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【2019年】世界のHouzzユーザーに最も人気があった、各国のキッチンは?
Houzzにあるキッチンの事例写真から、世界中のユーザーに一番人気だったキッチンを、各国一つずつご紹介します。
Houzz Japan
2020年1月6日
Houzz Japan 公式アカウント
収納力があり、美しく丈夫で、料理やおもてなしに適した空間。キッチンには、このようなデザインが、世界中のどんな場所でも求められています。
世界のキッチンデザインには、どのように違いや共通点があるのでしょうか?世界中のHouzzユーザーが2019年に最も多く保存した各国のキッチンを集めたこの記事で、見比べてみましょう!
*この記事の写真保存数データは、写真が元々アップロードされた国と、それ以外の国のユーザーの保存数の合計に基づいています。
世界のキッチンデザインには、どのように違いや共通点があるのでしょうか?世界中のHouzzユーザーが2019年に最も多く保存した各国のキッチンを集めたこの記事で、見比べてみましょう!
*この記事の写真保存数データは、写真が元々アップロードされた国と、それ以外の国のユーザーの保存数の合計に基づいています。
デンマーク
黒、白、そしてグレーで統一され、すっきりとしたラインで構成されたこちらのキッチン。クラシックなデンマークスタイルは、世界中で称賛されています。マットな質感の前板が落ち着いた雰囲気を醸す一方、明るい色の天井、壁面、窓枠は、自然光をたっぷりと受け、明るく鮮やかなコントラストをつくり出しています。
さらに、実用的で掃除がしやすいよう、考え抜かれてデザインされていることもわかります。JKEデザインはプロジェクト概要のなかで、「キッチンの大きな壁面収納は、十分なスペースを提供します」と述べています。「例えば、黒い扉の裏にはコンセント付きの引き出しがあり、ミキサーやコーヒーメーカーなどのキッチン家電を置くことができます」
インテリアに新旧のデンマークデザインが混在しているのは、デンマークの住まいの特徴でもあります。こちらの写真でいうと、ヒー・ウェリングの「アバウト・ア・スツール」というバースツールは今世紀のものですが、カウンター上の照明「フラワーポット」は、1968年にヴェルナー・パントンによってデザインされたものです。
黒、白、そしてグレーで統一され、すっきりとしたラインで構成されたこちらのキッチン。クラシックなデンマークスタイルは、世界中で称賛されています。マットな質感の前板が落ち着いた雰囲気を醸す一方、明るい色の天井、壁面、窓枠は、自然光をたっぷりと受け、明るく鮮やかなコントラストをつくり出しています。
さらに、実用的で掃除がしやすいよう、考え抜かれてデザインされていることもわかります。JKEデザインはプロジェクト概要のなかで、「キッチンの大きな壁面収納は、十分なスペースを提供します」と述べています。「例えば、黒い扉の裏にはコンセント付きの引き出しがあり、ミキサーやコーヒーメーカーなどのキッチン家電を置くことができます」
インテリアに新旧のデンマークデザインが混在しているのは、デンマークの住まいの特徴でもあります。こちらの写真でいうと、ヒー・ウェリングの「アバウト・ア・スツール」というバースツールは今世紀のものですが、カウンター上の照明「フラワーポット」は、1968年にヴェルナー・パントンによってデザインされたものです。
オーストラリア
こちらのオーストラリアのキッチンは、プロット・プロジェクト・マネージメントによるもの。北欧の美学であるシンプルさに基づき、木材、ドロマイト、鏡面仕上げコンクリートなど、高品質の素材を作りこみすぎないよう組み合わせています。その結果、素材感の際立つ、ラインのすっきりした空間となっています。
アイランド、オープンシェルフ、特徴的な造作からなる一連のキッチンの要素はまるで家具のようで、キッチンがリビングエリアにつながるオープンプランの環境にぴったりです。
オーストラリアにおいて、丈夫でメンテナンスが簡単な表面素材が支持されているのは、オーストラリア人が美しさと実用性のコンビネーションを愛していることが理由といえるでしょう。
世界のHouzzから:キッチンを暮らしの真ん中におく「オープンプラン」のLDKが世界で人気を集める理由は?
