タイルデザインの注目トレンドはカラフルな目地材?
カラフルな7色の目地材から、海外のキッチンや浴室がどのような雰囲気になっているのか見てみましょう。
Bryan Anthony
2018年8月11日
タイルの見た目は目地の色味に大いに左右されます。白のタイルに同じような白の目地材を組み合わせると、目地のラインはほぼ消え、目地はタイルに溶け込みます。逆に、白のタイルとダークグレーの目地材だと、個々のタイルの形が鮮明になります。
あまり知られていませんが、目地材にはグレーやベージュ系以外のカラフルなものもあり、ヨーロッパなどで多く使われ始めています。注目の7色の目地材を紹介しましょう。
あまり知られていませんが、目地材にはグレーやベージュ系以外のカラフルなものもあり、ヨーロッパなどで多く使われ始めています。注目の7色の目地材を紹介しましょう。
1.ピンク
オーストラリアで改装されたミッドセンチュリーのキッチン。〈スペースクラフト ジョイナリー〉のデザインチームが、下部の白い戸棚と、下部の〈ポーリーレイ〉のローズ・ペタルという魅力的なバラ色のラミネートで仕上げた戸棚を組み合わせました。この白とピンクの組み合わせはバックスプラッシュにも使われています。
オーストラリアで改装されたミッドセンチュリーのキッチン。〈スペースクラフト ジョイナリー〉のデザインチームが、下部の白い戸棚と、下部の〈ポーリーレイ〉のローズ・ペタルという魅力的なバラ色のラミネートで仕上げた戸棚を組み合わせました。この白とピンクの組み合わせはバックスプラッシュにも使われています。
バックスプラッシュを間近で見ると、デザインチームが小さな正方形の白のタイルとパステルピンクの目地材を組み合わせていることがわかります。全体の効果としては、わずかなピンク色の光を放ち、うるさくならない、ほどよいポップ感を加えています。
この改装されたロンドンの浴室では、いまトレンドになっている六角形のタイルで一面を覆った壁が特徴的です。タイルも目地材も淡いピンクで、鏡が反対側の壁のピンク戸棚を映し、見た目に一体感を与えています。
3.イエロー
このオーストラリアのマスターバスルームを見ていると、カラフルな目地材によって、個々のタイルの形を際立たせたり、まとめたりすることができるのだということが良く分かります。黄色の目地材は対照的な白のサブウェイタイルを立体的に見せ、同系色の黄色のサブウェイタイルは溶け込んでいるように見えます。
このオーストラリアのマスターバスルームを見ていると、カラフルな目地材によって、個々のタイルの形を際立たせたり、まとめたりすることができるのだということが良く分かります。黄色の目地材は対照的な白のサブウェイタイルを立体的に見せ、同系色の黄色のサブウェイタイルは溶け込んでいるように見えます。
対照的な色のタイルと目地材を組み合わせることも、注意を引く斬新な方法です。このロンドンの浴室は、洗面台の壁がライトブルーのサブウェイタイルと黄色の目地材で縦長に貼られているので、白と木だけだったスペースのアクセントとなっています。
4.ブルー
このロンドンの浴室の壁は床から天井までクラッシックな白のサブウェイタイルで覆われています。白の目地材ではモノトーンなスペースになったでしょうし、暗めの目地材では殺風景すぎたでしょう。デザイナーのブルーの目地材を使うという決断は、楽しい雰囲気を作りだし、ランタンのようなランプを使用することで船の趣もすこし感じられるようになりました。
このロンドンの浴室の壁は床から天井までクラッシックな白のサブウェイタイルで覆われています。白の目地材ではモノトーンなスペースになったでしょうし、暗めの目地材では殺風景すぎたでしょう。デザイナーのブルーの目地材を使うという決断は、楽しい雰囲気を作りだし、ランタンのようなランプを使用することで船の趣もすこし感じられるようになりました。
5.ティール(ブルーグリーン)
このミッドセンチュリーのデザインを取り入れたオーストラリアの家は、ウッドパネルの天井と壁、そしてつやのあるテラゾー床が特徴です。キッチンエリアには、下部の白い戸棚と、その上部にマットブラックのサブウェイタイルで仕上げたバックスプラッシュがあります。しかし、このキッチンの際立った特徴は、思いがけないカラフルな目地材なのです。
このミッドセンチュリーのデザインを取り入れたオーストラリアの家は、ウッドパネルの天井と壁、そしてつやのあるテラゾー床が特徴です。キッチンエリアには、下部の白い戸棚と、その上部にマットブラックのサブウェイタイルで仕上げたバックスプラッシュがあります。しかし、このキッチンの際立った特徴は、思いがけないカラフルな目地材なのです。
コンロ奥の壁を間近で見ると、マットブラックのサブウェイタイルが大胆なティールの目地材で縁取りされているのがわかります。上部の天窓が目地材をより際立たせる助けになっていて、ブルーの陶器の小物によって見た目にまとまりが生まれています。
6.オレンジ
暖かい色合いの銅、真鍮、そして金などの金属はキッチンや浴室の材質として長い間人気でした。補色の目地材で強調することで、この金属本来の良さを引き出すことができます。このロンドンの浴室では、鏡、蛇口、そしてペンダントライトに使用されている暖かな銅の色調と、オレンジの目地材がマッチしています。
暖かい色合いの銅、真鍮、そして金などの金属はキッチンや浴室の材質として長い間人気でした。補色の目地材で強調することで、この金属本来の良さを引き出すことができます。このロンドンの浴室では、鏡、蛇口、そしてペンダントライトに使用されている暖かな銅の色調と、オレンジの目地材がマッチしています。
7.レッド
シャワーもカラフルな目地材には、うってつけの場所です。このロンドンの浴室のオーナー、レベッカ・ハドレーも同じ意見で、「いろいろな色の目地材があって、選ぶのは大変でした。全部使いたいぐらいでした!」と語っています。
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温かみと味わいのあるアクセント、タイルを使ったキッチンの魅力
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タイルの壁
キッチンのタイルデザイン
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