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梅雨から初夏のガーデニング注意点
梅雨はガーデニングの失敗が多くなる時期。上手に対策をして元気な庭と一緒に夏を迎えましょう!

新緑が美しい季節を過ぎ、梅雨がやってきました。じめじめとした湿度の高い状況は、ガーデニングにおいて様々な問題の原因となってしまいます。春に植えた苗がうまく育っていくかどうかは、梅雨時の管理にかかっています。上手に対策して、梅雨を乗り切りましょう!梅雨に発生しやすい病害虫とその対策方法をご紹介します。
梅雨時に発生する病害虫①
ナメクジ・カタツムリ
梅雨の風物詩ともいうべき存在ですが、ガーデニングでは植物の葉や花、実を食べてしまう厄介者。春先から出現しますが、梅雨に入ると一気に増え、被害が拡大します。食害されている植物の葉などにキラキラとした筋が残っていたら、ナメクジ・カタツムリの仕業です。彼らの粘液が筋となって残っているのです。
専用の殺虫剤を使用すると効果的に駆除できます。薬に抵抗がある場合、コーヒー殻や卵の殻を地面に撒くと、ナメクジ・カタツムリが嫌うため、被害対策になるといわれています。
ナメクジ・カタツムリ
梅雨の風物詩ともいうべき存在ですが、ガーデニングでは植物の葉や花、実を食べてしまう厄介者。春先から出現しますが、梅雨に入ると一気に増え、被害が拡大します。食害されている植物の葉などにキラキラとした筋が残っていたら、ナメクジ・カタツムリの仕業です。彼らの粘液が筋となって残っているのです。
専用の殺虫剤を使用すると効果的に駆除できます。薬に抵抗がある場合、コーヒー殻や卵の殻を地面に撒くと、ナメクジ・カタツムリが嫌うため、被害対策になるといわれています。
梅雨時に発生する病害虫②
アブラムシ
ガーデニングをやったことがある方ならば、一度は悩まされたことがあるのではないでしょうか?2~3mm程度の小さな虫が群れるように新梢や葉の裏、茎にくっつき、植物の汁を吸います。数が少ないうちは大きな被害にはなりませんが、大量発生すると葉の光合成能力が落ちてしまったり、ウイルス病を媒介してしまったりします。
風通しをよくすることが予防になります。混みあった場所はすっきりさせておきましょう。
アブラムシ
ガーデニングをやったことがある方ならば、一度は悩まされたことがあるのではないでしょうか?2~3mm程度の小さな虫が群れるように新梢や葉の裏、茎にくっつき、植物の汁を吸います。数が少ないうちは大きな被害にはなりませんが、大量発生すると葉の光合成能力が落ちてしまったり、ウイルス病を媒介してしまったりします。
風通しをよくすることが予防になります。混みあった場所はすっきりさせておきましょう。
梅雨時に発生する病害虫③
灰色かび病
その名の通り、カビによって引き起こされる病気です。はじめは褐色の小さな斑点が生じ、徐々に拡大していくと、その部分がやがて枯れ、灰色のカビに覆われます。植物体の葉・花・茎・実など様々な部分に現れ、鑑賞価値・収量の低下、生育阻害など大きな被害となります。
湿度が多い時期に発生が多くなるので、梅雨時は要注意。発生した部分は感染源となるので。すぐに取り除くことが大事です。
造園・ガーデングの専門家を探す
灰色かび病
その名の通り、カビによって引き起こされる病気です。はじめは褐色の小さな斑点が生じ、徐々に拡大していくと、その部分がやがて枯れ、灰色のカビに覆われます。植物体の葉・花・茎・実など様々な部分に現れ、鑑賞価値・収量の低下、生育阻害など大きな被害となります。
湿度が多い時期に発生が多くなるので、梅雨時は要注意。発生した部分は感染源となるので。すぐに取り除くことが大事です。
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梅雨時に発生する病害虫④
べと病
こちらもカビによって引き起こされる病気です。最初は葉の上に小さな淡緑色の斑点が生じ、それが拡大していき灰白色の病斑となります。多湿な状況だと葉の裏にすす状のカビが発生することもあります。症状が激しいと葉が枯れ落ち、大きな被害となることもあります。
水を介して感染するので、長く雨が続いたときに発生しやすいです。発生した葉は感染源となるので、すぐに取り除きましょう。
こういった病害虫を防ぐにはどうすればよいのか、対策をご紹介します。
べと病