こちらのオーストラリアのキッチンは、プロット・プロジェクト・マネージメントによるもの。北欧の美学であるシンプルさに基づき、木材、ドロマイト、鏡面仕上げコンクリートなど、高品質の素材を作りこみすぎないよう組み合わせています。その結果、素材感の際立つ、ラインのすっきりした空間となっています。
アイランド、オープンシェルフ、特徴的な造作からなる一連のキッチンの要素はまるで家具のようで、キッチンがリビングエリアにつながるオープンプランの環境にぴったりです。
オーストラリアにおいて、丈夫でメンテナンスが簡単な表面素材が支持されているのは、オーストラリア人が美しさと実用性のコンビネーションを愛していることが理由といえるでしょう。
世界のHouzzから:キッチンを暮らしの真ん中におく「オープンプラン」のLDKが世界で人気を集める理由は?
日本
木材を使用することで、キッチンが単なる機能的な空間ではなく、家具のように感じられる。このようなキッチンはHouzz Japanでもトレンドとなっています。こちらの写真のキッチンは、インテリアがキッチンとダイニングをほかの部屋と自然につなぐことのできるという素晴らしい例です。
住まい手は自然を愛する3人家族で、天然素材を活用したオープンプランのキッチンをリクエストしたのだそうです。dwarfの建築家は、ヘリンボーンパターンの杉でペニンシュラキッチンのカウンターを仕上げ、同じ杉を天井と床にも使用しました。カウンタートップはステンレス製です。
【2019年】日本のHouzzユーザーが選んだ人気写真:キッチン編
木材を使用することで、キッチンが単なる機能的な空間ではなく、家具のように感じられる。このようなキッチンはHouzz Japanでもトレンドとなっています。こちらの写真のキッチンは、インテリアがキッチンとダイニングをほかの部屋と自然につなぐことのできるという素晴らしい例です。
住まい手は自然を愛する3人家族で、天然素材を活用したオープンプランのキッチンをリクエストしたのだそうです。dwarfの建築家は、ヘリンボーンパターンの杉でペニンシュラキッチンのカウンターを仕上げ、同じ杉を天井と床にも使用しました。カウンタートップはステンレス製です。
【2019年】日本のHouzzユーザーが選んだ人気写真:キッチン編
アメリカ
キース・ウィング・カスタム・ビルダーズのモデルハウス用に作られた、MSAアーキテクチャー+インテリアによるこちらのキッチンは、今年アメリカのHouzzにアップロードされた中で、もっとも人気のある写真です。
このキッチンには、白いシェーカースタイルのキャビネット、塗装されたアイランド本体、温かみのある色の金物、そしてペンダントライトという、今日のアメリカンキッチンのトレンドがふんだんに盛り込まれています。
天然石であるフロリダ石英で作られたユニークなアイランドカウンターと、ヨーロピアンオークのエンジニアードウッドをワイヤーブラシで仕上げた床板も、Houzzユーザーの支持を集めました。ヘリンボーンパターンに貼られた光沢のあるグレーのバックスプラッシュタイルが壁を美しく飾り、レザー仕上げの黒御影石が、壁まわりのカウンターにコントラストを加えています。
キース・ウィング・カスタム・ビルダーズのモデルハウス用に作られた、MSAアーキテクチャー+インテリアによるこちらのキッチンは、今年アメリカのHouzzにアップロードされた中で、もっとも人気のある写真です。
このキッチンには、白いシェーカースタイルのキャビネット、塗装されたアイランド本体、温かみのある色の金物、そしてペンダントライトという、今日のアメリカンキッチンのトレンドがふんだんに盛り込まれています。
天然石であるフロリダ石英で作られたユニークなアイランドカウンターと、ヨーロピアンオークのエンジニアードウッドをワイヤーブラシで仕上げた床板も、Houzzユーザーの支持を集めました。ヘリンボーンパターンに貼られた光沢のあるグレーのバックスプラッシュタイルが壁を美しく飾り、レザー仕上げの黒御影石が、壁まわりのカウンターにコントラストを加えています。
イタリア
すっきりとしたデザインに、古いベネチアのブリッコラを再利用した木材や、海の色を想起させるタイルを取り入れることで、ナチュラルなテイストに仕上がったこちらのキッチン。イタリアの有名なテレビドラマ『Un posto al sole』も、ここで撮影されました。
