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アートで手軽におしゃれな家
暮らしにアートを取り入れるのは難しくありません。アートを飾るメリットと、上手な飾り方のコツをお伝えします。

住吉さやか
2020年3月18日
インテリアデザイナー・アートライフスタイリスト。好きなインテリアがあっても無くても大丈夫!そのまま暮らせるトータルコーディネートであなたの希望を叶えます。
日本家屋とアート
日本人の家には伝統的に『床の間』があり、そこに季節やイベントに合わせたアート(掛け軸、置物やお花)を飾り、お客様をもてなしたり家族で楽しんだりしてきました。現代では床の間のない家が多く、アートを飾る習慣が薄れてきているため、ハードルが高いと感じる人が増えているのかもしれません。
暮らしにアートを取り入れるのは難しくありません。まずは、飾りやすい場所に1枚、絵を飾ってみませんか?アートは毎日お水を換えてもすぐに枯れてしまうお花よりもずっと手軽に、暮らしに色々な恩恵を与えてくれますよ。
日本人の家には伝統的に『床の間』があり、そこに季節やイベントに合わせたアート(掛け軸、置物やお花)を飾り、お客様をもてなしたり家族で楽しんだりしてきました。現代では床の間のない家が多く、アートを飾る習慣が薄れてきているため、ハードルが高いと感じる人が増えているのかもしれません。
暮らしにアートを取り入れるのは難しくありません。まずは、飾りやすい場所に1枚、絵を飾ってみませんか?アートは毎日お水を換えてもすぐに枯れてしまうお花よりもずっと手軽に、暮らしに色々な恩恵を与えてくれますよ。
狭い空間の方がアートを飾りやすい
まずは、玄関ホールや廊下の突き当たりなど、正面にある小さめの壁にアートを飾ってみませんか?
こういった場所は家具やカーテンなど他のインテリアとの調和を考慮する必要がないので、好きな作品を気軽に飾ってみてください。壁が小さいので、小さな作品でも見栄えよく飾れます。
玄関は家の顔とも言われています。そこにアートを飾ることで、ゲストの方へのおもてなしの気持ちも表現できますね。
まずは、玄関ホールや廊下の突き当たりなど、正面にある小さめの壁にアートを飾ってみませんか?
こういった場所は家具やカーテンなど他のインテリアとの調和を考慮する必要がないので、好きな作品を気軽に飾ってみてください。壁が小さいので、小さな作品でも見栄えよく飾れます。
玄関は家の顔とも言われています。そこにアートを飾ることで、ゲストの方へのおもてなしの気持ちも表現できますね。
絵の中心が目線の高さになるように
飾る時に重要なのが絵の高さです。立って見ることが多い場所であれば、絵の中心が床から150cmになる高さを基準に、絵の大きさや天井の高さに合わせて調整してみてください。
あまり高い位置に絵を飾ると、飾っていることに気づかなかった!なんてこともあって勿体ないですよね。床から150cmというのは、一般的な大人の目線の高さです。正面を向いた状態で絵が自然と視界に入ってくるのが理想です。
インテリアコーディネーターを探す
飾る時に重要なのが絵の高さです。立って見ることが多い場所であれば、絵の中心が床から150cmになる高さを基準に、絵の大きさや天井の高さに合わせて調整してみてください。
あまり高い位置に絵を飾ると、飾っていることに気づかなかった!なんてこともあって勿体ないですよね。床から150cmというのは、一般的な大人の目線の高さです。正面を向いた状態で絵が自然と視界に入ってくるのが理想です。
インテリアコーディネーターを探す
ソファの後ろの壁には、シンボルアートを
ソファの後ろの壁は絵を飾るのにぴったりの場所です。むしろ、何も飾っていないとのっぺりして殺風景になってしまいかねません。家族が集うソファの後ろには、我が家を象徴するようなシンボルアートを飾ってみてはいかがでしょうか。
玄関や廊下と違い、面積が広いので小さすぎる絵はバランスが取れません。絵の大きさは、ソファの横幅の50〜75%を目安に考えましょう。
ソファの後ろの壁は絵を飾るのにぴったりの場所です。むしろ、何も飾っていないとのっぺりして殺風景になってしまいかねません。家族が集うソファの後ろには、我が家を象徴するようなシンボルアートを飾ってみてはいかがでしょうか。
玄関や廊下と違い、面積が広いので小さすぎる絵はバランスが取れません。絵の大きさは、ソファの横幅の50〜75%を目安に考えましょう。
小さな絵も並べて飾ればボリュームアップ
仮に3人がけのソファの場合、後ろに飾る絵は1m程度の巨大な作品がふさわしい、ということになります。ですが、そんなに大きな作品は壁にかけるのが大変だし、かなり高額になってしまう可能性もあり、とてもハードルが高いですよね。
そういう時は、シリーズものの作品を複数並べる手法がおすすめです。A4サイズ程度の絵でも、3枚並べることでボリュームがアップし、バランスよく飾ることができます。
