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珪藻土アイテムで、水回りをいつもサラサラ快適に
生活雑貨としてもポピュラーになってきた珪藻土。小さなアイテムをキッチンや洗面室で使えば、暮らしの快適さが大きくアップします。
Motoko Sasaki
2019年1月10日
Houzzコントリビューター。フリーランスの編集&ライター。10才頃からインテリア雑誌の定期購読をはじめる。1999〜2007年、出版社にて雑貨&インテリア誌編集部に在籍。旅好きが嵩じ、2008年に旅するライターユニット「auk」を立ち上げ、毎年オランダとベルギーに滞在。2015年現在までに3冊のガイドブックを出版。菓子研究家いがらしろみ主宰、romi-uni booksの編集も担当。
Houzz contributor, Editor and Writer of Books and Magazine in JAPAN.Specialty is Interior,Lifestyle,Cooking,Handmade,Travel,Fasion.....and more.and,I'm staying in Netherlands and Belgium every year.I published the Netherlands and Belgium guide book.
【Book】2015/『Holland Short Trip オランダ・ショート・トリップ』(スペースシャワーブックス) 2011 /『Belgium Bruxelles Promnade Classique ベルギー・ブリュッセル クラシックな街歩き』(産業編集センター) 2009 /『Holland Travel Book オランダ・トラベル・ブック』(現マイナビ、元東京地図出版)
Houzzコントリビューター。フリーランスの編集&ライター。10才頃からインテリア雑誌の定期購読をはじめる。1999〜2007年、出版社にて雑貨&インテリア誌編集部に在籍。旅好きが嵩じ、2008年に旅するライターユニット「auk」を立ち上げ、毎年オランダとベルギーに滞在。2015年現在までに3冊のガイドブックを出版。菓子研究家いがらしろみ主宰、romi-uni... もっと見る
最近、インテリアショップでも珪藻土を使ったアイテムをよく見かけるようになりました。もともとは湿気や匂いなどを吸収する機能から、珪藻土は壁に使われることが多かった素材ですが、珪藻土のバスマットがヒットしたことにより、さらに注目が集まったのは記憶に新しいところです。そして水分を吸収する性質に着目したグッズが他にも数多く登場しましたが、試しに使ってみたところ、その機能の優秀さに感動しました。今回は、一度使うと手放せないおすすめの珪藻土アイテムと、私なりに見つけた便利な使い方をご紹介したいと思います。
サイズや色が豊富に揃う商品展開
ショップで目につくのはやはり、珪藻土のバスマットや珪藻土のキッチンマット、珪藻土トレーやコースターなど、水回りに使うアイテム。ピンクやブルーなど、カラフルな色展開をしているものもありますが、私は合わせやすさからモノトーンを選びました。大理石柄など、トレンドを意識したデザインにも素敵なものが見つかります。
ショップで目につくのはやはり、珪藻土のバスマットや珪藻土のキッチンマット、珪藻土トレーやコースターなど、水回りに使うアイテム。ピンクやブルーなど、カラフルな色展開をしているものもありますが、私は合わせやすさからモノトーンを選びました。大理石柄など、トレンドを意識したデザインにも素敵なものが見つかります。
珪藻土とは?
