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オープンとクローズド。収納はライフスタイルに合わせて計画しよう
家づくりやリフォームをする際にぜひ考えたいのが、生活スタイルとインテリアに合わせた収納計画です。オープン、クローズド、それぞれのメリット・デメリットをご説明します。
sayaka_sumiyoshi
2020年4月22日
収納方法を大きく二つに分けると、飾り棚や本棚のように扉がないオープン収納と、扉をつけて中を隠すクローズド収納があります。オープン収納の場合、どこに何があるのかわかりやすく、扉がないので出し入れしやすいというメリットがあります。家族みんなが使うものや、頻繁に出し入れするものの収納に適しています。また、飾り棚や見せる収納として、お気に入りのものを見て楽しむなら、オープン収納にすると良いでしょう。
クローズド収納の場合は、細々としたものを見せずに、お部屋をすっきりさせるのが最大のメリットです。また、扉がついているので中にホコリがたまりにくく、耐震ラッチ付きであれば、地震の際に中のものが飛び出してくる心配もありません。
カジュアルでなインテリアがお好みの方であればオープン収納を多めに、すっきりシンプルなインテリアがお好みであればクローズド収納を多めにすると、インテリアとマッチします。どちらにしても、計画の段階から、どこに何を入れるか、入れるものはどのくらいあるのかを考えておくことが大切です。適切な場所に適切な収納を設けることで、毎日の生活がスムーズで快適になります。
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クローズド収納のキッチン
LDKのようにキッチンが寛ぐ空間とつながっている場合、生活感をできるだけ減らしたいと思う方が多いと思います。その場合のキッチンはクローズド収納がおすすめです。扉を閉めれば、まるで壁のようです。
この事例のように家電類もほとんど収納する場合、お料理をする時の使い勝手も検討しておく必要があります。扉を開けたままで料理ができるか、開いた扉が邪魔にならないかなどもしっかり検討することで、使い勝手の良いキッチンになります。
LDKのようにキッチンが寛ぐ空間とつながっている場合、生活感をできるだけ減らしたいと思う方が多いと思います。その場合のキッチンはクローズド収納がおすすめです。扉を閉めれば、まるで壁のようです。
この事例のように家電類もほとんど収納する場合、お料理をする時の使い勝手も検討しておく必要があります。扉を開けたままで料理ができるか、開いた扉が邪魔にならないかなどもしっかり検討することで、使い勝手の良いキッチンになります。
オープン収納のキッチン
キッチンが暮らしの中心で、常にキッチンを使っているようなライフスタイルの場合、オープン収納がおすすめです。見せる収納でカフェのような居心地の良さを作り出せます。
オープン収納の場合、埃の問題が気になるので、外に出すものはメンテナンスのしやすい素材を選んで、こまめに掃除をしてください。見えているものは色や素材、形を揃えることで、統一感が出てすっきり見えます。
キッチンの記事を読む
キッチンが暮らしの中心で、常にキッチンを使っているようなライフスタイルの場合、オープン収納がおすすめです。見せる収納でカフェのような居心地の良さを作り出せます。
オープン収納の場合、埃の問題が気になるので、外に出すものはメンテナンスのしやすい素材を選んで、こまめに掃除をしてください。見えているものは色や素材、形を揃えることで、統一感が出てすっきり見えます。
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クローズド収納のリビングダイニング
リビングダイニングは過ごす時間が長く、収納しておきたいものがたくさんある空間です。どこに何を収納するか、家族の行動を分析して決めていくと良いでしょう。
リビングダイニングの収納をキッチンと統一すると、さらに空間に一体感が生まれ、すっきりしたホテルライクな空間になります。
どこに何があるかわからなくならないように、ダイニングに近い方には書類+文房具、リビングに近い方には電化製品関係、というようにグループに分けておくと良いでしょう。
リビングダイニングは過ごす時間が長く、収納しておきたいものがたくさんある空間です。どこに何を収納するか、家族の行動を分析して決めていくと良いでしょう。
リビングダイニングの収納をキッチンと統一すると、さらに空間に一体感が生まれ、すっきりしたホテルライクな空間になります。
どこに何があるかわからなくならないように、ダイニングに近い方には書類+文房具、リビングに近い方には電化製品関係、というようにグループに分けておくと良いでしょう。
リビングダイニングは寛ぐ場所なので、部分的にオープン収納も設けて、住む人の個性が感じられるものを飾っておくのもおすすめです。
家族写真や旅行先で買ったオブジェ、コレクションしているもの、お気に入りのアート作品など、自分が見て楽しい気分に慣れるものや、ゲストとの話のきっかけになるようなものを飾ってみてはいかがでしょうか。
