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これだけやればOK! 春の大掃除、スプリングクリーニング10項目
暖かくなってくる春、計画的に家じゅうを大掃除する「スプリングクリーニング」の習慣を取り入れてみませんか? 押さえておきたい10項目をピックアップしました。
ブラッキン・ヘザー
2018年3月28日
Houzz contributor.
Home Life Style インテリア、収納空間デザイン。
「贅沢な時間を過ごせる、あなたらしい心地よい住まいづくり」をモットーに、一人ひとりの個性や「好き」を引き出しながらのインテリアのコーディネーション、
より快適な暮らしのためのライフスタイルに合わせた収納計画のご提案をいたします。
著書「ふつうの住まいでかなえる外国スタイルの部屋づくり(文藝春秋)
Interior decoration and storage space planning in Tokyo, Japan. English/Japanese bilingual, with interior design and decoration experience in Europe and Japan.
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家の中もリフレッシュしたくなる春の到来です。日本には年末の大掃除の習慣がありますが、欧米ではちょうど今頃の時期から大掃除、つまりスプリングクリーニングをするのが一般的です。
気温が上昇し、気候のよい季節なので作業がはかどる、時期が長く取れるので少しずつ計画的に進められるなど、この時期に大掃除をするメリットは多く、ぜひ取り入れてみたい習慣です。また年度の変わり目でもあり、新たに取り出すもの、次のシーズンまで保管するものと、入れ替えが多く発生します。よい状態で保管するためには、もちろんお手入れやクリーニングが欠かせません。
この記事では、スプリングクリーニングをするなら押さえておきたい10項目をご紹介します。年末の大掃除のように一気に済ませなくても、今から梅雨入り前までの比較的時間のあるときに、天気に合わせて徐々に進めていけば、快適な春夏が過ごせるはずです。
気温が上昇し、気候のよい季節なので作業がはかどる、時期が長く取れるので少しずつ計画的に進められるなど、この時期に大掃除をするメリットは多く、ぜひ取り入れてみたい習慣です。また年度の変わり目でもあり、新たに取り出すもの、次のシーズンまで保管するものと、入れ替えが多く発生します。よい状態で保管するためには、もちろんお手入れやクリーニングが欠かせません。
この記事では、スプリングクリーニングをするなら押さえておきたい10項目をご紹介します。年末の大掃除のように一気に済ませなくても、今から梅雨入り前までの比較的時間のあるときに、天気に合わせて徐々に進めていけば、快適な春夏が過ごせるはずです。
1. 暖房機や加湿器のお手入れ
寒い冬にお世話になった暖房機器は、まず取り扱い説明書を参考に安全点検とお手入れをしてからしまいましょう。加湿器はそのまましまうとカビが発生する恐れがあるため、中身は空にし、しっかり乾いてから保管します。空気清浄機を通年使う家庭も増えてきましたが、スプリングクリーニングのタイミングで一度掃除しておくと気持ちよく使えるでしょう。
寒い冬にお世話になった暖房機器は、まず取り扱い説明書を参考に安全点検とお手入れをしてからしまいましょう。加湿器はそのまましまうとカビが発生する恐れがあるため、中身は空にし、しっかり乾いてから保管します。空気清浄機を通年使う家庭も増えてきましたが、スプリングクリーニングのタイミングで一度掃除しておくと気持ちよく使えるでしょう。
2. 晴れた日に窓を洗う
汚れている窓では、光や外の景色が気持ちよく目に届かず、気分もすっきりしません。冬の間、寒くてやる気にならなかった窓洗いを春になったらぜひ実行しましょう。これから活躍する頻度が増える網戸にも意外と見えない花粉や汚れがついているので、すっきり落としておきましょう。サッシのパッキン部分などは冬の結露によりカビが増殖しやすい場所です。
年末の大掃除からすでに3〜4ヶ月、もう一度掃除するにはとてもよいタイミングです。
