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家具×IoTがつくる、人に寄り添う暮らしの未来【後編】
IoT(インターネット オブ シングス)が暮らしをもっと便利に、豊かにする未来。家具やインテリアの分野で注目される取り組みを行う企業や事例を前後編にわたってご紹介します。
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2018年4月29日
私たちが今後もっと暮らしに取り入れることになるであろう「IoT(インターネット オブ シングス)」やAI(人口知能)は、実は家具とも親和性が高い。IoTの発達により、生活者のニーズと開発者のエンジニアリングの垣根が低くなり、その結果、生活者の潜在的なニーズに対応する商品・サービスが提案されるまでのタイムラグが短くなった。同時に、デザインとエンジニアリングの垣根もなくなりつつある。前編に続きこの記事でも、この「ニーズとサービス開発」「デザインとエンジニアリング」の2つの側面から、家具のIoT化や、関連する技術とデザインの距離を縮める取り組みを行っている企業に、現在や未来の展望について聞いた。※記事中の商品写真は取材先提供
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大阪から世界に羽ばたく、オーダー家具メーカーの電動IoT家具
ニューヨークのタイムズスクエアにショールームを構え、デンマーク外務省の国家プロジェクトに認定された大阪の家具メーカーがある。オーダー家具専門メーカーとして2008年に設立された〈I&C〉だ。インテリア性と機能性を兼ね備えた次世代電動昇降家具シリーズ《LAP》は、特注家具とオリジナルの量産機器を組み合わせることで価格も抑えつつ、高級天然素材を選べ、周囲の収納とコーディネートすることで好みのインテリア空間を演出できるのが強みだ。
2012年、電動昇降洗面台の製作を考え始め、2013年9月に大阪市のベンチャー企業育成プログラムに、2016年にはデンマーク外務省の国家プロジェクトに認定。2017年に出展した北米最大の家具インテリア展示会「ICFF」にて《LAP-Kitchen》がキッチン部門の最優秀賞を受賞し、ニューヨークのタイムズスクエアにあるショールームに展示されている。
大阪から直接世界を目指して成功し、今もなお成長を続けている。昨今の家具業界には珍しい動きができたのはなぜだろうか? オーダー家具の専門メーカーが、どのような想いで電動IoT家具を製作するようになったのだろう?
ニューヨークのタイムズスクエアにショールームを構え、デンマーク外務省の国家プロジェクトに認定された大阪の家具メーカーがある。オーダー家具専門メーカーとして2008年に設立された〈I&C〉だ。インテリア性と機能性を兼ね備えた次世代電動昇降家具シリーズ《LAP》は、特注家具とオリジナルの量産機器を組み合わせることで価格も抑えつつ、高級天然素材を選べ、周囲の収納とコーディネートすることで好みのインテリア空間を演出できるのが強みだ。
2012年、電動昇降洗面台の製作を考え始め、2013年9月に大阪市のベンチャー企業育成プログラムに、2016年にはデンマーク外務省の国家プロジェクトに認定。2017年に出展した北米最大の家具インテリア展示会「ICFF」にて《LAP-Kitchen》がキッチン部門の最優秀賞を受賞し、ニューヨークのタイムズスクエアにあるショールームに展示されている。
大阪から直接世界を目指して成功し、今もなお成長を続けている。昨今の家具業界には珍しい動きができたのはなぜだろうか? オーダー家具の専門メーカーが、どのような想いで電動IoT家具を製作するようになったのだろう?