ダイニングの記事を読む
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オープン収納のリビングダイニング
思い切って全ての収納をオープンにしている事例もご紹介します。階段の吹き抜け部分から2階にまで続くオープンシェルフは圧巻!オープン収納の場合、細々としたものが収納しづらいというデメリットがあります。
その場合は、シェルフの中に収納ケースを入れてカスタマイズすることで、機能的に使えます。出し入れしやすい場所には使用頻度の高いもの、手が届きにくい高い場所はあまり使わないもの、低い位置には重いものや大きいもの、と、使い勝手を考えながら場所を決めると良いでしょう。
リビング、ダイニング、キッチン。ホームパーティーがしやすくなるインテリア計画
思い切って全ての収納をオープンにしている事例もご紹介します。階段の吹き抜け部分から2階にまで続くオープンシェルフは圧巻!オープン収納の場合、細々としたものが収納しづらいというデメリットがあります。
その場合は、シェルフの中に収納ケースを入れてカスタマイズすることで、機能的に使えます。出し入れしやすい場所には使用頻度の高いもの、手が届きにくい高い場所はあまり使わないもの、低い位置には重いものや大きいもの、と、使い勝手を考えながら場所を決めると良いでしょう。
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寝室はクローズド収納がおすすめ
寝室はできるだけすっきりとさせておくほうが睡眠の質が高まると言われています。衣類が外に出しっぱなしにならないよう、余裕のある収納計画を立てましょう。壁にクローゼットをつける場合、扉が並ぶと重くなりがちなので、壁に馴染むような色を選ぶと良いでしょう。
寝室の記事を読む
寝室はできるだけすっきりとさせておくほうが睡眠の質が高まると言われています。衣類が外に出しっぱなしにならないよう、余裕のある収納計画を立てましょう。壁にクローゼットをつける場合、扉が並ぶと重くなりがちなので、壁に馴染むような色を選ぶと良いでしょう。
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ウォークインクローゼットがあれば、オープン収納に
寝室の隣にウォークインクローゼットを設けられるのであれば、内部は機能的に収納できるオープン収納にすると良いでしょう。その場合、お部屋全体を隠す収納と捉え、扉をつけるか、カーテンなどで目隠しするようにすることをおすすめします。埃や日焼け対策にもなります。
寝室の隣にウォークインクローゼットを設けられるのであれば、内部は機能的に収納できるオープン収納にすると良いでしょう。その場合、お部屋全体を隠す収納と捉え、扉をつけるか、カーテンなどで目隠しするようにすることをおすすめします。埃や日焼け対策にもなります。
玄関ホールもクローズド収納が基本
玄関には靴のほか、傘や屋外で使用するものなど、たくさんのものを収納しておく必要があります。靴は毎日出し入れするものですが、収納はクローズドが基本と考えておきましょう。
玄関はお客様を迎える最初の場所であり、家の顔とも言われている場所なので、常にすっきりきれいにしておきたいですよね。クローズド収納であれば間違いありません。
スッキリおしゃれな玄関のつくりかた
玄関には靴のほか、傘や屋外で使用するものなど、たくさんのものを収納しておく必要があります。靴は毎日出し入れするものですが、収納はクローズドが基本と考えておきましょう。
玄関はお客様を迎える最初の場所であり、家の顔とも言われている場所なので、常にすっきりきれいにしておきたいですよね。クローズド収納であれば間違いありません。
スッキリおしゃれな玄関のつくりかた
便利なシューズクロークという選択肢も
ウォークインクローゼット同様、玄関に収納のための部屋を用意できればとても便利です。シューズクロークが回遊導線になっていればさらに使い勝手が良いでしょう。
考え方はウォークインクローゼットと同じで、普段は内部が見えないように扉をつけたり位置を工夫することで、使い勝手がよく、すっきりきれいな玄関になります。
収納計画を考える場合は、家全体とのバランスも重要になりますので、家づくりの早い段階から、専門家に相談しながら、ご家族のライフスタイルの棚卸しも並行して行うと良いでしょう。
すっきりした玄関を実現する、シューズクロークをつくろう
ウォークインクローゼット同様、玄関に収納のための部屋を用意できればとても便利です。シューズクロークが回遊導線になっていればさらに使い勝手が良いでしょう。
考え方はウォークインクローゼットと同じで、普段は内部が見えないように扉をつけたり位置を工夫することで、使い勝手がよく、すっきりきれいな玄関になります。
収納計画を考える場合は、家全体とのバランスも重要になりますので、家づくりの早い段階から、専門家に相談しながら、ご家族のライフスタイルの棚卸しも並行して行うと良いでしょう。
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