの裏庭に建てられた、11.1平米の小屋です。
オーナーは当初、家族と暮らす家のどこにオフィスを設けるべきか悩んだのだそう。余っている部屋はなく、未完成のままの地下室には大掛かりな工事が必要だったため、裏庭に小屋を作ることを思いついたのだとか。
こちらは、アメリカ・カンザス州に暮らす建築家のホームオフィス。住まいの裏庭に建てられた、11.1平米の小屋です。
オーナーは当初、家族と暮らす家のどこにオフィスを設けるべきか悩んだのだそう。余っている部屋はなく、未完成のままの地下室には大掛かりな工事が必要だったため、裏庭に小屋を作ることを思いついたのだとか。
シンプルな内部には、オーナー自らデザインした1人用の作業デスクと、高さ2.1メートル強の壁に作り付けられた本棚があります。本棚には、オーナーの集めた豊富な建築・デザイン関連の本が収容されています。
当初設計事務所のオフィスとしてつくられたこちらのホームオフィスは、従業員が増えたのを機に、オーナーのプライベートな空間となりました。現在は、大学の建築学部で担当する授業の準備の場所として使っているそうです。
詳しい記事はこちらから:建築事務所のホームオフィスは庭に建てた小屋!
当初設計事務所のオフィスとしてつくられたこちらのホームオフィスは、従業員が増えたのを機に、オーナーのプライベートな空間となりました。現在は、大学の建築学部で担当する授業の準備の場所として使っているそうです。
詳しい記事はこちらから:建築事務所のホームオフィスは庭に建てた小屋!
廃材を使って建てられたサステナブルな小屋
アメリカ・カリフォルニア州サンタバーバラにある約8.4平米の小屋。この小屋は、自分たちで設計したホテルとレストランを経営するオーナー夫妻の仕事部屋としてだけでなく、通りと裏庭の間の中間地帯として、人目につかないごみ箱置き場としてなど、多目的に活用されています。
アメリカ・カリフォルニア州サンタバーバラにある約8.4平米の小屋。この小屋は、自分たちで設計したホテルとレストランを経営するオーナー夫妻の仕事部屋としてだけでなく、通りと裏庭の間の中間地帯として、人目につかないごみ箱置き場としてなど、多目的に活用されています。
FSC(森林管理協議会)認証のレッドウッド材や、廃棄されていた窓などの古材を使って小屋は作られました。小屋の前面に取りつけられた真鍮製のアートは、オーナーが15年前にフロリダのリサイクル店で見つけたもの。また、こちらの写真の奥に見える横長の窓は、NGOが運営する建築資材のアウトレットで30ドルほどで手に入れられたものだとか。
エコな素材を活用してつくられたホームオフィスは、環境への負荷を抑え、唯一無二の心地よさも叶えてくれます。
詳しい記事はこちらから:ただ中にいるだけで心地よい、コンパクトでエコな裏庭の小屋!
エコな素材を活用してつくられたホームオフィスは、環境への負荷を抑え、唯一無二の心地よさも叶えてくれます。
詳しい記事はこちらから:ただ中にいるだけで心地よい、コンパクトでエコな裏庭の小屋!
低予算でもおしゃれなホームオフィスを実現!
