コメント
夏もヒュッゲな北欧インテリアを楽しもう
明るい光や自然の要素を涼しげな色とともに取り入れる、夏の北欧インテリア。日本でも手軽に楽しむヒントをみていきましょう。
ブラッキン・ヘザー
2022年8月17日
Houzz contributor.
Home Life Style インテリア、収納空間デザイン。
「贅沢な時間を過ごせる、あなたらしい心地よい住まいづくり」をモットーに、一人ひとりの個性や「好き」を引き出しながらのインテリアのコーディネーション、
より快適な暮らしのためのライフスタイルに合わせた収納計画のご提案をいたします。
著書「ふつうの住まいでかなえる外国スタイルの部屋づくり(文藝春秋)
Interior decoration and storage space planning in Tokyo, Japan. English/Japanese bilingual, with interior design and decoration experience in Europe and Japan.
Houzz contributor.
Home Life Style インテリア、収納空間デザイン。
「贅沢な時間を過ごせる、あなたらしい心地よい住まいづくり」をモットーに、一人ひとりの個性や「好き」を引き出しながらのインテリアのコーディネーション、
より快適な暮らしのためのライフスタイルに合わせた収納計画のご提案をいたします。
... もっと見る
北欧インテリアといえば寒くて暗い冬を凌ぐためのほっこりとした、温もりのある部屋をイメージします。柔らかなブランケット、ふわふわのラグ、キャンドルライトなど、日が短い冬を快適に過ごすまさに「ヒュッゲ」なライフスタイルが思い浮かびます。
日が短い冬と反対に、夏は白夜が訪れます。夜遅くまで明るく、気候もよく、室内よりも屋外で過ごす時間が長くなる季節です。
日が短い冬と反対に、夏は白夜が訪れます。夜遅くまで明るく、気候もよく、室内よりも屋外で過ごす時間が長くなる季節です。
多くの人は森や湖など、自然のなかにあるサマーハウスで過ごします。太陽の日差しを浴びながら自然の中での生活を簡素に楽しむのが北欧流の夏の過ごし方。もちろん、インテリアも夏を意識してちょっとした工夫も楽しみます。
もともとシンプルが基本な北欧インテリアはちょっとしたアレンジで季節感も出しやすいのでしょう。
もともとシンプルが基本な北欧インテリアはちょっとしたアレンジで季節感も出しやすいのでしょう。
素材感を楽しむホワイトインテリア
北欧インテリアといえば白が基調であるシンプルで清潔感のあるスタイル。冬は日照時間が短いため、部屋の中をできるだけ明るくしたいのがその主な理由です。白いベースだからこそ模様替えも比較的簡単にできます。
夏になればリネンのクッション、コットンのラグ、ざらざらしたジュートやカゴなど、肌触りや見た目が涼しげなアイテムを取り入れて夏らしさを出すことができます。
北欧・スカンジナビアスタイルとは?
北欧インテリアといえば白が基調であるシンプルで清潔感のあるスタイル。冬は日照時間が短いため、部屋の中をできるだけ明るくしたいのがその主な理由です。白いベースだからこそ模様替えも比較的簡単にできます。
夏になればリネンのクッション、コットンのラグ、ざらざらしたジュートやカゴなど、肌触りや見た目が涼しげなアイテムを取り入れて夏らしさを出すことができます。
北欧・スカンジナビアスタイルとは?