プロジェクトの出発点は、部屋の左隅にある収納エリアを隠すことだったそう。 トッフィーニのチーフ・アーキテクト兼マネージング・パートナーであるマウリツィオ・ジャンカルリは、「私たちは、キッチンキャビネットの残りの部分と面を揃えて扉を作りました。また、70cmのビルトイン冷蔵庫もキャビネットの中に置いています」と話しています。
また、オーナーは友人が宿泊した際に、数人分の夕食を準備できるような環境を希望したので、「中央のアイランドには、ガス、IH、鉄板を備えたものを選びました。アイランドに自立性を持たせるために2つ目のシンクを設置し、天井に換気設備を設置すると全体の見た目が損なわれてしまうことから、ダウンドラフトフードを追加しました。さらに、ワインキャビネットをアイランドの側面に設置することで、ワインのボトルを開けたり食前酒の準備をしやすくし、料理をしている人の邪魔にならないよう注力しました」とジャンカルリは話します。
ブリッコラ木材のフレームとパネルは、キッチンを特別なものにし、海とのつながりをイメージさせます。「私たちが頻繁に使用する木材や石などの天然素材は、キッチンに個性を与えるユニークな要素です」
すっきりとしたデザインに、古いベネチアのブリッコラを再利用した木材や、海の色を想起させるタイルを取り入れることで、ナチュラルなテイストに仕上がったこちらのキッチン。イタリアの有名なテレビドラマ『Un posto al sole』も、ここで撮影されました。
プロジェクトの出発点は、部屋の左隅にある収納エリアを隠すことだったそう。 トッフィーニのチーフ・アーキテクト兼マネージング・パートナーであるマウリツィオ・ジャンカルリは、「私たちは、キッチンキャビネットの残りの部分と面を揃えて扉を作りました。また、70cmのビルトイン冷蔵庫もキャビネットの中に置いています」と話しています。
また、オーナーは友人が宿泊した際に、数人分の夕食を準備できるような環境を希望したので、「中央のアイランドには、ガス、IH、鉄板を備えたものを選びました。アイランドに自立性を持たせるために2つ目のシンクを設置し、天井に換気設備を設置すると全体の見た目が損なわれてしまうことから、ダウンドラフトフードを追加しました。さらに、ワインキャビネットをアイランドの側面に設置することで、ワインのボトルを開けたり食前酒の準備をしやすくし、料理をしている人の邪魔にならないよう注力しました」とジャンカルリは話します。
ブリッコラ木材のフレームとパネルは、キッチンを特別なものにし、海とのつながりをイメージさせます。「私たちが頻繁に使用する木材や石などの天然素材は、キッチンに個性を与えるユニークな要素です」
シンガポール
こちらのシンガポールのキッチンでは、オーナーの娯楽とライフスタイルのニーズに合わせ、オープンプランのレイアウトが通常とは異なる形で解釈されています。
もともとあったオープンプランのキッチンには、調理スペースをリビングやダイニングから分離するアイランドがありました。冷蔵庫用のくぼみがあり、コンロとオーブンがシンクと同じワークトップに組み込まれている、狭いキッチンだったそうです。スタイルドバイptのプリシラ・タンは、アイランドとバルコニーの壁の隙間を埋めるように、アイランドの横に柱状の収納をデザインし、オーブンをその中に移動しました。またIHをペニシュラとなったアイランドに埋め込むことで、三角形の動線を作成。コセンティーノ社のサイルストーンをアイランドや背面カウンターの天板・側板・バックスプラッシュに使用しました。
エッシャー風のグラフィックフローリングはビニール製で、「キッチンエリアを明確にするだけでなく、カラーパレットを美しく結び付けるのに役立ちました」とタンは言います。
このキッチンの人気の理由には、大胆な床のパターンがコンパクトなキッチンの犠牲にならないよう、巧みにデザインされているということが挙げられるでしょう。
こちらのシンガポールのキッチンでは、オーナーの娯楽とライフスタイルのニーズに合わせ、オープンプランのレイアウトが通常とは異なる形で解釈されています。
