コメント
おうち時間に片付けがはかどるアイデア
ずっと家で過ごしているのに、なぜか家を片付ける気が起きない?そんなあなたのために、楽しい片付け法をご提案します!
栗原晶子|Akiko Kurihara
2020年5月1日
フリーの編集&ライターとしてインテリア誌やハウジング誌を中心に取材・執筆活動する傍ら、NPO法人ハウスキーピング協会認定の整理収納アドバイザーとして、コラムの連載やセミナーの企画に携わる。暮らしがラクに楽しくなる、整理収納アイデアを研究・発信中です。
また、エンタメ好きとして演劇や映画に関するライティングも手がけています。
フリーの編集&ライターとしてインテリア誌やハウジング誌を中心に取材・執筆活動する傍ら、NPO法人ハウスキーピング協会認定の整理収納アドバイザーとして、コラムの連載やセミナーの企画に携わる。暮らしがラクに楽しくなる、整理収納アイデアを研究・発信中です。... もっと見る
在宅勤務の機会が増え、家での滞在時間が長くなった今は、これまで後回しにしてきた片付けの絶好の機会といわれています。しかし、時間があってもやる気が出ないのはどうしてなのでしょう?
外出もままならない時期だからこそ、モチベーションがあがる楽しい片付け法をご提案します。
外出もままならない時期だからこそ、モチベーションがあがる楽しい片付け法をご提案します。
片付けは、やって当然、やらないのは怠慢というイメージでとらえがちなので、後回しにしてきた人ほど、面倒なものと思いがち。いざ時間が出来たとしてもなかなか着手できなかったり、なぜかモチベーションがあがらないということはよくあります。
さらに、在宅勤務で家にいる時間が長い分、かえって切り替えがしにくいというのも理由の一つです。
簡単で楽しい方法で片付けに取り掛かりましょう。
さらに、在宅勤務で家にいる時間が長い分、かえって切り替えがしにくいというのも理由の一つです。
簡単で楽しい方法で片付けに取り掛かりましょう。
サーキット片付け
時間はたっぷりあるのだから、家中丸ごと片付けよう!そうイメージするとなかなか手が付けられないものです。どこから始めたらいいかわからないという人も多いですね。
そんな人におすすめしたいのは、どこから始めてもOKのサーキット片付けです。
筋トレと有酸素運動を組み合わせたサーキットトレーニングと呼ばれるトレーニングメニューがありますが、片付けにもこれに似た方法を取り入れてみましょう。
時間はたっぷりあるのだから、家中丸ごと片付けよう!そうイメージするとなかなか手が付けられないものです。どこから始めたらいいかわからないという人も多いですね。
そんな人におすすめしたいのは、どこから始めてもOKのサーキット片付けです。
筋トレと有酸素運動を組み合わせたサーキットトレーニングと呼ばれるトレーニングメニューがありますが、片付けにもこれに似た方法を取り入れてみましょう。
- ステップ1
自分自身が使う場所であれば、どこからスタートしても構いません。例えば玄関からスタートしましょう。
- ステップ2
まずはその場から不要なものを取り除きます。目安となるのは1年以上使っていないもの。劣化が激しいものです。玄関ならシュークローゼットを開けて、前のシーズンからほとんど履いていない靴や、色があせたり傷みが激しい靴をピックアップします。場所を取っていたけれど実は空箱だったというものもあるかもしれません。この作業はサーキットトレーニングでいえば、筋トレに当たる部分です。無理やり捨てるのではなく、必要なものを残して生かす作業と捉えてください。
- ステップ3
掃除をしましょう。棚内を履き出したり、拭いたりします。扉を開けてしばらく風を通すだけでもOKです。
これで一か所目は終了です。一か所あたりの時間を10分と決めましょう。次の場所へ移動します。洗面室、寝室、リビング、キッチン、クローゼットなど、家の中の数か所をこの方法で10分ずつ回ります。
本来、片付けに取り組む際は、場所ごとにモノを全部出して一つずつモノと向き合い、じっくりとジャッジをしていく方法が一般的です。しかし、伴走者がいないと進められない人や、途中で飽きてしまいがちな人には、時間を区切り、目先を変えてトレーニング感覚で進めていきます。
そのまま2周目に進むか、日を変えて同様にサーキット片付けを実施しましょう。処分するものの仕分けは最後にまとめて行います。
片付けの記事をもっと読む
そのまま2周目に進むか、日を変えて同様にサーキット片付けを実施しましょう。処分するものの仕分けは最後にまとめて行います。
片付けの記事をもっと読む
リモート片付け
これはリモートワークが増えた今だからこそ、実施しやすくなった片付け方法です。
1.片付け・整理収納のプロから直接習う
