住み心地を左右する窓の種類と選び方
光や風を取り込む役割があり、住まいに必要不可欠な窓。今回は、窓の種類と理想的な窓の選び方をお伝えします。断熱などの「性能」に留意することも重要です。
荒木康史
2018年12月3日
暮らしの総合アドバイザー。ユーザーや建設会社向けにコンサルティングや講演、セミナーを行なっております。
日本の窓と海外の窓
日本の窓は、柱と柱の間に戸をつけたことから「間戸」と呼ばれていました。日本の住宅が柱や梁で構成される構造であったため、引き違い窓が多く、また、モジュール化しやすく日本らしい窓が出来上がっていったと考えられます。
一方で、海外の窓はWindowと呼ばれています。Windowは古ノルド語で「風の目」を意味した vindauga (vindr + auga) が語源となっています。
煉瓦や石造りの住まいが多い地域において、太陽の光を取り入れたり、換気をしたり、出入りをするために壁をくりぬいてそこに窓を取り付けていたので、開き戸が多いのが特徴です。
日本の窓は、柱と柱の間に戸をつけたことから「間戸」と呼ばれていました。日本の住宅が柱や梁で構成される構造であったため、引き違い窓が多く、また、モジュール化しやすく日本らしい窓が出来上がっていったと考えられます。
一方で、海外の窓はWindowと呼ばれています。Windowは古ノルド語で「風の目」を意味した vindauga (vindr + auga) が語源となっています。
煉瓦や石造りの住まいが多い地域において、太陽の光を取り入れたり、換気をしたり、出入りをするために壁をくりぬいてそこに窓を取り付けていたので、開き戸が多いのが特徴です。
窓の種類
現在使われている窓の種類は、大きく3種類に分けられます。引き違い窓、装飾窓と、ドアです。「ドアは窓なの?」と思われる人もいるかもしれませんが、ここでは、バルコニーやテラスなどの人が出入りできるサイズの窓を「ドア」という呼び方で窓に含め、説明を進めていきます。
それぞれの分類別に窓を並べてみると、以下のようになります。
【引き違い窓】
【装飾窓】
【ドア】
この中で最も使われているのが装飾窓で約57%、次に引き違い窓で約41%となっています。
デザイン性を重視した窓が多く使われるようになってきているので、今後も装飾窓の使用率が増えていくと予想されます。
現在使われている窓の種類は、大きく3種類に分けられます。引き違い窓、装飾窓と、ドアです。「ドアは窓なの?」と思われる人もいるかもしれませんが、ここでは、バルコニーやテラスなどの人が出入りできるサイズの窓を「ドア」という呼び方で窓に含め、説明を進めていきます。
それぞれの分類別に窓を並べてみると、以下のようになります。
【引き違い窓】
- 引き違い窓
【装飾窓】
【ドア】
- 勝手口ドア
- テラスドア
この中で最も使われているのが装飾窓で約57%、次に引き違い窓で約41%となっています。
デザイン性を重視した窓が多く使われるようになってきているので、今後も装飾窓の使用率が増えていくと予想されます。
窓の目的
建物は、窓がなければ真っ暗で人が暮らすことはできません。窓がついていても開かない窓だと空気の入れ替えができず、湿気と汚れた空気により健康を害することになります。
そこで、窓をつける目的はですが、
本来壁があるところを窓に置き換えることで、快適な空間が実現できます。
目的ごとに様々な種類の窓がつくられているので、使用目的に合わせた窓の正しい選択が必要になります。目的に沿わない窓を使った場合、住まいを不快にさせる恐れがありますので、窓選びは慎重に行いましょう。
建物は、窓がなければ真っ暗で人が暮らすことはできません。窓がついていても開かない窓だと空気の入れ替えができず、湿気と汚れた空気により健康を害することになります。
そこで、窓をつける目的はですが、
- 光を取り入れる(採光)
- 空気を入れ替える(換気・通風)
- 音を遮る(遮音・防音)
- 景色を見る
本来壁があるところを窓に置き換えることで、快適な空間が実現できます。
目的ごとに様々な種類の窓がつくられているので、使用目的に合わせた窓の正しい選択が必要になります。目的に沿わない窓を使った場合、住まいを不快にさせる恐れがありますので、窓選びは慎重に行いましょう。
窓の賢い選び方
窓を選ぶとき形だけでなく、その機能や性能にも目を向けなければいけません。窓を選ぶ際には次の4つのことを念頭に置き、決めるのが良いでしょう
まずは窓の性能を選ぶことから進めていきましょう。
窓を選ぶとき形だけでなく、その機能や性能にも目を向けなければいけません。窓を選ぶ際には次の4つのことを念頭に置き、決めるのが良いでしょう
- 窓の性能(一番大切です!)