夜も快適に眠れるベッドルームに
寝室も、快適に眠りに入れるような工夫をしてみましょう。ライトな感じでシンプルですっきりした柄のファブリックを使って北欧のサマーハウス風のアレンジに。
薄手のブランケットやデコラティブクッション、肌触りの良い足元のラグで楽しくコーディネートしてみてください。夏らしいストライプも柄もぜひおすすめです。
寝室も、快適に眠りに入れるような工夫をしてみましょう。ライトな感じでシンプルですっきりした柄のファブリックを使って北欧のサマーハウス風のアレンジに。
薄手のブランケットやデコラティブクッション、肌触りの良い足元のラグで楽しくコーディネートしてみてください。夏らしいストライプも柄もぜひおすすめです。
クールな色使いで体感温度を下げる
リビングではファブリック類の他、涼しげなガラス素材のアイテムを。少し変えるだけでも気持ちが大きく変わるはずです。
色によって体感温度が2〜3度変わってくるのはご存知ですか?例えば赤やオレンジなど、暖色を見るとなんとなくぽかぽかっと暖かく感じるのと同じように、ブルーやグリーンのような寒色ではひんやりと涼しく感じます。
体感温度マイナス3℃のインテリアカラーで、猛暑を乗り切ろう
リビングではファブリック類の他、涼しげなガラス素材のアイテムを。少し変えるだけでも気持ちが大きく変わるはずです。
色によって体感温度が2〜3度変わってくるのはご存知ですか?例えば赤やオレンジなど、暖色を見るとなんとなくぽかぽかっと暖かく感じるのと同じように、ブルーやグリーンのような寒色ではひんやりと涼しく感じます。
体感温度マイナス3℃のインテリアカラーで、猛暑を乗り切ろう
こちらも夏らしいファブリックを使ったサマーハウス。シンプルでモダンなデザインに、チェックのクッションやデイベッドのストライプのベースが印象的です。
パステルカラーでも大人っぽく
北欧インテリアでは、パステルカラーもよく見られます。パステルとはキュートなイメージが強いですが、白やグレーのようなモノトーンを基本に、ワンポイントだけ取り入れれば大人っぽい仕上がりに。写真のように、パステル同士でコントラストする色を組み合わせても綺麗ですね。優しいメリハリがどこか夏らしく、新鮮です。
北欧インテリアでは、パステルカラーもよく見られます。パステルとはキュートなイメージが強いですが、白やグレーのようなモノトーンを基本に、ワンポイントだけ取り入れれば大人っぽい仕上がりに。写真のように、パステル同士でコントラストする色を組み合わせても綺麗ですね。優しいメリハリがどこか夏らしく、新鮮です。
光をたくさん取り入れる
北欧の住まいの大きな特徴が自然光の取り入れ方です。外からの光はインテリアの一部にもなります。とくに白夜の時期は最大限に光を楽しむ時期です。
カーテンはほとんど開けっぱなしでなかにはカーテンを付けない人も。北欧では、カーテンはシンプルに壁や部屋全体に馴染む白が人気あります。
人の目が気にならない場所なら、カーテン、レースカーテンも思いっきり開けて部屋を明るくして、自然の光を取り入れてみましょう。
「ヒュッゲ」な日本の夏の過ごし方
北欧の住まいの大きな特徴が自然光の取り入れ方です。外からの光はインテリアの一部にもなります。とくに白夜の時期は最大限に光を楽しむ時期です。
カーテンはほとんど開けっぱなしでなかにはカーテンを付けない人も。北欧では、カーテンはシンプルに壁や部屋全体に馴染む白が人気あります。
人の目が気にならない場所なら、カーテン、レースカーテンも思いっきり開けて部屋を明るくして、自然の光を取り入れてみましょう。
「ヒュッゲ」な日本の夏の過ごし方
抜け感のある照明器具
ナチュラルな素材で軽めな「抜け感」のある照明器具はまさに夏にぴったりなスタイル。写真のペンダントはまるで風が抜けてくるのが感じられそうなぐらいですね。ダイニング周りの夏らしい演出に、藤やラタンのペンダントを。
ナチュラルな素材で軽めな「抜け感」のある照明器具はまさに夏にぴったりなスタイル。写真のペンダントはまるで風が抜けてくるのが感じられそうなぐらいですね。ダイニング周りの夏らしい演出に、藤やラタンのペンダントを。
室内でも自然を楽しむ
