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壁をツートンカラーにペイントして、こなれた印象を手に入れよう
ツートンカラーの壁とは、ふたつの色を使っている壁のこと。上級者向けのような気もしますが、アクセントウォールにはぴったりの塗り方。基本の白との合わせから、カラー+カラーの合わせ方まで、さっそく見てきましょう!
ブラッキン・ヘザー
2020年2月5日
Houzz contributor.
Home Life Style インテリア、収納空間デザイン。
「贅沢な時間を過ごせる、あなたらしい心地よい住まいづくり」をモットーに、一人ひとりの個性や「好き」を引き出しながらのインテリアのコーディネーション、
より快適な暮らしのためのライフスタイルに合わせた収納計画のご提案をいたします。
著書「ふつうの住まいでかなえる外国スタイルの部屋づくり(文藝春秋)
Interior decoration and storage space planning in Tokyo, Japan. English/Japanese bilingual, with interior design and decoration experience in Europe and Japan.
Houzz contributor.
Home Life Style インテリア、収納空間デザイン。
「贅沢な時間を過ごせる、あなたらしい心地よい住まいづくり」をモットーに、一人ひとりの個性や「好き」を引き出しながらのインテリアのコーディネーション、
より快適な暮らしのためのライフスタイルに合わせた収納計画のご提案をいたします。
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部屋の印象を大きく変えるアクセントウォール。一般的には壁の一面を違う色で塗ることが多いかもしれません。でもペイントには様々な楽しみ方があります。今回ご紹介するのは、海外でも人気のあるツートン(ツートーン)の壁です。2色を使ってより個性的なアクセントを楽しんでみませんか。
白+下半分をモノトーンにする
下半分をダークグレーにすることでアクセントになるだけではなく壁の白い部分もより明るく、はっきりと見え、空間に広がりが感じらます。コントラストが綺麗ですよね。
ツートンに塗ることで、このように空間の感じ方を変えることもできるのです。
- +ダークグレーではっきり
下半分をダークグレーにすることでアクセントになるだけではなく壁の白い部分もより明るく、はっきりと見え、空間に広がりが感じらます。コントラストが綺麗ですよね。
ツートンに塗ることで、このように空間の感じ方を変えることもできるのです。
- +ブラックでシックに
濃い色は周りを引き締め、まとめ役にもなりますので、物がたくさん置かれるようなデスク周りでも意外と使いやすく、すっきり見える色です。
- +淡いグレーでさりげなく
高さをどこまで塗るかはとくに決まりはありませんが、ベッドの後ろの壁の場合、枕やクッションを置いた時に塗った部分もバランスよく見えることを意識すると良いでしょう。
こちらのような白に近い淡いグレーで、北欧風の優しい色合いも取り入れるのも、さりげなくて素敵です。
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白+下半分をカラーにする
例えば、寝室には気持ちが落ち着くブルーやグリーン系の色を使ってみてはいかがでしょう。
こちらのお部屋は、明るいブルーを思い切ってドアまで壁と合わせて塗ってしまった斬新なアイデア。途中で色が途切れずに部屋の広がりも感じさせるテクニックです。
- 思い切って塗る
例えば、寝室には気持ちが落ち着くブルーやグリーン系の色を使ってみてはいかがでしょう。
こちらのお部屋は、明るいブルーを思い切ってドアまで壁と合わせて塗ってしまった斬新なアイデア。途中で色が途切れずに部屋の広がりも感じさせるテクニックです。
下半分を白にする
ツートンの壁は下を濃く、上を明るくというのが多く見られます。重さを下に持ってくることでバランスが取れやすく、見た目も落ち着きます。ただ、必ずしもそれが決まりとは限りません。
こちらのバスルームの床や洗面台のように、低い位置に濃い色を取り入れることで上部をダークな色に塗っても上下のバランスが取れます。逆に家具など、低い位置に暗めの色のものを置く時には下半分を明るくすることで家具もより映えます。
ツートンの壁は下を濃く、上を明るくというのが多く見られます。重さを下に持ってくることでバランスが取れやすく、見た目も落ち着きます。ただ、必ずしもそれが決まりとは限りません。
こちらのバスルームの床や洗面台のように、低い位置に濃い色を取り入れることで上部をダークな色に塗っても上下のバランスが取れます。逆に家具など、低い位置に暗めの色のものを置く時には下半分を明るくすることで家具もより映えます。
カラー+カラーにする
こちらではライトなブルーに対し、マリンブルーのような濃厚なトーンが全体的にリッチな印象を与えています。
カラー+カラーの組み合わせの場合も、淡い色を上の方に持ってくるとバランスが取りやすいでしょう。
- 同系色の濃淡で落ち着きを
こちらではライトなブルーに対し、マリンブルーのような濃厚なトーンが全体的にリッチな印象を与えています。
カラー+カラーの組み合わせの場合も、淡い色を上の方に持ってくるとバランスが取りやすいでしょう。
- ナチュラルな色合いを楽しむ
- 淡い反対色で柔らかさを
- 上の方を淡くして天井を高く
写真のように、ドアや窓枠など、建具の高さにそれえてしまうよりも、少し低めがの高さで違いを出すとバランスよく、綺麗に見えます。
ツートンの壁に挑戦してみたいけれど、迷ってしまう場合は、ぜひインテリアのプロに相談してみてください。自分らしく、楽しいアクセントウォールを手に入れてくださいね。
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色のパワーを生かした背景、ペイントでつくるアクセントウォール
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