- 窓の種類
- 窓の素材
- ガラスの種類とスペック
まずは窓の性能を選ぶことから進めていきましょう。
1.窓の性能を選ぶ
窓の性能を決めるのは、次の6つのポイントです。
特に1.の断熱性能については注意が必要です。JIS基準で各エリアの推奨性能が指定されていますが、とても現代の状況には即していません。現在の住宅は、省エネと健康の観点から、より高性能であることが求められていますので、JISの最高等級であるH-5を最低基準として選びましょう。これ以下の性能だと建物の性能が悪くなり、結露やカビの原因となります。
窓の性能を決めるのは、次の6つのポイントです。
- 断熱性能(一番大切です)
- 気密性能
- 水密性能
- 台風圧性能
- 遮音性能
- 防犯性能
特に1.の断熱性能については注意が必要です。JIS基準で各エリアの推奨性能が指定されていますが、とても現代の状況には即していません。現在の住宅は、省エネと健康の観点から、より高性能であることが求められていますので、JISの最高等級であるH-5を最低基準として選びましょう。これ以下の性能だと建物の性能が悪くなり、結露やカビの原因となります。
2.窓の種類を選ぶ
性能が決まったら、次は窓の種類です。窓の種類は【引き違い窓】【装飾窓】【ドア】と大きく分けて 3種類とお伝えしましたが、ドアは人が出入りするところ、例えば、バルコニーやテラスなどに限られるので、あとは引き違い窓か装飾窓を選ぶことになります。
特に、装飾窓は見た目や機能によって大きく違ってきます。
代表的な6つの装飾窓についてそれぞれの特徴とオススメの部屋、そして機能をお伝えします。
縦滑り出し窓
【メリット】
90度外側に開くので、通風に適しています。防犯性能が高く、子供部屋や洗面所、浴室に最適です。
【デメリット】
開けている時雨が侵入する。大きな開口には不向き。また、外側に防犯用の格子を取り付けることが難しい。
横滑り出し窓
【メリット】
窓の下側が横に開くので、換気に適しています。防犯性が高く、気密性能が良いのでトイレやキッチン、ロストに最適です。
【デメリット】
窓が90
度に開かないので、外側のガラスの掃除が困難です。操作上、高い所には不向きです。また、外側に防犯用の格子を取り付けることが難しい。
上げ下げ窓
【メリット】
通風に適しています。窓が上下に開くので、外側に防犯用の格子を取り付けることで、防犯性能が向上します。洗面所やキッチンに最適です。
【デメリット】
気密性が低いので、隙間風を生じることがあります。
内倒し窓・外倒し窓
【メリット】
換気の他に、火災の際の排煙に適しています。高所に取り付けることが多いので、オペレーターをつけることで、階下からでも操作が可能です。吹き抜け部やロフトに最適です。
【デメリット】
外倒しの窓は、開いているとき雨に弱い。
天窓
【メリット】
夏場のこもりがちな熱気を排出するのに適しています。屋根につけるので、隣家が近いところでも太陽光を取り入れられます。リビングや洗面所、大きな吹き抜けに最適です。
【デメリット】
日射対策を行わないと夏場は暑い。雨漏りの心配がある。
ドレーキップ窓
【メリット】
2方向に窓が開くので、常時換気に適しています。気密性能が高いので防音効果が高いので、全ての部屋に適しています。高気密高断熱住宅に適しています。
【デメリット】
輸入サッシが主流なので取扱量が少ない。国産メーカー品では価格が高くサイズが限られています。
サッシの種類とお手入れの方法
性能が決まったら、次は窓の種類です。窓の種類は【引き違い窓】【装飾窓】【ドア】と大きく分けて 3種類とお伝えしましたが、ドアは人が出入りするところ、例えば、バルコニーやテラスなどに限られるので、あとは引き違い窓か装飾窓を選ぶことになります。
特に、装飾窓は見た目や機能によって大きく違ってきます。
