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家づくりはインテリアからはじめよう!
家づくりというと、まず建物があって、インテリアは最後…という風に思っていませんか?実は、インテリアの専門家と一緒に、最終的に実現したいインテリアのイメージを明確にしてから家づくりをすると、理想の住まいが手に入りやすくなるんです。
家づくりの正しい順番って?
家づくりを考え始めた時、皆さんは、まずどんな行動を起こしますか?
ネットで色々なハウスメーカーを調べてみたり、システムキッチンのショールームに行ってみたり。あるいは住まいの雑誌を読んで情報を集めたりしますよね。
その後、モデルハウスに行って、営業マンや設計士に相談をする方もいれば、感性が合いそうな建築家や信頼できる工務店のドアをノックする方もいらっしゃることと思います。ファーストステップとして、家づくりの専門家にお願いするところから始まるわけですね。
次のステップとして、予算、間取り、床や壁の建材を決める打ち合わせに入って行きます。専門家たちは「リビングの広さは?」「収納は?」「内装のイメージは明るい感じ?」などと、ヒアリングし、施主の要望をできるだけくみ取って提案しようとしてくれます。
家づくりを考え始めた時、皆さんは、まずどんな行動を起こしますか?
ネットで色々なハウスメーカーを調べてみたり、システムキッチンのショールームに行ってみたり。あるいは住まいの雑誌を読んで情報を集めたりしますよね。
その後、モデルハウスに行って、営業マンや設計士に相談をする方もいれば、感性が合いそうな建築家や信頼できる工務店のドアをノックする方もいらっしゃることと思います。ファーストステップとして、家づくりの専門家にお願いするところから始まるわけですね。
次のステップとして、予算、間取り、床や壁の建材を決める打ち合わせに入って行きます。専門家たちは「リビングの広さは?」「収納は?」「内装のイメージは明るい感じ?」などと、ヒアリングし、施主の要望をできるだけくみ取って提案しようとしてくれます。
「理想の暮らし」はインテリアとセット
そうやって、予算を確定させて、設計図が固まったら、「はい、次はインテリア!」という流れが主流かもしれないですね。
でも、それって本当に「普通」のことなのでしょうか?イメージ通りの家になるかなぁ?と思い浮かべた時、皆さんの脳裏にはどんなイメージが浮かんでいますか?おそらくは、お好みやライフスタイルに合ったリビングやダイニングで過ごしている自分の姿ではないでしょうか?
床材を単体で思い描いたり、ユニットバスを思い描いている方は少ない気がします。要するに、毎日の暮らし方にもっとも影響している物って、ソファーだったり、ダイニングテーブルだったり、明かりの灯りかただったりするんですよね。
なので、家づくりを考えたとき、真っ先に家具のレイアウトを考えたり、テーブルの形を考えたりするのは、理にかなっていることだといえるのです。
疲れ果てて家に帰った時、お気に入りのソファーに身を沈めた瞬間に、解き放たれた気分になれたら毎日がどれほどハッピーになることでしょう。インテリアから家づくりを考えると、そういった本当の理想を具現化できるという大きなメリットがあるのです。
インテリアデザイナー・コーディネーターを探す
そうやって、予算を確定させて、設計図が固まったら、「はい、次はインテリア!」という流れが主流かもしれないですね。
でも、それって本当に「普通」のことなのでしょうか?イメージ通りの家になるかなぁ?と思い浮かべた時、皆さんの脳裏にはどんなイメージが浮かんでいますか?おそらくは、お好みやライフスタイルに合ったリビングやダイニングで過ごしている自分の姿ではないでしょうか?
床材を単体で思い描いたり、ユニットバスを思い描いている方は少ない気がします。要するに、毎日の暮らし方にもっとも影響している物って、ソファーだったり、ダイニングテーブルだったり、明かりの灯りかただったりするんですよね。
なので、家づくりを考えたとき、真っ先に家具のレイアウトを考えたり、テーブルの形を考えたりするのは、理にかなっていることだといえるのです。
疲れ果てて家に帰った時、お気に入りのソファーに身を沈めた瞬間に、解き放たれた気分になれたら毎日がどれほどハッピーになることでしょう。インテリアから家づくりを考えると、そういった本当の理想を具現化できるという大きなメリットがあるのです。
インテリアデザイナー・コーディネーターを探す
間取りが決まる前からインテリアを考えるのがスムーズ
実は私も、前職の住宅メーカーのインテリアコーディネーターになったばかりの頃は、「設計担当者が先行して打ち合わせをした後でインテリアにバトンタッチ」の流れに乗っていたのですが「あー、もうちょっと壁がこっちだったら……」とか、「このカーテンのスタイルだったら、窓は縦長の方が良かったんだけど……もう変更できないし」ということに、度々出くわしてしまいました。
それを解消するため、間取りがまだまだ決まりきっていない時から、同時にインテリアを提案する方法に変更していきました。すると、最終的に目指すべき家のイメージを、お施主様とも設計担当者とも共有できて、とても打ち合わせがスムーズになり、住宅の完成度も高まって喜ばれました。家づくりのプロセスが楽しくなる、というメリットも生まれたのでした。
予算配分においても、本体にかかる費用とインテリアにかかる費用のバランスを優先順位をつけて調整することが可能となります。「あー、夢だったあのソファーを買うお金はもうないし……」ってことに陥ってしまうこともなくなるのです。