仮に3人がけのソファの場合、後ろに飾る絵は1m程度の巨大な作品がふさわしい、ということになります。ですが、そんなに大きな作品は壁にかけるのが大変だし、かなり高額になってしまう可能性もあり、とてもハードルが高いですよね。
そういう時は、シリーズものの作品を複数並べる手法がおすすめです。A4サイズ程度の絵でも、3枚並べることでボリュームがアップし、バランスよく飾ることができます。
あえて、床やチェストに置いて飾る
絵の飾り方は壁にかけるだけではありません。床やチェスト等の家具の上に置くだけ、という飾り方もあります。これなら、賃貸で壁に穴を開けなくない場合や、コンクリート壁でビスを打てない場所にも絵を飾ることができます。
絵の飾り方は壁にかけるだけではありません。床やチェスト等の家具の上に置くだけ、という飾り方もあります。これなら、賃貸で壁に穴を開けなくない場合や、コンクリート壁でビスを打てない場所にも絵を飾ることができます。
床に置く場合、特に次の二点に気をつけてください。一つ目は、絵の高さが低くなりすぎると視界に入らなくなってしまうので、小さな絵には普通に壁に掛けましょう。二つ目は、ぶつかって倒れたり、作品が傷つかないように置く位置に配慮しましょう。
アートディレクター夫妻の暮らしに学ぶセンスのいいアートの飾り方
アートディレクター夫妻の暮らしに学ぶセンスのいいアートの飾り方
額装せずに飾ってもOK
キャンバスに描かれた作品や、立体感のあるアートを、額装せずにそのまま飾る人も増えています。
フレームやガラスといった要素をなくし、アートの存在感が際立つので、モダンなインテリアには特に相性抜群です。また、キャンバス作品の場合、裏に紐を通すことで簡単に壁に掛けられる手軽さも魅力です。
キャンバスに描かれた作品や、立体感のあるアートを、額装せずにそのまま飾る人も増えています。
フレームやガラスといった要素をなくし、アートの存在感が際立つので、モダンなインテリアには特に相性抜群です。また、キャンバス作品の場合、裏に紐を通すことで簡単に壁に掛けられる手軽さも魅力です。
アートの色の効果を利用する
アートを飾るメリットは、インテリアの完成度を高めるだけに止まりません。アートには、デザインされたポスターやファブリックにはない、アーティストの込めたエネルギーが感じられます。
わかりやすいのが色の効果です。同じ色でも、微妙な色合いの違いやテクスチャーなど、アートはたくさんの情報を発信しています。絵を飾ることにって、その場所にふさわしい雰囲気を作ることができるのです。
アートを飾るメリットは、インテリアの完成度を高めるだけに止まりません。アートには、デザインされたポスターやファブリックにはない、アーティストの込めたエネルギーが感じられます。
わかりやすいのが色の効果です。同じ色でも、微妙な色合いの違いやテクスチャーなど、アートはたくさんの情報を発信しています。絵を飾ることにって、その場所にふさわしい雰囲気を作ることができるのです。
アートで自分だけの空間作り
どんなアートをどこに飾るか、難しく考える必要はありません。高さや空間とのバランスに注意すれば、誰でも簡単に、暮らしにアートを取り入れることが出来ます。
インテリアコーディネーターの中には、アート購入サポートや、飾り方のアドバイスなどを行ってくれる人もいますので、まずはプロに相談してみても良いでしょう。
自分の家に自分の好きなアートを飾る、それだけでその空間は個性をもち、自分らしさを表現する場所になります。好きなアートがわからない!という人も、まずは1枚、飾ってみるのをおすすめします。アートは壁紙やカーテンと違って、いつでも手軽に交換出来ます。もっと気に入った作品を見つけたら、作品を入れ替え、これまで飾っていたものは、また別の場所に飾って、少しずつ暮らしにアートを取り入れてみてはいかがでしょうか。
自宅の近くでインテリアデザイナー・インテリアコーディネーターに相談する
どんなアートをどこに飾るか、難しく考える必要はありません。高さや空間とのバランスに注意すれば、誰でも簡単に、暮らしにアートを取り入れることが出来ます。
インテリアコーディネーターの中には、アート購入サポートや、飾り方のアドバイスなどを行ってくれる人もいますので、まずはプロに相談してみても良いでしょう。
自分の家に自分の好きなアートを飾る、それだけでその空間は個性をもち、自分らしさを表現する場所になります。好きなアートがわからない!という人も、まずは1枚、飾ってみるのをおすすめします。アートは壁紙やカーテンと違って、いつでも手軽に交換出来ます。もっと気に入った作品を見つけたら、作品を入れ替え、これまで飾っていたものは、また別の場所に飾って、少しずつ暮らしにアートを取り入れてみてはいかがでしょうか。
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