汚れている窓では、光や外の景色が気持ちよく目に届かず、気分もすっきりしません。冬の間、寒くてやる気にならなかった窓洗いを春になったらぜひ実行しましょう。これから活躍する頻度が増える網戸にも意外と見えない花粉や汚れがついているので、すっきり落としておきましょう。サッシのパッキン部分などは冬の結露によりカビが増殖しやすい場所です。
年末の大掃除からすでに3〜4ヶ月、もう一度掃除するにはとてもよいタイミングです。
3. 冬のカーテンのクリーニング
窓掃除が終わったら、窓まわりの衣替え。冬用の厚手のカーテンを外してクリーニングに出します。春夏用の明るい色や軽やかな素材のカーテンに変えれば、インテリアが一気にさわやかに変身するでしょう。
オーダーカーテン・ブラインドの専門家を探す
窓掃除が終わったら、窓まわりの衣替え。冬用の厚手のカーテンを外してクリーニングに出します。春夏用の明るい色や軽やかな素材のカーテンに変えれば、インテリアが一気にさわやかに変身するでしょう。
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4. 冬用ファブリック類のクリーニング
冬物のクッションカバーやブランケット、ラグやカーペットも、クリーニングをしてからしまいましょう。特にラグやカーペットなどの敷物に、こぼした食べ物の汚れがないかしっかりチェック。汚れがついたまま保管するとカビの原因になるので、専用クリーナーでしっかりと汚れを落としておくことが重要です。
冬物のクッションカバーやブランケット、ラグやカーペットも、クリーニングをしてからしまいましょう。特にラグやカーペットなどの敷物に、こぼした食べ物の汚れがないかしっかりチェック。汚れがついたまま保管するとカビの原因になるので、専用クリーナーでしっかりと汚れを落としておくことが重要です。
5. 冬の寝具を干してお手入れ
冬の布団は風通しのよい場所で陰干ししてから、専用の袋などに入れて保管しましょう。また、マットレスのお手入れも春にぜひやっておきたいこと。布団のように外に干せないマットレスは、ダニやカビの発生を防ぐため、裏返して風を通し、できれば部屋の窓を開けてできるだけ湿気を取るようにします。枕も洗えるタイプなら洗い、陰干しをして湿気をとり、軽く叩くとまたふわっとして気持ちよく眠れます。
気温の変化の激しいこの時期、薄手の布団に交換するとちょっと肌寒い夜もあるかもしれないので、予備の毛布など、さっと上から掛けられる寝具を近くに置いておくと安心です。
冬の布団は風通しのよい場所で陰干ししてから、専用の袋などに入れて保管しましょう。また、マットレスのお手入れも春にぜひやっておきたいこと。布団のように外に干せないマットレスは、ダニやカビの発生を防ぐため、裏返して風を通し、できれば部屋の窓を開けてできるだけ湿気を取るようにします。枕も洗えるタイプなら洗い、陰干しをして湿気をとり、軽く叩くとまたふわっとして気持ちよく眠れます。
気温の変化の激しいこの時期、薄手の布団に交換するとちょっと肌寒い夜もあるかもしれないので、予備の毛布など、さっと上から掛けられる寝具を近くに置いておくと安心です。
冬の寝具のお手入れが終わったら、これからのシーズンに似合う色や素材のベッドリネンに模様替えしましょう。すっきりリフレッシュした寝室は気持ちのいいものです。
ベッドにクッションをたくさん置くのはなぜ? 寝室を素敵にするピローの飾り方ルール
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6. 油汚れを中心にキッチンの再点検
年末の大掃除できれいになったキッチンも、数ヶ月使ううちに換気扇やレンジに少しずつ油汚れがたまっていきます。気温が高い時期は油汚れも比較的とりやすいため、スプリングクリーニングの項目にキッチンもぜひ加えましょう。1年の1/4が過ぎた今のタイミングで再度、全体をさっと掃除しておけば、年末の大掃除も少し楽になるでしょう。
年末の大掃除できれいになったキッチンも、数ヶ月使ううちに換気扇やレンジに少しずつ油汚れがたまっていきます。気温が高い時期は油汚れも比較的とりやすいため、スプリングクリーニングの項目にキッチンもぜひ加えましょう。1年の1/4が過ぎた今のタイミングで再度、全体をさっと掃除しておけば、年末の大掃除も少し楽になるでしょう。