こちらは、イギリス・ロンドンの民家の庭の端に立つ、約14平米の小屋。フリーランスとして働くカップルのホームオフィスとして利用されています。
依頼を受けた建築家は、「予算が限られていても想像力を駆使すれば、“おしゃれではない”素材を使ってもできることがあることを示す場所にしたかった」のだそう。安くて耐久性が高いシートと粗挽きの木材は、サステナビリティを考慮している地元の会社から購入したものです。
こちらは、イギリス・ロンドンの民家の庭の端に立つ、約14平米の小屋。フリーランスとして働くカップルのホームオフィスとして利用されています。
依頼を受けた建築家は、「予算が限られていても想像力を駆使すれば、“おしゃれではない”素材を使ってもできることがあることを示す場所にしたかった」のだそう。安くて耐久性が高いシートと粗挽きの木材は、サステナビリティを考慮している地元の会社から購入したものです。
天井の梁をそのまま利用して本棚としたため、オフィスに持ち込んだ家具は椅子とテーブルのみ。奥に設けられた天窓からは、晴れた日には日光が注ぎ込みます。
オーナーカップルにとって、庭を楽しめることも必須事項だったそう。天井まで伸びる掃き出しのドアは、仕事中にも庭の豊かな自然を楽しませてくれます。
詳しい記事はこちらから:こんなところで仕事がしたい! 裏庭に建てたホームオフィス用の小屋
オーナーカップルにとって、庭を楽しめることも必須事項だったそう。天井まで伸びる掃き出しのドアは、仕事中にも庭の豊かな自然を楽しませてくれます。
詳しい記事はこちらから:こんなところで仕事がしたい! 裏庭に建てたホームオフィス用の小屋
1年中、多目的に利用できる物置小屋
イギリス・ロンドンにある、建築家とその家族が暮らす住まい。こちらの小屋は、ビクトリアン様式のテラスハウスの庭にあります。主にオフィスや書斎として活用されているものの、ホームシアターやホームバー、ガーデンルームとしてなど、多目的に使われているそう。
建築基準の必要条件を上回る断熱性があり、暖房もついているので、1年中小屋の中で過ごすことが可能です。とくに、東向きのため夏の間は涼しく快適に過ごせます。
イギリス・ロンドンにある、建築家とその家族が暮らす住まい。こちらの小屋は、ビクトリアン様式のテラスハウスの庭にあります。主にオフィスや書斎として活用されているものの、ホームシアターやホームバー、ガーデンルームとしてなど、多目的に使われているそう。
建築基準の必要条件を上回る断熱性があり、暖房もついているので、1年中小屋の中で過ごすことが可能です。とくに、東向きのため夏の間は涼しく快適に過ごせます。
室内には、床から天井までの高さがある本棚や、木製のデスクと椅子を囲う合板の壁、映像を映し出せる壁、鮮やかな黄色いソファがあります。天気のいい日には、ソファを庭に持ち出すことも。
この小屋の存在のおかげで、庭自体をリビングのように楽しめるようになったとオーナー家族は話しています。
詳しい記事はこちらから:庭で過ごす時間が特別に。素敵すぎる物置小屋へようこそ
この小屋の存在のおかげで、庭自体をリビングのように楽しめるようになったとオーナー家族は話しています。
詳しい記事はこちらから:庭で過ごす時間が特別に。素敵すぎる物置小屋へようこそ
自然の中に建てられた、理想のホームオフィス
アメリカ・ワシントン州のサンフアン島にあるこちらの小屋。海を望む住まいから90メートルほど離れた、常緑植物の茂みに囲まれた場所に建っています。
主に文筆家であるオーナーカップルの執筆用キャビンとして使われているものの、薪ストーブのあるソファエリア、簡易キッチン、バスルーム、壁面収納ベッドも用意されており、来客時にはゲストルームとしても機能します。
アメリカ・ワシントン州のサンフアン島にあるこちらの小屋。海を望む住まいから90メートルほど離れた、常緑植物の茂みに囲まれた場所に建っています。
主に文筆家であるオーナーカップルの執筆用キャビンとして使われているものの、薪ストーブのあるソファエリア、簡易キッチン、バスルーム、壁面収納ベッドも用意されており、来客時にはゲストルームとしても機能します。
使わないときには、3面のデッキを折り上げて、小屋を閉め切ることができるのが最大の特長。デッキの表面には、木目が細かく詰まっており、滑りにくく腐敗しにくいという優れた性質を持つイペ材が採用されています。
室内の天井一面にも同じくイペ材が張り巡らされており、オーク合板フローリングと美しいコントラストをつくり出しています。こもり感が集中力を上げてくれるだけでなく、休憩中には思い切りリラックスさせてくれる、まさに理想的なホームオフィスです。
詳しい記事はこちらから:置き場所があれば絶対にほしい! 開閉自在な「執筆小屋」
室内の天井一面にも同じくイペ材が張り巡らされており、オーク合板フローリングと美しいコントラストをつくり出しています。こもり感が集中力を上げてくれるだけでなく、休憩中には思い切りリラックスさせてくれる、まさに理想的なホームオフィスです。
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