〈I&C〉代表取締役社長の佐田幸夫氏が、オーダー家具製作の一環で、特別支援学校の調理実習の見学に行ったときのこと。何の変哲もない調理実習用の台が、たった10cmの昇降機能がつくと350万円もすることに驚く佐田氏に、現場の先生は「1cmの高さの違いが自立を促すこともある事実」を話してくれたそうだ。そこで佐田氏は「もっと機能的で安価なインテリアになじむ製品があれば、子どもたちの自立や家族の負担軽減にもつながるのではないか」と考えたという。
佐田氏の実家は、岡山の木製建具家具製造会社。指物師の職人達の仕事を見ながら育った。そんなアドバンテージも最大限に利用して、世界中の電動アクチュエータメーカーから部品を取り寄せ、プロトタイプを自作。1ヵ月後には40cmの昇降が可能な電動昇降家具が60万円のコストで完成していたというスピーディな展開だ。
佐田氏の実家は、岡山の木製建具家具製造会社。指物師の職人達の仕事を見ながら育った。そんなアドバンテージも最大限に利用して、世界中の電動アクチュエータメーカーから部品を取り寄せ、プロトタイプを自作。1ヵ月後には40cmの昇降が可能な電動昇降家具が60万円のコストで完成していたというスピーディな展開だ。
小さな子どもや、車いす利用の方、背の高い方も腰をかがめず直立での利用のすべてに対応する65cmから110cmまで高さ変更が可能。ワイヤレスリモコン、コントローラーを併用でき、離れた場所や介助しながらの操作を可能にしている。
将来的にはIoTも導入して、高さがどれぐらいだと、どのような健康状況になるのか等のデータも取っていけることを目指している。
将来的にはIoTも導入して、高さがどれぐらいだと、どのような健康状況になるのか等のデータも取っていけることを目指している。
インテリアと医療介護、両業界を横断する新市場
日本はいち早く高齢化社会になった国として、サービスは充実しているほうだ。一方で、福祉機器のデザイン性は重視されていなかった。その点デンマークは、福祉国家として地位を確立したデザイン大国でもある。大阪トップランナー事業部の紹介で、3年がかりで大使館に、アプローチをかけてきた。ロボティクス家具がデンマークの国家プロジェクトに認定され、現地にも拠点を開設し、ヨーロッパ市場に本格的に参入。デザインを洗練させたアイテムも開発中だ。
また2016年以降、高齢化のスピードが一段と高まった中国、ASEAN諸国は、政府が高齢者事業への政策推進を加速させている。その流れを受けて、デザインと機能性を兼ねた《LAP》シリーズは、中国(上海、北京)、シンガポール、タイ、台湾の代理店を通じて、市場開拓していくという。
日本はいち早く高齢化社会になった国として、サービスは充実しているほうだ。一方で、福祉機器のデザイン性は重視されていなかった。その点デンマークは、福祉国家として地位を確立したデザイン大国でもある。大阪トップランナー事業部の紹介で、3年がかりで大使館に、アプローチをかけてきた。ロボティクス家具がデンマークの国家プロジェクトに認定され、現地にも拠点を開設し、ヨーロッパ市場に本格的に参入。デザインを洗練させたアイテムも開発中だ。
また2016年以降、高齢化のスピードが一段と高まった中国、ASEAN諸国は、政府が高齢者事業への政策推進を加速させている。その流れを受けて、デザインと機能性を兼ねた《LAP》シリーズは、中国(上海、北京)、シンガポール、タイ、台湾の代理店を通じて、市場開拓していくという。
医療介護業界において、電動機能を搭載した製品はあるものの、いずれも専門性が高く、公共施設で使われる前提で数も出ない価格設定のため、非常に高額になっている。
その点、デザイン性の高いもので個人邸に入っていけるような商品開発をすれば、ビジネスとしても十分成り立つと実感をもって言える。大手ディベロッパーと組み、新しい現場で試験的に使用してもらいながら改善していく。
何よりも若い技術者、デザイナーと、未来を見据え社員を夢で引張るソフトな社長の挑戦する姿勢が頼もしい。
その点、デザイン性の高いもので個人邸に入っていけるような商品開発をすれば、ビジネスとしても十分成り立つと実感をもって言える。大手ディベロッパーと組み、新しい現場で試験的に使用してもらいながら改善していく。
何よりも若い技術者、デザイナーと、未来を見据え社員を夢で引張るソフトな社長の挑戦する姿勢が頼もしい。
「IoT」を空気のように生活に溶け込ませ、できないことを任せる
一見普通のドアにしか見えない写真のドアは、実はIoT機能をもつ《メモリードア》。前編でも紹介した〈KAMARQ(カマルク)〉は、インドネシア国内でこの《メモリードア》と普通のドアを合わせて年間億単位を売り上げている。