代表的な6つの装飾窓についてそれぞれの特徴とオススメの部屋、そして機能をお伝えします。
縦滑り出し窓
【メリット】
90度外側に開くので、通風に適しています。防犯性能が高く、子供部屋や洗面所、浴室に最適です。
【デメリット】
開けている時雨が侵入する。大きな開口には不向き。また、外側に防犯用の格子を取り付けることが難しい。
横滑り出し窓
【メリット】
窓の下側が横に開くので、換気に適しています。防犯性が高く、気密性能が良いのでトイレやキッチン、ロストに最適です。
【デメリット】
窓が90
度に開かないので、外側のガラスの掃除が困難です。操作上、高い所には不向きです。また、外側に防犯用の格子を取り付けることが難しい。
上げ下げ窓
【メリット】
通風に適しています。窓が上下に開くので、外側に防犯用の格子を取り付けることで、防犯性能が向上します。洗面所やキッチンに最適です。
【デメリット】
気密性が低いので、隙間風を生じることがあります。
内倒し窓・外倒し窓
【メリット】
換気の他に、火災の際の排煙に適しています。高所に取り付けることが多いので、オペレーターをつけることで、階下からでも操作が可能です。吹き抜け部やロフトに最適です。
【デメリット】
外倒しの窓は、開いているとき雨に弱い。
天窓
【メリット】
夏場のこもりがちな熱気を排出するのに適しています。屋根につけるので、隣家が近いところでも太陽光を取り入れられます。リビングや洗面所、大きな吹き抜けに最適です。
【デメリット】
日射対策を行わないと夏場は暑い。雨漏りの心配がある。
ドレーキップ窓
【メリット】
2方向に窓が開くので、常時換気に適しています。気密性能が高いので防音効果が高いので、全ての部屋に適しています。高気密高断熱住宅に適しています。
【デメリット】
輸入サッシが主流なので取扱量が少ない。国産メーカー品では価格が高くサイズが限られています。
サッシの種類とお手入れの方法
3.窓の素材を選ぶ
窓の素材は、一般的にアルミが多く使われていますが、窓の性能と種類を決めると何が適しているのか概ね決まってきます。
そこで、窓の素材と特徴をまとめると次のようになります。
アルミ
[断熱性能] 低い
[価格] 安い
[種類] 豊富
アルミ樹脂複合
[断熱性能] 高い
[価格] 普通(一般的)
[種類] 豊富
樹脂
[断熱性能] 高い
[価格] 少し高い
[種類] 少ない
木
[断熱性能] 高い(低いものもあるので注意が必要)
[価格] 高い
[種類] 少ないが特注で対応可能
家一棟にかける窓のコストは、一般的には本体価格の5~8%程度と言われます。建物のランニングコスト(光熱費を含む)を考えたとき、素材が大きく影響してきますので、十分な検討が必要です。
建物に必要な性能に合わせて窓の性能を選ぶことで、間違いの無い窓選びができます。素材もしっかりと押さえておきましょう。
窓の素材は、一般的にアルミが多く使われていますが、窓の性能と種類を決めると何が適しているのか概ね決まってきます。
そこで、窓の素材と特徴をまとめると次のようになります。
アルミ
[断熱性能] 低い
[価格] 安い
[種類] 豊富
アルミ樹脂複合
[断熱性能] 高い
[価格] 普通(一般的)
[種類] 豊富
樹脂
[断熱性能] 高い
[価格] 少し高い
[種類] 少ない
木
[断熱性能] 高い(低いものもあるので注意が必要)
[価格] 高い
[種類] 少ないが特注で対応可能
家一棟にかける窓のコストは、一般的には本体価格の5~8%程度と言われます。建物のランニングコスト(光熱費を含む)を考えたとき、素材が大きく影響してきますので、十分な検討が必要です。
建物に必要な性能に合わせて窓の性能を選ぶことで、間違いの無い窓選びができます。素材もしっかりと押さえておきましょう。
4.ガラスの種類とスペックを選ぶ
最後に、ガラスのスペックを選びます。ガラスのスペックは窓の性能と窓の素材が決まれば必然的に決まりますので、そんなに難しい物ではありません。