こちらもカビによって引き起こされる病気です。最初は葉の上に小さな淡緑色の斑点が生じ、それが拡大していき灰白色の病斑となります。多湿な状況だと葉の裏にすす状のカビが発生することもあります。症状が激しいと葉が枯れ落ち、大きな被害となることもあります。
水を介して感染するので、長く雨が続いたときに発生しやすいです。発生した葉は感染源となるので、すぐに取り除きましょう。
こういった病害虫を防ぐにはどうすればよいのか、対策をご紹介します。
対策①
風通し確保
梅雨時の病害虫を予防するには、とにかく風通しの確保が大切です。枯れた葉は取り除き、枝や葉が混み合っている場所は、剪定をしてすっきりさせておきましょう。花ガラなども早めに摘んでください。植栽時にスペースの余裕をもって植えることも大切です。鉢植えなど移動できるものは、間隔をあけて置くと良いでしょう。
風通し確保
梅雨時の病害虫を予防するには、とにかく風通しの確保が大切です。枯れた葉は取り除き、枝や葉が混み合っている場所は、剪定をしてすっきりさせておきましょう。花ガラなども早めに摘んでください。植栽時にスペースの余裕をもって植えることも大切です。鉢植えなど移動できるものは、間隔をあけて置くと良いでしょう。
対策②
泥ハネ防止
土中には病気の元となる菌やウイルスが存在します。雨や水やりの際に泥がはねると、菌やウイルスが植物に付着し、病気に感染する原因となります。マルチングを行って、泥ハネを防止することで病気の感染を防げます。様々な資材がありますが、完熟腐葉土や敷き藁が一般的。お好みの資材を選べば、庭の雰囲気も大きく変わりますよ。
泥ハネ防止
土中には病気の元となる菌やウイルスが存在します。雨や水やりの際に泥がはねると、菌やウイルスが植物に付着し、病気に感染する原因となります。マルチングを行って、泥ハネを防止することで病気の感染を防げます。様々な資材がありますが、完熟腐葉土や敷き藁が一般的。お好みの資材を選べば、庭の雰囲気も大きく変わりますよ。
対策③
水はけ・排水チェック
雨の後、いつまで経っても庭から水たまりがなくならない、なんてことありませんか?庭の排水性は植物の生育環境にとって、とても重要な要素です。
雨後の水の引きが悪い場合は、土は粘土質ではないか?でこぼこやおかしな勾配はないか?排水マスが詰まっていないか?などをチェック。複数の要因が重なっていることもあるので、専門業者に相談するのもおすすめです。
水はけ・排水チェック
雨の後、いつまで経っても庭から水たまりがなくならない、なんてことありませんか?庭の排水性は植物の生育環境にとって、とても重要な要素です。
雨後の水の引きが悪い場合は、土は粘土質ではないか?でこぼこやおかしな勾配はないか?排水マスが詰まっていないか?などをチェック。複数の要因が重なっていることもあるので、専門業者に相談するのもおすすめです。
対策④
水やり頻度に注意
植物は根でも呼吸しています。そのため、ずっと土が湿った状態だと、根が酸欠状態となって根腐れを起こしてしまいます。土の状態をよく確認し、湿っているようであれば水やりは行わなくて大丈夫。土が乾いたらたっぷりとあげるようにして、メリハリのある水やりを心がけましょう。
水やり頻度に注意
植物は根でも呼吸しています。そのため、ずっと土が湿った状態だと、根が酸欠状態となって根腐れを起こしてしまいます。土の状態をよく確認し、湿っているようであれば水やりは行わなくて大丈夫。土が乾いたらたっぷりとあげるようにして、メリハリのある水やりを心がけましょう。
対策⑤
鉢を浮かす
鉢植えの場合は、レンガやすのこ、ポットフィートなどを使って底を浮かすと通気性が良くなり、蒸れが改善されます。また、鉢の下に隠れるナメクジなどの被害も軽減させることができます。
鉢皿の使用はおすすめできません。鉢皿に水がたまっていると、土がずっと湿ってしまい根腐れの原因になります。なるべく鉢の底は乾いた状態を保ちましょう。
鉢を浮かす
鉢植えの場合は、レンガやすのこ、ポットフィートなどを使って底を浮かすと通気性が良くなり、蒸れが改善されます。また、鉢の下に隠れるナメクジなどの被害も軽減させることができます。
鉢皿の使用はおすすめできません。鉢皿に水がたまっていると、土がずっと湿ってしまい根腐れの原因になります。なるべく鉢の底は乾いた状態を保ちましょう。
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