片付けサービスにもオンラインメニューが充実してきました。プロから片付けの手順やコツ、収納のアドバイスを遠隔で受けながら進めます。実際の家に来てもらうのは躊躇するという人も、オンラインなら恥ずかしくないので、依頼しやすいという声もあり、人気を呼んでいます。
オンライン対応しているプロに聞く、整理収納のコツ
これはリモートワークが増えた今だからこそ、実施しやすくなった片付け方法です。
1.片付け・整理収納のプロから直接習う
片付けサービスにもオンラインメニューが充実してきました。プロから片付けの手順やコツ、収納のアドバイスを遠隔で受けながら進めます。実際の家に来てもらうのは躊躇するという人も、オンラインなら恥ずかしくないので、依頼しやすいという声もあり、人気を呼んでいます。
オンライン対応しているプロに聞く、整理収納のコツ
2.友だち同士で同じ場所を片付ける
ゲーム感覚で楽しむ片付け方法もご紹介しましょう。ルールは簡単です。
ゲーム感覚で楽しむ片付け方法もご紹介しましょう。ルールは簡単です。
- ステップ1
例えばクローゼットを片付けます。ウォークインクローゼットで何人分かの衣類が収納されていたとしても、この場合は自分の衣類だけを対象にします。
- ステップ2
片付ける場所のビフォー写真を撮って互いに見せ合います。
- ステップ3
クローゼットならトップス、インナー、ボトムスなど種類別に分け、もう着ないものをピックアップします。例えば30分経過したら、一度相手とつないで、手放すか否か迷ったものの判断にアドバイスを送り合います。
その後、さらに時間を決めて片付けに集中します。
- ステップ4
片付けの成果を互いに見せ合いましょう。動画やビデオコールで解説しながら見せ合うのもいいでしょう。
ゲーム感覚で楽しむのもおすすめ
片付けには好き嫌いや、得意または苦手意識など個人差があります。あくまでも互いのモチベーションを高めつつ、楽しみながら進めるゲーム感覚の片付け法です。
不要なものをフリマサイトに出品する、手放すものの数を数えるなど、アイデア次第でゲームにオプションをつけてみるのもいいですね。
もちろん、リモートではなく、家の中で時間や場所を制限して家族と一緒にゲーム感覚のお片付けにトライするのもおすすめです。
ハードルを下げて達成感を共有することで、苦手意識を感じていた片付けが、気持ちのいい体験に変化します。おうち時間を大切に、心地のいい空間を手に入れましょう。
片付け・収納アドバイザーを探す
片付けには好き嫌いや、得意または苦手意識など個人差があります。あくまでも互いのモチベーションを高めつつ、楽しみながら進めるゲーム感覚の片付け法です。
不要なものをフリマサイトに出品する、手放すものの数を数えるなど、アイデア次第でゲームにオプションをつけてみるのもいいですね。
もちろん、リモートではなく、家の中で時間や場所を制限して家族と一緒にゲーム感覚のお片付けにトライするのもおすすめです。
ハードルを下げて達成感を共有することで、苦手意識を感じていた片付けが、気持ちのいい体験に変化します。おうち時間を大切に、心地のいい空間を手に入れましょう。
片付け・収納アドバイザーを探す
おすすめの記事
キッチンの記事
家事をストレスフリーに! キッチンカウンター下収納の使い方と収納アイデア
オープンタイプのキッチンが人気の今、キッチンカウンター下収納はその後の使いやすさを左右する重要な検討事項です。種類別カウンター下収納の特徴を参考に、家族が使いたくなるキッチンまわりをつくりましょう。
続きを読む
暮らしのヒント
家事からはじめるマインドフルネス
著名なビジネスマンも実践するマインドフルネス。目を閉じるだけが瞑想ではないって知っていましたか? 「今」に意識を向けストレスを減らしましょう。
続きを読む
片付け
家じゅうのタオルやシーツをすっきり収納。リネンクローゼットのすすめ
バスまわりやベッドまわりのリネン、ストックも含めてどこにしまっていますか? 点在させるのではなく1ヶ所にまとめる、リネン専用の収納庫があると便利です。
続きを読む
その他のスペースの記事
パントリーとキッチンがいい関係になる10のアイデア
「パントリーをつくる=収納が増える」だけではありません。具体的な事例と専門家からのアドバイスを参考にアイデアを膨らませましょう。
続きを読む
小さな住まい
幅や間口の狭い部屋を快適に使う13のアイデア
幅や間口の狭い部屋は使いにくいものと思い込んでいませんか? 家具の選び方や配置、色使いで、実際よりも広く使いやすい空間を作り出すことができます。
続きを読む
専門家とのやりとり
整理収納をプロに頼む前に知っておきたい5つのポイント
整理収納を専門家に依頼するメリットは? 誰に依頼すればいいの? 予算はどのくらい必要? といった連絡する前に知りたい疑問を解決します。
続きを読む