発想の新しさに目を奪われがちだが、開発目的は生活に根ざしたところにあった。「人間ができなくて、ドアにできることをしてもらうための技術。たとえば、離れて暮らすおばあちゃんが24時間扉を開けていないことがわかったら、無事かどうか確かめるために電話しようとか、そういったきっかけをつくるためのIoTです」と、代表取締役社長の和田直希氏は語る。
利用者がIoTを特別なものと意識せず、生活の中で自然に使えるということを目指し、小型化した特殊なゲートウェイ(※モノがインターネットとつながるために異なる規格、すなわりプロトコルを集約・変換する装置)を独自に開発した。
一見普通のドアにしか見えない写真のドアは、実はIoT機能をもつ《メモリードア》。前編でも紹介した〈KAMARQ(カマルク)〉は、インドネシア国内でこの《メモリードア》と普通のドアを合わせて年間億単位を売り上げている。
発想の新しさに目を奪われがちだが、開発目的は生活に根ざしたところにあった。「人間ができなくて、ドアにできることをしてもらうための技術。たとえば、離れて暮らすおばあちゃんが24時間扉を開けていないことがわかったら、無事かどうか確かめるために電話しようとか、そういったきっかけをつくるためのIoTです」と、代表取締役社長の和田直希氏は語る。
利用者がIoTを特別なものと意識せず、生活の中で自然に使えるということを目指し、小型化した特殊なゲートウェイ(※モノがインターネットとつながるために異なる規格、すなわりプロトコルを集約・変換する装置)を独自に開発した。
モックアップ(試作・検討レベルで用いられる模型)で、仕組みを簡単に説明してもらった。ドアの厚み面に仕組まれた磁石で開閉を、誤作動ではないことの確認のためにセンサーで湿度や温度変化を計測し、開閉した頻度がデータでとれるとのこと。
経済成長著しいインドネシアだが、約6600万ある全世帯のうち、約4000万世帯は未だにドアのない生活を送っているという。10年前、和田氏が事業展開のための視察で単身インドネシアを訪れた時点の現地文化が「裸足、街頭テレビ、ドアなし」なら、発展を経た今は「靴、スマホ、ドアなし」。根強い防犯需要が開発の背景としてあった。
注目したいのは、テレビを通り越してスマホになっていることに表れている、インドネシアの人々のテクノロジーへの順応の早さだ。普通のドアを設置するのではなく、いきなりスマートドアを取り入れるテクノロジーとの親和性とつながっているのかもしれない。圧倒的な生産量による低価格・高品質な優位性も、「非IoTドアとそんなに変わらない値段なら、便利な方を選ぶ」というのも、理由のひとつだろう。
経済成長著しいインドネシアだが、約6600万ある全世帯のうち、約4000万世帯は未だにドアのない生活を送っているという。10年前、和田氏が事業展開のための視察で単身インドネシアを訪れた時点の現地文化が「裸足、街頭テレビ、ドアなし」なら、発展を経た今は「靴、スマホ、ドアなし」。根強い防犯需要が開発の背景としてあった。
注目したいのは、テレビを通り越してスマホになっていることに表れている、インドネシアの人々のテクノロジーへの順応の早さだ。普通のドアを設置するのではなく、いきなりスマートドアを取り入れるテクノロジーとの親和性とつながっているのかもしれない。圧倒的な生産量による低価格・高品質な優位性も、「非IoTドアとそんなに変わらない値段なら、便利な方を選ぶ」というのも、理由のひとつだろう。
所有からの解放、知恵や場所の共有
先日、自宅を時間貸しスペースとして運営している個人住宅をロケハンする機会があった。オーナー不在でも入室できるよう、後付けのスマートキーが設置されており、約束の時間に解錠されていないことを確認して、電話がかかってきた。筆者も困っていた矢先の連絡で非常に助かり、「IoTにできること」を体感したのと同時に、IoTは、多拠点で活動するライフスタイルや「シェアすること」と深くつながっているツールであることを改めて実感した経験だった。
先日、自宅を時間貸しスペースとして運営している個人住宅をロケハンする機会があった。オーナー不在でも入室できるよう、後付けのスマートキーが設置されており、約束の時間に解錠されていないことを確認して、電話がかかってきた。筆者も困っていた矢先の連絡で非常に助かり、「IoTにできること」を体感したのと同時に、IoTは、多拠点で活動するライフスタイルや「シェアすること」と深くつながっているツールであることを改めて実感した経験だった。
IoTは、新しい時代の人とAI(人口知能)との翻訳ツールだ。IoTの発達により、私たちの行動そのものがトレースされ、データ化される。データ化された情報が、インターネット上に蓄積される。その蓄積された情報を見ることで、エンジニアは消費者の共通する行動パターンやニーズをダイレクトに把握できる。従来の「お客さまの声」といった曖昧な情報に代わるものだ。