実は私も、前職の住宅メーカーのインテリアコーディネーターになったばかりの頃は、「設計担当者が先行して打ち合わせをした後でインテリアにバトンタッチ」の流れに乗っていたのですが「あー、もうちょっと壁がこっちだったら……」とか、「このカーテンのスタイルだったら、窓は縦長の方が良かったんだけど……もう変更できないし」ということに、度々出くわしてしまいました。
それを解消するため、間取りがまだまだ決まりきっていない時から、同時にインテリアを提案する方法に変更していきました。すると、最終的に目指すべき家のイメージを、お施主様とも設計担当者とも共有できて、とても打ち合わせがスムーズになり、住宅の完成度も高まって喜ばれました。家づくりのプロセスが楽しくなる、というメリットも生まれたのでした。
予算配分においても、本体にかかる費用とインテリアにかかる費用のバランスを優先順位をつけて調整することが可能となります。「あー、夢だったあのソファーを買うお金はもうないし……」ってことに陥ってしまうこともなくなるのです。
インテリアを決めてから家づくりをする米国の人たち
インテリアからはじめる家づくりについて、あるアメリカの高級家具を輸入販売している会社の営業マンに聞いた話もご紹介しますね。
「アメリカの主婦はね、ほぼ全員、自分はインテリアデコレーターだと思っていてね。『ソファーはね、これに決めたの、生地はこれでね。壁紙はこれで、カーテンはこれ!アートはこれよ!やっと決まったわ。だからこれから家をさがしにいくの!』となるんですよ」
このお話、目から鱗のようですが、よく考えると、ごくごく自然なことのような気がしますよね。
インテリアの記事を読む
インテリアからはじめる家づくりについて、あるアメリカの高級家具を輸入販売している会社の営業マンに聞いた話もご紹介しますね。
「アメリカの主婦はね、ほぼ全員、自分はインテリアデコレーターだと思っていてね。『ソファーはね、これに決めたの、生地はこれでね。壁紙はこれで、カーテンはこれ!アートはこれよ!やっと決まったわ。だからこれから家をさがしにいくの!』となるんですよ」
このお話、目から鱗のようですが、よく考えると、ごくごく自然なことのような気がしますよね。
インテリアの記事を読む
設計とインテリアを同時進行するのが理想
ヨーロッパでも、リノベーションしようと思ったら、真っ先にインテリアデザイナーに相談を持ちかけるそうです。どうしても設計士の力量が必要なことが発生したら、初めてそこで設計士が登場するといった感じだそうです。
そのようにリノベーションや住み替え文化の発展している欧米に対し、新築がメインだった日本とでは住文化の歴史が違います。急に同じようにはいきそうにありません。長年の経験から、その手法に戸惑うコーディネーターや設計士もいるかもしれませんね。
また、日本の、とりわけ都心部では、夢のようにインテリアばかりを膨らませても、面積や高額な建築費用などにより具現化できない事情もあるのです。それらを踏まえると、現実的には設計とインテリアのお打ち合わせを同時進行していくのが、ベストな選択だと思います。
ヨーロッパでも、リノベーションしようと思ったら、真っ先にインテリアデザイナーに相談を持ちかけるそうです。どうしても設計士の力量が必要なことが発生したら、初めてそこで設計士が登場するといった感じだそうです。
そのようにリノベーションや住み替え文化の発展している欧米に対し、新築がメインだった日本とでは住文化の歴史が違います。急に同じようにはいきそうにありません。長年の経験から、その手法に戸惑うコーディネーターや設計士もいるかもしれませんね。
また、日本の、とりわけ都心部では、夢のようにインテリアばかりを膨らませても、面積や高額な建築費用などにより具現化できない事情もあるのです。それらを踏まえると、現実的には設計とインテリアのお打ち合わせを同時進行していくのが、ベストな選択だと思います。
「インテリア発想」の家づくりに、インテリアのプロのサポートを
家づくりの経験値が高い人はそういないと思います。理想のイメージと聞かれても、戸惑いますよね?何となくおぼろげな理想像をどうやって実現させたらいいか、わからないですよね?ぜひ私たちプロのインテリアデザイナーや、コーディネーターに初期段階からご相談ください。
インテリアのトータル提案はもちろんですが、間取りや部材を「インテリアとの整合性」という観点からチェックすることが何より大切です。また、家づくりは意外と精神的にハードです。背中を押したり、時には冷静な視点で軌道修正を促すようなパートナーでもありたいと思っています。スキルの高い、頼りになるパートナーをぜひ見つけてくださいね。
インテリアデザイナー・コーディネーターに相談する
家づくりの経験値が高い人はそういないと思います。理想のイメージと聞かれても、戸惑いますよね?何となくおぼろげな理想像をどうやって実現させたらいいか、わからないですよね?ぜひ私たちプロのインテリアデザイナーや、コーディネーターに初期段階からご相談ください。
インテリアのトータル提案はもちろんですが、間取りや部材を「インテリアとの整合性」という観点からチェックすることが何より大切です。また、家づくりは意外と精神的にハードです。背中を押したり、時には冷静な視点で軌道修正を促すようなパートナーでもありたいと思っています。スキルの高い、頼りになるパートナーをぜひ見つけてくださいね。
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