もともとあったオープンプランのキッチンには、調理スペースをリビングやダイニングから分離するアイランドがありました。冷蔵庫用のくぼみがあり、コンロとオーブンがシンクと同じワークトップに組み込まれている、狭いキッチンだったそうです。スタイルドバイptのプリシラ・タンは、アイランドとバルコニーの壁の隙間を埋めるように、アイランドの横に柱状の収納をデザインし、オーブンをその中に移動しました。またIHをペニシュラとなったアイランドに埋め込むことで、三角形の動線を作成。コセンティーノ社のサイルストーンをアイランドや背面カウンターの天板・側板・バックスプラッシュに使用しました。
エッシャー風のグラフィックフローリングはビニール製で、「キッチンエリアを明確にするだけでなく、カラーパレットを美しく結び付けるのに役立ちました」とタンは言います。
このキッチンの人気の理由には、大胆な床のパターンがコンパクトなキッチンの犠牲にならないよう、巧みにデザインされているということが挙げられるでしょう。
フランス
アーキペルスタジオのこのキッチンは、フランスのテレビ番組で取り上げられた以来、国内で人気を集めました。イケアのモジュール式キッチンを、カッラーラ大理石でできた特注のカウンターや、磨き仕上げを施した真鍮のハンドル、スイッチ、蛇口など、高品質の仕上げでカスタマイズしています。フランスのユーザーが残したコメントによれば、壁面の塗料と幾何学的な床も人気の理由の1つだったようです。
また、このセミオープンキッチンには、リビングエリアに面してガラスのパーテーションが設置されています。インテリアデザイナーのエレーヌ・パオリは「クライアントは、調理中の匂いや音をリビングエリアに入れたくなかったため、オープンキッチンは希望していなかったのですが、2つのエリアにつながりがあることも望んでいました。そのため、32平米もある広いリビングエリアの一部を切り取って12.6平米のキッチンを作り、これをアパートの中心にしたのです」と述べています。
アーキペルスタジオのこのキッチンは、フランスのテレビ番組で取り上げられた以来、国内で人気を集めました。イケアのモジュール式キッチンを、カッラーラ大理石でできた特注のカウンターや、磨き仕上げを施した真鍮のハンドル、スイッチ、蛇口など、高品質の仕上げでカスタマイズしています。フランスのユーザーが残したコメントによれば、壁面の塗料と幾何学的な床も人気の理由の1つだったようです。
また、このセミオープンキッチンには、リビングエリアに面してガラスのパーテーションが設置されています。インテリアデザイナーのエレーヌ・パオリは「クライアントは、調理中の匂いや音をリビングエリアに入れたくなかったため、オープンキッチンは希望していなかったのですが、2つのエリアにつながりがあることも望んでいました。そのため、32平米もある広いリビングエリアの一部を切り取って12.6平米のキッチンを作り、これをアパートの中心にしたのです」と述べています。
インド
スニータ・ヨゲシュ・スタジオの創設者であり、主要デザイナーであるスニータ・ヨゲシュは、こちらのキッチンについて「機能的な要素をコンパクトなスペースに詰め込みつつも、美しい見た目に仕上げました」と話しています。インド都市部のほとんどのアパートのキッチンはコンパクトなため、そのスペースを最大限に活用しながら、いかに多くの収納と機能を持ち込むかがカギとなりますが、こちらのキッチンはスタイリッシュでありながら、収納と機能の両方を兼ね備えています。
このキッチンにはもともと基本的な設備が備わっていましたが、それらは完全に取り壊され、ゼロから再設計されています。
オーナーの夢は真っ白なキッチンを持つことだったので、デザイナーは、ヘリンボーンパターンのバックスプラッシュ、クォーツ製カウンタートップ、シェーカースタイルのキャビネットに白系の色を選びました。また空間に温かみを出すために、木製のオープンシェルフを取り入れています。さらに、キッチンの奥には、洗濯・収納用の小さなユーティリティゾーンがあります。
スニータ・ヨゲシュ・スタジオの創設者であり、主要デザイナーであるスニータ・ヨゲシュは、こちらのキッチンについて「機能的な要素をコンパクトなスペースに詰め込みつつも、美しい見た目に仕上げました」と話しています。インド都市部のほとんどのアパートのキッチンはコンパクトなため、そのスペースを最大限に活用しながら、いかに多くの収納と機能を持ち込むかがカギとなりますが、こちらのキッチンはスタイリッシュでありながら、収納と機能の両方を兼ね備えています。