そこから何を最適化するかが重要なポイントとなる。商品やサービスにIoTが入っていくと、どう便利になって、何が実現するのか。企業の強みを生かしたストーリー性のある未来を提示できるか、そこが問われる。
そこから何を最適化するかが重要なポイントとなる。商品やサービスにIoTが入っていくと、どう便利になって、何が実現するのか。企業の強みを生かしたストーリー性のある未来を提示できるか、そこが問われる。
人にソフトに寄り添うIoTの未来
今後、IoT化された家電が、日々の行動から住み手の趣味や健康状態を記録・分析することで、暮らしの便利さは増していくだろう。灯りのついた快適な温度の部屋に帰宅できて、お風呂のお湯が適温で迎えてくれたらうれしい。仕事が長引いても、子どもの帰宅を知らせてもらえて、あらかじめ録音しておいたメッセージが流れ、子どもが勉強机に座ると照明が点灯した知らせを受け取れれば、安心して働ける。そんなふうに、これまで複数の機器の操作やサービスの組み合わせでしか叶えられなかったことが、スマホやタブレット等の情報端末のアプリに移行され、誰でも感覚的に使いこなせるようになる。そういった社会基盤が整いつつあるのが今の時代だ。
今後、IoT化された家電が、日々の行動から住み手の趣味や健康状態を記録・分析することで、暮らしの便利さは増していくだろう。灯りのついた快適な温度の部屋に帰宅できて、お風呂のお湯が適温で迎えてくれたらうれしい。仕事が長引いても、子どもの帰宅を知らせてもらえて、あらかじめ録音しておいたメッセージが流れ、子どもが勉強机に座ると照明が点灯した知らせを受け取れれば、安心して働ける。そんなふうに、これまで複数の機器の操作やサービスの組み合わせでしか叶えられなかったことが、スマホやタブレット等の情報端末のアプリに移行され、誰でも感覚的に使いこなせるようになる。そういった社会基盤が整いつつあるのが今の時代だ。
リサーチや取材を通じて得たのは、「IoTの描く未来はデジタルでガチガチに固められたハードなものではなく、意外とアナログで人にソフトに寄り添うものかもしれない」という仮説だった。それは、テクノロジー側の望む未来像でもあるのだろう。
ぼんやりと考えていたこの仮説は、先日開催された展示会で見た風景で確信に変わった。写真は、ミラノデザインウィークの「フオリサローネ」に初出展したグーグルの「soft wear」という展示会の様子だ。今をときめくオランダのデザイナー、キキ・ファン・アイクによる、日常の風景を織り込んだタペストリーの中に、ノートパソコンやスマートスピーカーがモチーフとしてインテリアに溶け込んでいる。
ぼんやりと考えていたこの仮説は、先日開催された展示会で見た風景で確信に変わった。写真は、ミラノデザインウィークの「フオリサローネ」に初出展したグーグルの「soft wear」という展示会の様子だ。今をときめくオランダのデザイナー、キキ・ファン・アイクによる、日常の風景を織り込んだタペストリーの中に、ノートパソコンやスマートスピーカーがモチーフとしてインテリアに溶け込んでいる。
最新のグーグルのハードウェアが日常的な風景の一部となって展示されるコーナーも。ソファの張地と揃えたテクスチャーは、完全にインテリアに溶け込んでいて、壁に掲示された説明なしに一目では見つけられない。世界最大規模の家具の見本市に集まるインテリア業界人に向けて、グーグルがインテリアに最適化させたプレゼンテーションを展開していることが興味深かった。
私たちの暮らしと関わるIoTは発展途上で、まだ玉石混交とも言える。巷にあふれる「人間による機械のようなプレゼンテーション」にアレルギーもあるし、テクノロジーがどこまで当たり前のように生活に入ってきてしまうのだろうか?という一抹の不安も拭えない。
とはいえ、インテリアとテクノロジーの融合した未来へのワクワクした期待の方が大きい。また今回、目指すものに着々と向かい続ける企業や人に話を聞いて、 IoTに対する意識が変わった。5年後そして10年後、変わるものと変わらないものを見極めながら、引き続き追っていきたいテーマだ。
参考文献:神野元基『人工知能時代を生き抜く子どもの育て方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、落合陽一『日本再興戦略』(幻冬舎)
技術系アドバイス:テック系ジャーナリスト 杉本雅明(エレファンテック)
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参考文献:神野元基『人工知能時代を生き抜く子どもの育て方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、落合陽一『日本再興戦略』(幻冬舎)
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