ガラスの種類
ガラスの種類ですが、透明ガラスかデザインガラス(型板ガラス)になります。ほとんどのガラスは透明になりますが、お風呂やトイレなどプライバシーを確保する必要があるところにデザインガラスを使いましょう。
デザインガラスにも、透明で光を通しながら視線を遮る型ガラス(ガラスがデコボコしている)と、きめ細かな半透明ガラスで、やさしい光を採り入れながら視線を遮るフロストガラスがあります。この二つはお好みで選ぶといいですね。
ガラスのスペック
スペックは、断熱性能と遮熱性能、それから防犯性能を検討し選ぶといいでしょう。
[ガラスの枚数]
シングルガラス(1枚)かペアガラス(2枚)かトリプルガラス(3枚)かという話になります。省エネと断熱性能の観点からペアガラスかトリプルガラス を選びましょう。
これらは複層ガラスと言われますが、ガラスとガラスの間に中空層をつくり、熱を伝えにくくする構造になっています。この中空層は、1層よりも2層の方が断熱効果が高いので、最近の住宅では2層(トリプルガラス )を採用する住宅が増えています。
また、複層ガラスにも一般複層ガラスとガラスに金属膜を加工したLow-E複層ガラスがあり、後者の方が断熱性能が高くなります。省エネ性能と快適性能が断然高くなりますのでオススメです。
特殊なガラス
防犯性能を高めるために防犯ガラス(合わせガラス)を採用するのもオススメです。防犯ガラスは2枚のガラスの間に特殊な樹脂のシートを挟んだもので、ハンマーなどでガラスを破ろうとしても簡単には割れないようになっています。
泥棒が入りやすい1階の居室に採用することが多いので、検討してみてください。
最後に、ガラスのスペックを選びます。ガラスのスペックは窓の性能と窓の素材が決まれば必然的に決まりますので、そんなに難しい物ではありません。
ガラスの種類
ガラスの種類ですが、透明ガラスかデザインガラス(型板ガラス)になります。ほとんどのガラスは透明になりますが、お風呂やトイレなどプライバシーを確保する必要があるところにデザインガラスを使いましょう。
デザインガラスにも、透明で光を通しながら視線を遮る型ガラス(ガラスがデコボコしている)と、きめ細かな半透明ガラスで、やさしい光を採り入れながら視線を遮るフロストガラスがあります。この二つはお好みで選ぶといいですね。
ガラスのスペック
スペックは、断熱性能と遮熱性能、それから防犯性能を検討し選ぶといいでしょう。
[ガラスの枚数]
シングルガラス(1枚)かペアガラス(2枚)かトリプルガラス(3枚)かという話になります。省エネと断熱性能の観点からペアガラスかトリプルガラス を選びましょう。
これらは複層ガラスと言われますが、ガラスとガラスの間に中空層をつくり、熱を伝えにくくする構造になっています。この中空層は、1層よりも2層の方が断熱効果が高いので、最近の住宅では2層(トリプルガラス )を採用する住宅が増えています。
また、複層ガラスにも一般複層ガラスとガラスに金属膜を加工したLow-E複層ガラスがあり、後者の方が断熱性能が高くなります。省エネ性能と快適性能が断然高くなりますのでオススメです。
特殊なガラス
防犯性能を高めるために防犯ガラス(合わせガラス)を採用するのもオススメです。防犯ガラスは2枚のガラスの間に特殊な樹脂のシートを挟んだもので、ハンマーなどでガラスを破ろうとしても簡単には割れないようになっています。
泥棒が入りやすい1階の居室に採用することが多いので、検討してみてください。
窓の組み合わせで最高の空間を作る
窓は単体でも機能しますが、色々な窓を組み合わせて、より機能的に、より美しい空間をつくりましょう。
例えば、風を取り込むのが得意な縦滑り出し窓と、大きな風景を切り取るFIX窓を組み合わせることで、機能的でおしゃれな空間が出来上がります。他にもたくさんの組み合わせがあるので、家具やインテリアに合わせてデザインしてみるのもいいですよ。