7. エアコンのクリーニング
梅雨入り前にぜひ済ませたいのがエアコンのクリーニング。特にエアコン内部はカビが発生しやすいので、冷房が必要なシーズンが始まる前にしっかりとクリーニングをしておけば、暑い夏の間じゅう安心して使えます。ここで掃除を徹底しておくことで冷房や除湿機能の効きがよくなり、省エネにもつながります。
梅雨入り前にぜひ済ませたいのがエアコンのクリーニング。特にエアコン内部はカビが発生しやすいので、冷房が必要なシーズンが始まる前にしっかりとクリーニングをしておけば、暑い夏の間じゅう安心して使えます。ここで掃除を徹底しておくことで冷房や除湿機能の効きがよくなり、省エネにもつながります。
8. 靴の整理と玄関の掃除
ブーツとはしばらくお別れ、サンダルの出番が楽しみになってくる季節。靴の入れ替えをするなら、冬物はお手入れをしてから保管用の箱やケースにしまいましょう。入れ替えをしない場合でも、収納棚の中で靴の位置を変えれば、オンシーズンの靴の出し入れがしやすくなります。
履かなくなった靴や傷みの激しい靴はこのタイミングで処分を。新しい夏のサンダルやスポーツシューズのためのスペースを確保しましょう。また、靴の整理と同時に靴箱や棚の掃除もお忘れなく。湿気の多い季節に備えて、対策グッズも揃えておけば万全です。
ブーツとはしばらくお別れ、サンダルの出番が楽しみになってくる季節。靴の入れ替えをするなら、冬物はお手入れをしてから保管用の箱やケースにしまいましょう。入れ替えをしない場合でも、収納棚の中で靴の位置を変えれば、オンシーズンの靴の出し入れがしやすくなります。
履かなくなった靴や傷みの激しい靴はこのタイミングで処分を。新しい夏のサンダルやスポーツシューズのためのスペースを確保しましょう。また、靴の整理と同時に靴箱や棚の掃除もお忘れなく。湿気の多い季節に備えて、対策グッズも揃えておけば万全です。
また、玄関やシューズクロークでは靴以外にもスポーツ用品やおもちゃなどを保管することもあります。季節外のものは上の方の棚、または納戸など別の場所に移し、これからの季節に使うアウトドアグッズを置く場所を確保すると、玄関スペースをすっきりと保てます。
すっきりした玄関を実現する、シューズクロークをつくろう
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9. クローゼットの整理と衣替えの準備
気温が上がってくると、いよいよ本格的な春物衣類の出番です。衣替えの前に、しばらく着ていない洋服を整理しましょう。汚れた服や、サイズが合わなくなった服、お直しができない服は思い切って処分するチャンス。古くなった服を部屋着用にとっておく人も結構いますが、部屋着に下げる数も決めて、厳選しましょう。
春夏の服をクローゼットや引き出しに収める前に、クローゼットの内部の掃除もしっかりと。玄関と同様、最後には保湿シートなど、湿度対策グッズを設置しておくと梅雨、湿気の多い夏も安心です。
使いやすくおしゃれな洋服収納のアイデア
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春夏の服をクローゼットや引き出しに収める前に、クローゼットの内部の掃除もしっかりと。玄関と同様、最後には保湿シートなど、湿度対策グッズを設置しておくと梅雨、湿気の多い夏も安心です。
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10. アウトドアスペースの掃除と整理整頓
ガーデニングやバーベキューなど、外で過ごす時間が楽しい季節の到来。庭やテラスをきれいに掃除し、安全で清潔に使うためのメンテナンスや、枯葉やゴミが溜まりがちな排水口まわりが詰まっていないか確認を。ガーデニング用品が入っている物置の中も不要なものは処分し、整理整頓すれば、作業がより快適にできます。ゴールデンウィークには外でバーベキューや読書ができることを目指して、早めに済ませるといいですね。
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春に行うメリットがたくさん! 今始めたいスプリングクリーニング
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