このキッチンにはもともと基本的な設備が備わっていましたが、それらは完全に取り壊され、ゼロから再設計されています。
オーナーの夢は真っ白なキッチンを持つことだったので、デザイナーは、ヘリンボーンパターンのバックスプラッシュ、クォーツ製カウンタートップ、シェーカースタイルのキャビネットに白系の色を選びました。また空間に温かみを出すために、木製のオープンシェルフを取り入れています。さらに、キッチンの奥には、洗濯・収納用の小さなユーティリティゾーンがあります。
スペイン
巧妙なギミックがあり、個人にあわせたカスタマイズがなされたキッチンは、常にHouzzユーザーの人気を集めています。
こちらのアイランドキッチンでは、温かみのあるカラーパレットと、コンロのそばにある鍋用の蛇口や、入念に計算して配置された照明など、空間をカスタマイズするためのディテールが際立っています。
「シンクが組み込まれた白いコーリアンのカウンタートップは、その上に設置されたガラスの食器棚と同様に、空間に優雅さをもたらしています」と、デウロンデル・アルキテクトゥーラ・ドメスティカの創設者であるルイサ・デウロンデルは話します。「この手法が機能するのはカスタムメイドキッチンのみですが、小型の家電製品をいつでも手の届くところに収納できるため、非常に実用的です。コンロ周辺のアメリカ製ランプは、キッチンに個性的な雰囲気をもたらしてくれています」
巧妙なギミックがあり、個人にあわせたカスタマイズがなされたキッチンは、常にHouzzユーザーの人気を集めています。
こちらのアイランドキッチンでは、温かみのあるカラーパレットと、コンロのそばにある鍋用の蛇口や、入念に計算して配置された照明など、空間をカスタマイズするためのディテールが際立っています。
「シンクが組み込まれた白いコーリアンのカウンタートップは、その上に設置されたガラスの食器棚と同様に、空間に優雅さをもたらしています」と、デウロンデル・アルキテクトゥーラ・ドメスティカの創設者であるルイサ・デウロンデルは話します。「この手法が機能するのはカスタムメイドキッチンのみですが、小型の家電製品をいつでも手の届くところに収納できるため、非常に実用的です。コンロ周辺のアメリカ製ランプは、キッチンに個性的な雰囲気をもたらしてくれています」
イギリス
こちらは、ブレイヤー・デザインのバリー・ソーヤー設計による、ロンドンのキッチン。空間を最大限に活用し、カスタム収納をかなえる美しいデザインの食器棚が目を引きます。
シェーカースタイルのキャビネットは、伝統的なスタイルと現代的なスタイルを融合させるために、最小限の装飾でデザインされました。「ユニットは天井に直に設置しますが、上部に装飾的なモールディングはありません」とバリーは言います。
ビルトインオーブンの隣には、大理石の天板と、コーヒーマシンやジューサー用のコンセントのある朝食用キャビネットをデザイン。「ドアは格納式で、側面に差し込むことができます」とバリーは話します。「キャビネットは朝食用カウンターの近くにあるので簡単にアクセスでき、ドアを開けると、隠された照明が点灯します」
こちらは、ブレイヤー・デザインのバリー・ソーヤー設計による、ロンドンのキッチン。空間を最大限に活用し、カスタム収納をかなえる美しいデザインの食器棚が目を引きます。
シェーカースタイルのキャビネットは、伝統的なスタイルと現代的なスタイルを融合させるために、最小限の装飾でデザインされました。「ユニットは天井に直に設置しますが、上部に装飾的なモールディングはありません」とバリーは言います。
ビルトインオーブンの隣には、大理石の天板と、コーヒーマシンやジューサー用のコンセントのある朝食用キャビネットをデザイン。「ドアは格納式で、側面に差し込むことができます」とバリーは話します。「キャビネットは朝食用カウンターの近くにあるので簡単にアクセスでき、ドアを開けると、隠された照明が点灯します」
ドイツ
