小さなスペースだからこそ、好きなテイストを思い切り表現していいのではないでしょうか。こちらのレトロ感漂う洗面カウンターは、湯水混合の水栓金具を採用。普及しているシングルレバーのそれと比べると、お湯と水のバランス調整が面倒で、実用性に欠けるかもしれないけれど、独特なデザインの魅力を優先しています。 ファッションにおいて「おしゃれは下着から」と言われるように、見えないところにまで気を配る精神が大切だと思います。パウダールームやトイレに強い関心を寄せることは、インテリアにおける真におしゃれな人の条件だとも言えるのではないでしょうか。 洗面所はパウダールームに、脱衣所はランドリールームに。そんな呼び方がふさわしいような空間づくりをしたいものです。 効率だけではなく、心豊かに過ごせるスペースとしての洗面コーナー、パウダールームづくりのヒントになれば幸いです。
こちらもニッチを上手に活用している実例です。インドネシア産の大きな丸太をベース使いにシンクをのせた、高級感溢れた手洗いコーナーです。 コンパクトな空間でありながら、ベーシン、タオル、ソープ、鏡としっかりと必要な要素がすてきにまとまっています。まるで美術品のような、ついつい立ち止まって眺めてしまいそうなムーディーな雰囲気ですね。
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