インテリアの一部として考える、窓のデザインの選び方
窓は単体でも機能しますが、色々な窓を組み合わせて、より機能的に、より美しい空間をつくりましょう。
例えば、風を取り込むのが得意な縦滑り出し窓と、大きな風景を切り取るFIX窓を組み合わせることで、機能的でおしゃれな空間が出来上がります。他にもたくさんの組み合わせがあるので、家具やインテリアに合わせてデザインしてみるのもいいですよ。
インテリアの一部として考える、窓のデザインの選び方
価格について
窓にかかる費用ですが、現在のところ一般的には建物本体価格の5~8%くらいとなっています。2000万円の住宅であれば、100万円〜160万円位になります。
ただし、建物の性能を向上させるためには窓のグレードを上げる必要がありますので、本体価格の少なくても10%前後は必要と考えた方がいいですね。
確かにコストは上がりますが、その効果は想像以上になります。建物から逃げる暖房エネルギーのうち約50%が窓から逃げるので、窓の性能を上げることで、冷暖房費が大きく下がります。イニシャルコストをかけた分、元が取れる上に室内の快適性も向上するので、妥協しないで窓の性能に投資してください。ここをケチると、あとで後悔することになりますよ。
Low-E複層ガラスとは? 最新の窓ガラスが持つ、断熱や遮熱性能のことを知ろう!
窓にかかる費用ですが、現在のところ一般的には建物本体価格の5~8%くらいとなっています。2000万円の住宅であれば、100万円〜160万円位になります。
ただし、建物の性能を向上させるためには窓のグレードを上げる必要がありますので、本体価格の少なくても10%前後は必要と考えた方がいいですね。
確かにコストは上がりますが、その効果は想像以上になります。建物から逃げる暖房エネルギーのうち約50%が窓から逃げるので、窓の性能を上げることで、冷暖房費が大きく下がります。イニシャルコストをかけた分、元が取れる上に室内の快適性も向上するので、妥協しないで窓の性能に投資してください。ここをケチると、あとで後悔することになりますよ。
Low-E複層ガラスとは? 最新の窓ガラスが持つ、断熱や遮熱性能のことを知ろう!
とにかく重要な「窓の性能」
それでは、窓を上手に選ぶポイントのまとめです。
断熱性能は住まいのランニングコストと健康に関わってきますし、防犯性能の高さは、台風や地震などの自然災害にも対応します。
毎日使う窓だからこそ、いいものを選んでください。
それでは、窓を上手に選ぶポイントのまとめです。
- 性能が高い窓を選ぶ
- お部屋に合わせて窓の開き方を選ぶ
- ガラスはペアガラス以上で、Low-E複層ガラスを選ぶ
断熱性能は住まいのランニングコストと健康に関わってきますし、防犯性能の高さは、台風や地震などの自然災害にも対応します。
毎日使う窓だからこそ、いいものを選んでください。
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多くの地域で窓には網戸が欠かせないと思います。昨今、一般住宅でも大きな外開き窓や蛇腹の窓を見掛けるようになりましたが、網戸はどのように設置されているのでしょうか。
ヨーロッパの窓のように内開きであれば窓の外に付ける事が出来ますが、外開きの窓の場合は内側につける事になりますね。その場合3つの方法があり、1)内開き式の網戸 2)ロール式またはアコーディオン式の網戸 3)固定式網戸になると思います。開口部が大きい窓の場合、1)は不向きなので 2)のタイプが多くなりますね。3)の固定式は開閉のハンドルの形状によって取り付け不可となる場合があるので注意が必要です。
網戸が入った状態の写真も少なく、皆さんどうされているのかと思っていました。参考になります。早速有り難うございました。