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アンティークフェアや骨董市で良品を手に入れる方法
アンティークや骨董品をコレクションしていますか? 2人の専門家がどんな話をディーラーに聞いたらいいか教えてくれました。
Georgia Madden
2018年9月27日
熱心なコレクターにとって、アンティークフェアや骨董市で世界にひとつしかない宝物を探すことほど楽しいものはありません。でも、どこから始めて、具体的に何を探せばいいのでしょう? アンティークの専門家であるダイアン・ピケットさんとインテリアデザイナーのレネイ・ウールリッジさんに、最高の成果を得るためのポイントを聞きました。
アンティークフェアや骨董市に行く目的は、買うこと以上に見ることです。さまざまなスタイルの品物が見つかりますから、先入観を持たずに行きましょう。
値切ってもいいのか知りたい方は多いでしょう。これは難しい質問ですが、聞いてみる価値はあります。中には値引きをしたり配送料を負担したりする心づもりのあるディーラーもいるかもしれません。たくさん買うつもりなら、交渉もしやすいでしょう。ただし、店に並べるまでに修理をしなければならなかったなど、値段を下げるのは難しい品物もあることは知っておきましょう。
値切ってもいいのか知りたい方は多いでしょう。これは難しい質問ですが、聞いてみる価値はあります。中には値引きをしたり配送料を負担したりする心づもりのあるディーラーもいるかもしれません。たくさん買うつもりなら、交渉もしやすいでしょう。ただし、店に並べるまでに修理をしなければならなかったなど、値段を下げるのは難しい品物もあることは知っておきましょう。
最高の成果を得るには?
- 混雑する前の早い時間に行きましょう。その方がディーラーともゆっくり話ができます。
- 部屋や入口、階段の寸法を測ってメモしていきましょう。惚れ込んで買った家具が玄関に入らないなんて失敗だけは避けたいものです。
- 新しい家具や美術品を置きたい場所の写真を何枚かスマホなどで撮っておくと、見つけたものがそこでどう見えるか、ずっと想像しやすくなります。
- ディーラーがスタンドに並べているのは、在庫のほんの一部です。探しているものがあるなら、ディーラーに聞いてみましょう。
アンティークやヴィンテージの家具を購入するときのポイント
ヴィンテージインテリアの写真をみる
- 家具に一目惚れしたときは、どう使うか、どこに置くか、そこに収まるのか自問してみましょう。
- 使用できる状態のものを買うようにしましょう。修理にはかなりの金額がかかる可能性があります。
- 家具が頑丈かチェックしましょう。扉や引出しを開け閉めしてみて、ヒビがないかも確かめます。
- 家具の下側は必ずチェックしましょう。修理の跡や損傷がないか、ここでわかることがあります。
- 古い家具を新しい方法で使うことを考えてみましょう。例えば昔のチェストを廊下に置いたら素敵に見えたり、対になったリビングルーム用のサイドテーブルがベッドサイドテーブルにぴったりだったりするかもしれません。
ヴィンテージインテリアの写真をみる
ディーラーにするべき質問
- どこから来た家具か、来歴や興味深い逸話はあるか、大がかりな修理がされたことはあるか聞きましょう。
- 具体的な説明、どこから来たのか、いつ作られたのかが書かれた鑑定書をもらいましょう。
ヴィンテージの服を購入するときのポイント
- 状態の良い本物を探しましょう。
- 年代に関わらず、アイコン的デザイナーの服はいつだって最高の投資になります。例えば1980年代のオートクチュールデザイナーの服は、1920年代のフラッパーのドレスに劣らず、投資するだけの価値があります。
- 年代物の服なら、手縫いのものや手作業でビーズが縫いつけられたものを探しましょう。これらは一般的に高品質の証といえます。
- 古い服は生地が劣化していないか確かめましょう。もちろん商品なので丁寧に扱ってください。
- 特にドレスの場合、肩の部分を見てハンガーによる型崩れや傷みがないかチェックします。
- シミのあるものを買うのは避けましょう。
装飾品や食器類を購入するときのポイント
知ればもっと楽しい、カトラリー:歴史と素材
- ランプやシーリングライトを探すのにアンティークフェアは絶好の場所です。照明器具のデザインは1930年代以降最高の状態が続いています。
- ランプの多くは、現在の基準を満たすためにプロによる配線のし直しが必要になりますが、これはとても簡単にできます。
- 食器類やディナーウェア、ガラスの器類もアンティークフェアでは大概簡単に見つかります。ひびや欠けがないか、揃っていなくても構わないなら別ですが、セットがすべて揃っているかをチェックしましょう。
- 年代物の食器類やガラス器類のほとんどが食洗機では洗えません。
- カトラリーを買う場合は、ナイフが有害な合金で作られたものでないことを確認しましょう。
- ヴィンテージの秤やジャーなどの実用品は、現代の家に置くと素晴らしい飾りになります。
- 品物の説明、わかっている損傷、作られた時代と来歴が書かれた鑑定書があるか聞きましょう。
知ればもっと楽しい、カトラリー:歴史と素材
美術品を購入するときのポイント
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初心者のためのアート作品の買い方入門
インテリアに抽象アート作品をとりいれるコツ
- 昔の油彩画や版画から現代アートやポスターまで、フェアではあらゆるものを見つけられます。
- 古い絵は、本物か、いつ描かれたものか、修復履歴、作者がわかっているかをディーラーに確認します。
- ポスターの場合は、折り目、破れ、退色がないかをチェックしましょう。これらは価値に影響します。
- ポスターが本物(現代アートとして認証されるもの)かどうか、複製ではないことも確認しましょう。
- 作者、年代、オリジナルであることが記載された鑑定書をもらいましょう。
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