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職人の手仕事と自然に還る滋賀の家24選
京都・大阪へ通勤圏内の滋賀県は、自然豊かなところで子育てしたい家族に人気です。豊かな自然のめぐみを享受し、快適に過ごせる24の家をご紹介します。
Houzz Japan
2018年3月22日
Houzz Japan 公式アカウント
京阪神地区のベッドタウンとして人気のある滋賀県。工務店やハウスメーカーが多く存在し、各社の設計施工のレベルも高いそう。滋賀県は面積の6分の1は琵琶湖、残りの土地の約7割が森林。山々の緑が広がる自然豊かな地域で、季節の移ろいをたのしめる反面、夏は猛暑日が続き、冬は厳しい寒さで、北部は豪雪地帯になる場所もあります。そのため大きな開口部をつくり、光や風、豊かな自然をうまく取り込みつつ、自然の力をうまく利用したパッシブな家づくりの考え方を取り入れたり、断熱・気密性にも配慮したりと温熱環境の整った家が求められているようです。また、近年は滋賀県産木材の利用促進に取り組むプロも増えつつあると同時に、職人の手仕事を求めるオーナーが増えています。
松栄の家
設計:HEARTH ARCHITECTS
東西に間口5.5m×奥行き32m、「うなぎの寝床」のような敷地に計画されたプロジェクト。デメリットとされる採光と採風を設計で工夫しています。前面道路と裏手にある実家、両側から動線を確保するため、主な用途を2階に配置し、長屋の一部をピロティに。建物全体は無駄な用途を省きつつ、余白に樹木を配置しています。家のどこにいても自然を感じ、季節や1日の変化を楽しめる豊かな空間ができました。凛として佇みながらも周辺環境に溶け込む、浮遊する長屋です。
設計:HEARTH ARCHITECTS
東西に間口5.5m×奥行き32m、「うなぎの寝床」のような敷地に計画されたプロジェクト。デメリットとされる採光と採風を設計で工夫しています。前面道路と裏手にある実家、両側から動線を確保するため、主な用途を2階に配置し、長屋の一部をピロティに。建物全体は無駄な用途を省きつつ、余白に樹木を配置しています。家のどこにいても自然を感じ、季節や1日の変化を楽しめる豊かな空間ができました。凛として佇みながらも周辺環境に溶け込む、浮遊する長屋です。
空の青と森の緑を借景に佇む小さな家
設計:インターリビング
延床面積92.5平方メートルながら、オーナー夫妻それぞれの趣味室を設けたいという要望を叶えた家。キッチンと主寝室のウォークインクローゼットとの間に奥様の趣味室を、リビング吹き抜けに面する2階廊下にデスクを置き、オーナーの趣味のコーナーにしています。外観は一部のウッドウォールの壁に下塗りを黒で塗装し、上から若干のムラを残して吹きつける2色塗装。見る角度と天候により色合いが違って見える左官仕上げのような風合いを持たせました。
設計:インターリビング
延床面積92.5平方メートルながら、オーナー夫妻それぞれの趣味室を設けたいという要望を叶えた家。キッチンと主寝室のウォークインクローゼットとの間に奥様の趣味室を、リビング吹き抜けに面する2階廊下にデスクを置き、オーナーの趣味のコーナーにしています。外観は一部のウッドウォールの壁に下塗りを黒で塗装し、上から若干のムラを残して吹きつける2色塗装。見る角度と天候により色合いが違って見える左官仕上げのような風合いを持たせました。
Otsu House
設計:ALTS DESIGN OFFICE
オーナーとの打ち合わせを重ねていった結果、「やわらかな光に包まれた空間」というイメージにいきついたそう。そこで、光をやわらかく取り入れ、曲線を多用し光に包まれるような空間ができないか検討。空間をシンプルに区画割し、薄壁で間仕切った開口部はアーチ型にすることで視線の抜けや軽快なリズムをつくりだしています。入隅(いりずみ)や出隅(でずみ)などの曲線が、縦に伸びた大開口窓から差し込む光をやわらかく包み込み、独特の陰影が非日常空間に仕上げてくれます。
設計:ALTS DESIGN OFFICE
オーナーとの打ち合わせを重ねていった結果、「やわらかな光に包まれた空間」というイメージにいきついたそう。そこで、光をやわらかく取り入れ、曲線を多用し光に包まれるような空間ができないか検討。空間をシンプルに区画割し、薄壁で間仕切った開口部はアーチ型にすることで視線の抜けや軽快なリズムをつくりだしています。入隅(いりずみ)や出隅(でずみ)などの曲線が、縦に伸びた大開口窓から差し込む光をやわらかく包み込み、独特の陰影が非日常空間に仕上げてくれます。
三田長の家
設計:HEARTH ARCHITECTS
施工:十一屋工務店