珪藻土は、植物性プランクトンの遺骸が海底に沈み、長年をかけて化石化したもの。火に強く、昔から七輪などにも使われている素材です。表面には無数の穴があり、吸湿性や放湿性があるのも特徴。この無数の穴のおかげで、水分をすばやく吸収し、速乾性も高いという便利な機能があります。
私が初めて使ってみたのは、珪藻土のコースターでした。布製コースターの場合、吸収した水滴でテーブルが濡れてしまうことがありましたが、珪藻土のコースターはテーブルもコースターもいつもサラサラな状態がキープできることに驚きました。
珪藻土は、植物性プランクトンの遺骸が海底に沈み、長年をかけて化石化したもの。火に強く、昔から七輪などにも使われている素材です。表面には無数の穴があり、吸湿性や放湿性があるのも特徴。この無数の穴のおかげで、水分をすばやく吸収し、速乾性も高いという便利な機能があります。
私が初めて使ってみたのは、珪藻土のコースターでした。布製コースターの場合、吸収した水滴でテーブルが濡れてしまうことがありましたが、珪藻土のコースターはテーブルもコースターもいつもサラサラな状態がキープできることに驚きました。
写真のようにグラスのあとがついても、水分をあっという間に吸収して、数秒で何もないもとの状態に戻ります。
バスマットを水切りマットとして使う
私のおすすめは、小さめのバスマットを、キッチンで水切りマットとして使うこと。私はキッチンに水切りかごを置いていないので、これまで洗った食器はキッチンクロスの上に並べて乾かしていましたが、濡れた布や台の衛生面が気になっていました。その点、珪藻土のマットはすぐに水分を吸収し、洗った食器もすぐに乾くのがうれしいところです。
水切りかごを使っているご家庭では、かごの下に敷くトレー代わりにしてみてください。トレーに水がたまるストレスがまったくなくなりますよ。
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水切りかごを使っているご家庭では、かごの下に敷くトレー代わりにしてみてください。トレーに水がたまるストレスがまったくなくなりますよ。
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ぬめりやカビも防止できる優秀アイテム
珪藻土のトレーやコースターは、ソープディッシュやスポンジ、たわしなどを置くのにぴったりです。濡れたものをそのまま置いておくと、雑菌の繁殖が気になりますが、珪藻土の上に置けばすぐに乾いてくれるので、ぬめりやカビの防止になります。
珪藻土のトレーやコースターは、ソープディッシュやスポンジ、たわしなどを置くのにぴったりです。濡れたものをそのまま置いておくと、雑菌の繁殖が気になりますが、珪藻土の上に置けばすぐに乾いてくれるので、ぬめりやカビの防止になります。
コースターを、洗面台でボトル入りのソープ置きとして活躍させるのもよいアイデアです。ボトルの底の水気がなくなるので、洗面ボウルの周りをいつも清潔に保つことができます。
清潔で実用性抜群の歯ブラシスタンド
1日に何度も使う歯ブラシは、いつも清潔に保ちたいもの。使用中の歯ブラシは、カップやスタンドにさしたり、専用フックに吊るしたりして収納している人が多いと思いますが、いずれも使用後の水気が気になります。その点、珪藻土のスタンドなら、水滴を気にする心配がありません。山型や色付きなど、デザインのバリエーションも増えてきたので、インテリアとしても楽しめます。スタンドの下に珪藻土コースターを敷いて、水滴を徹底的にガードしましょう。
1日に何度も使う歯ブラシは、いつも清潔に保ちたいもの。使用中の歯ブラシは、カップやスタンドにさしたり、専用フックに吊るしたりして収納している人が多いと思いますが、いずれも使用後の水気が気になります。その点、珪藻土のスタンドなら、水滴を気にする心配がありません。山型や色付きなど、デザインのバリエーションも増えてきたので、インテリアとしても楽しめます。スタンドの下に珪藻土コースターを敷いて、水滴を徹底的にガードしましょう。
スティックタイプは、キッチンの粉ものの湿気とりに
珪藻土アイテムには、スティックタイプや軽量スプーン形のものもあります。塩や砂糖、粉状の調味料を入れた容器に入れて使えば、「砂糖が固まって取れない」という心配はまったくなくなります。いつでもサラサラの状態で使えるので、料理中のストレスが減りますね。
珪藻土アイテムには、スティックタイプや軽量スプーン形のものもあります。塩や砂糖、粉状の調味料を入れた容器に入れて使えば、「砂糖が固まって取れない」という心配はまったくなくなります。いつでもサラサラの状態で使えるので、料理中のストレスが減りますね。
吸収力が落ちたときは?
珪藻土には無数の穴がありますが、水分を吸いすぎると穴がふさがり、吸収力が落ちてきます。そんなときは、やすりで表面を削ると吸収力が復活します。汚れたときは、キッチン漂白剤を入れた水に漬けると落ちますが、長時間浸すと珪藻土がもろくなってしまうので注意しましょう。
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人気のエコ素材、珪藻土の特徴とは?
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