自然を愛する北欧の人々は住まいでも観葉植物をたくさん飾ります。大きめなものを床置きにしたり、窓辺、テーブルなど、様々な場所にあるのが北欧インテリアの特徴。爽やかなグリーンは見た目も涼しく、気持ちも癒す効果を持ちます。
自然を愛する北欧の人々は住まいでも観葉植物をたくさん飾ります。大きめなものを床置きにしたり、窓辺、テーブルなど、様々な場所にあるのが北欧インテリアの特徴。爽やかなグリーンは見た目も涼しく、気持ちも癒す効果を持ちます。
庭で花を摘んでテーブルやキッチンカウンターなど、家中に無造作に花を飾るのも北欧の夏のライフスタイルの一環でもあります。
大きな花束もインパクトありますが、小さな花瓶に小分けし、ベッドルームや玄関、バスルームなど、家のあらゆる場所で楽しんでみませんか。ガラス花瓶でさらに涼しげに見えます。
プロに聞く!観葉植物でおしゃれなインテリアを作る方法
大きな花束もインパクトありますが、小さな花瓶に小分けし、ベッドルームや玄関、バスルームなど、家のあらゆる場所で楽しんでみませんか。ガラス花瓶でさらに涼しげに見えます。
プロに聞く!観葉植物でおしゃれなインテリアを作る方法
アウトドアリビングにもこだわって
北欧の夏といえば欠かせないのがアウトドアリビング。広さに関わらず、屋外での生活を楽しみます。家具や植物はもちろん、クッションやラグも使ったり、好きなものを飾って屋外であっても一つの生活空間として考えはインテリアと同じです。
日中は暑い日本の夏でも、朝食や、夕方、食後のドリンクを楽しめる空間として活用してみてはいかがでしょう。
「ヒュッゲ」の考え方に学ぶ、家で過ごす日の時間割
北欧の夏といえば欠かせないのがアウトドアリビング。広さに関わらず、屋外での生活を楽しみます。家具や植物はもちろん、クッションやラグも使ったり、好きなものを飾って屋外であっても一つの生活空間として考えはインテリアと同じです。
日中は暑い日本の夏でも、朝食や、夕方、食後のドリンクを楽しめる空間として活用してみてはいかがでしょう。
「ヒュッゲ」の考え方に学ぶ、家で過ごす日の時間割
おすすめの記事
専門家とのやりとり
プロと一緒に部屋づくりをして、素敵なインテリアを手に入れよう
部屋づくりをインテリアの専門家に依頼すると、自分では思いつかない提案がもらえることも。プロに依頼するメリットや探し方などをご紹介します。
続きを読む
コーディネート・スタイリング
おしゃれな室内インテリアにする、クッションの上手な選び方
文/片岸千代子
クッションはインテリアとしても優秀。春夏のクッションから、秋冬仕様に“衣替え”してみませんか?
続きを読む
暮らしのヒント
テレビのあり方を考えよう。テレビを主役にしないインテリアのススメ
「かっこいいリビングには大きなテレビが必要」と思い込んでいませんか? ライフスタイルが変化している今、テレビのあり方やリビングでの過ごし方について考えてみましょう。
続きを読む
名作デザイン
現代に生きる、ウィリアム・モリスのテキスタイルデザイン
アーツ&クラフツ運動に影響を与えた近代デザインの父、ウィリアム・モリス。多彩なデザイン活動の中で最もよく知られるのはそのテキスタイル。美しい植物文様が現代のインテリアにも盛んに取り入れられています。
続きを読む
名作デザイン
ウィリアム・モリスのものづくり精神とテキスタイルデザイン
イギリスの文化芸術、特に室内装飾の分野で大きな功績を残したモリスのものづくりについて、テキスタイルデザインを中心にご紹介します。
続きを読む
コーディネート・スタイリング
ブランケット、クッション、ファブリックパネルで秋冬のインテリアにチェンジ!
インテリアに季節感を取り入れるのに、最も気軽に使えるのはファブリック。なかでもすぐに試せるブランケット、クッション、ファブリックパネルで小さな模様替えをしてみませんか?
続きを読む
コーディネート・スタイリング
ソファはなきゃダメ?ソファのない暮らしを選ぶ理由
リビングにはソファを置くのが当たり前、と思っていませんか?ライフスタイルによっては、ソファを置かないという選択肢もあります。
続きを読む
寝室の記事
狭い寝室のためのベッドとベッドまわりのアイデア
寝室をリラックスできる空間にし、ぐっすり眠るのは重要です。狭い寝室を快適にするための、インテリアのアイデアをチェックしてみましょう。
続きを読む