Houzz Germanyの編集者であるトーマス・ヘルビングは、社交の場となる大きなアイランドを備えた大きなキッチンとは対照的な、コンパクトで最低限のものしか備えていないこのキッチンが、ドイツで最も人気のキッチンであることに驚きました。しかし、その賢い収納機能がユーザーを魅了したのです。
こちらのワンルームマンションの空間は限られていますが、インテリアデザイナーのウテ・ギュンターは、設備の整った小さなキッチンを設置することに成功しました。ダイニングテーブルは、キッチンの正面から引き出すことができます。「この簡易キッチンとベンチは、大工さんが作ったもの。ベンチの下には収納スペースがあり、角の食器棚には、テーブルの下のドアからアクセスできます。収納スペースはあればあるほどいいですから」とギュンターは話しています。さらには、使っていないときにはコンロとシンクを隠せるというギミックもあるのです。
このミニキッチンは、キッチンデザインの良し悪しを決めるのはサイズではなく、優れた計画とアイデアであることを示しています。
Houzz Germanyの編集者であるトーマス・ヘルビングは、社交の場となる大きなアイランドを備えた大きなキッチンとは対照的な、コンパクトで最低限のものしか備えていないこのキッチンが、ドイツで最も人気のキッチンであることに驚きました。しかし、その賢い収納機能がユーザーを魅了したのです。
こちらのワンルームマンションの空間は限られていますが、インテリアデザイナーのウテ・ギュンターは、設備の整った小さなキッチンを設置することに成功しました。ダイニングテーブルは、キッチンの正面から引き出すことができます。「この簡易キッチンとベンチは、大工さんが作ったもの。ベンチの下には収納スペースがあり、角の食器棚には、テーブルの下のドアからアクセスできます。収納スペースはあればあるほどいいですから」とギュンターは話しています。さらには、使っていないときにはコンロとシンクを隠せるというギミックもあるのです。
このミニキッチンは、キッチンデザインの良し悪しを決めるのはサイズではなく、優れた計画とアイデアであることを示しています。
ロシア
Houzz Russiaでは、タチアナ・アルヒポワがデザインしたこのキッチンを2回紹介しています。最初は、ロシアのキッチンに関するもので、珍しい機能があるものを説明してほしいと、デザイナーにお願いしていました。その記事では、アイランドの側面にある扉に注目が向けられていましたが、驚くべきことに、それはボトルを6本収納できるワイン用冷蔵庫だったのです。
2回目に紹介されたのは、「2019年前半で最も人気のあったロシアのキッチン30選」でした。この記事では、上部キャビネットは2列に設計され、下部キャビネットは他のキャビネットよりも奥行きが狭くなっていることにも言及しています。この巧妙なデザイントリックにより、住まい手が皿を洗うときに、誤って頭をぶつけなくてすむようになっているのです。
Houzz Russiaでは、タチアナ・アルヒポワがデザインしたこのキッチンを2回紹介しています。最初は、ロシアのキッチンに関するもので、珍しい機能があるものを説明してほしいと、デザイナーにお願いしていました。その記事では、アイランドの側面にある扉に注目が向けられていましたが、驚くべきことに、それはボトルを6本収納できるワイン用冷蔵庫だったのです。
2回目に紹介されたのは、「2019年前半で最も人気のあったロシアのキッチン30選」でした。この記事では、上部キャビネットは2列に設計され、下部キャビネットは他のキャビネットよりも奥行きが狭くなっていることにも言及しています。この巧妙なデザイントリックにより、住まい手が皿を洗うときに、誤って頭をぶつけなくてすむようになっているのです。
スウェーデン
スウェーデン人のキッチンに対する一般的な考え方は、ほかの国の人々とは異なると言えるでしょう。スウェーデンでも色とパターンを取り入れた住まいは増えてきているものの、もっとも人気があるのは白いキャビネットですし、キッチンに大胆な壁紙を貼るのはあまり見かけません。アイランドに花の壁紙が貼られたこちらのキッチンは、スウェーデン国外の人々の人気を集め、スウェーデンのキッチンの中でもっとも人気のあるものに選ばれました。
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