オーナーの希望だった「グリッドやキューブの形」というキーワードから、柱や梁などグリッドで構成される構造体を化粧としてできる限り活かし、建物自体も2つのキューブの組み合わせで構成しています。東西に風が抜ける四角い開口部を設け、家族が集まるリビングが半屋外空間に。また、オーナー、設計者、施工業者の三者で現場でも打ち合わせを重ね、要望や理想を共有し完成しました。
設計:HEARTH ARCHITECTS
施工:十一屋工務店
オーナーの希望だった「グリッドやキューブの形」というキーワードから、柱や梁などグリッドで構成される構造体を化粧としてできる限り活かし、建物自体も2つのキューブの組み合わせで構成しています。東西に風が抜ける四角い開口部を設け、家族が集まるリビングが半屋外空間に。また、オーナー、設計者、施工業者の三者で現場でも打ち合わせを重ね、要望や理想を共有し完成しました。
志那町の家
設計:b.i.n 木村敏建築設計事務所
施工:松井建設
建築士のオーナーと共同で設計作業を重ねて建てた家。設計者の木村さんは、作り手への信頼と次世代育成のため、高島市朽木(くつき)の森で育った木の伐採から製材、大工さんの手刻みといった流れをオーナー家族に見てもらいました。オーナーの記憶を活かし、季節ごとの風の特徴を考慮した個性的な間取りです。建物は実家のある北東に開き、アウトドアリビングを囲むように配置し、3世代の適度な距離感をつくりだしました。リビングへは十分な採光や通風が確保されるよう細かい工夫がされています。
設計:b.i.n 木村敏建築設計事務所
施工:松井建設
建築士のオーナーと共同で設計作業を重ねて建てた家。設計者の木村さんは、作り手への信頼と次世代育成のため、高島市朽木(くつき)の森で育った木の伐採から製材、大工さんの手刻みといった流れをオーナー家族に見てもらいました。オーナーの記憶を活かし、季節ごとの風の特徴を考慮した個性的な間取りです。建物は実家のある北東に開き、アウトドアリビングを囲むように配置し、3世代の適度な距離感をつくりだしました。リビングへは十分な採光や通風が確保されるよう細かい工夫がされています。
草津の家〜庭を囲み、暮らしの場所が集う家〜
設計:間工作舎 / 一級建築士事務所
「周囲を気にせず、中庭がある家で暮らしたい」そんな家族の思いから、あえて隣家に囲まれた土地を選択。中庭を中心に各空間が配置され、周囲を気にせず外で過ごせます。各スペースは、仕上げもかたちも異なります。特に窓に注目。スペースに応じて、格子窓、出窓、天窓などバラエティに富み、異なる光や風、景色を楽しめます。オーナーとイメージ写真を共有し、左官仕上げの色や質感を現場で確認したり、照明器具を選びに一緒にアンティークショップに出かけたり。トータルにバランスをとりつつ、オーナーのセンスも取り入れた、個性的な住まいができあがりました。
設計:間工作舎 / 一級建築士事務所
「周囲を気にせず、中庭がある家で暮らしたい」そんな家族の思いから、あえて隣家に囲まれた土地を選択。中庭を中心に各空間が配置され、周囲を気にせず外で過ごせます。各スペースは、仕上げもかたちも異なります。特に窓に注目。スペースに応じて、格子窓、出窓、天窓などバラエティに富み、異なる光や風、景色を楽しめます。オーナーとイメージ写真を共有し、左官仕上げの色や質感を現場で確認したり、照明器具を選びに一緒にアンティークショップに出かけたり。トータルにバランスをとりつつ、オーナーのセンスも取り入れた、個性的な住まいができあがりました。
I - HOUSE
設計:建築設計事務所イデアル
琵琶湖畔に建つ二世帯住宅。2、3階を居住スペースとして、湖面を臨む東側にデッキを、自然公園が広がる南側には大きな連窓を設け、琵琶湖と周辺の風景を最大限に取り込んだ住空間になっています。リビングとデッキの床は、同じヒバの無垢材を使用し、内部と外部のつながり、そしてその先の琵琶湖への眺望という広がりを実現しています。
設計:建築設計事務所イデアル
琵琶湖畔に建つ二世帯住宅。2、3階を居住スペースとして、湖面を臨む東側にデッキを、自然公園が広がる南側には大きな連窓を設け、琵琶湖と周辺の風景を最大限に取り込んだ住空間になっています。リビングとデッキの床は、同じヒバの無垢材を使用し、内部と外部のつながり、そしてその先の琵琶湖への眺望という広がりを実現しています。
福良前の家
設計:北川建築
オーナー夫妻と子供2人の、自然素材に包まれた家です。外観はビルトインカーポートと杉板張りが印象的。カーポートは屋内につながり、オーナーは愛車のメンテナンスや趣味の釣り道具の手入れも楽しんでいます。内部は、大工の手刻みによる国産木材の構造材を使用し、ほかにも造作家具や漆喰壁など大工の技量が発揮されています。オープンな間取りで家族が繋がり、セルロースファイバーの断熱性と薪ストーブの暖かさで、冬でも快適に過ごすことができます。
設計:北川建築
オーナー夫妻と子供2人の、自然素材に包まれた家です。外観はビルトインカーポートと杉板張りが印象的。カーポートは屋内につながり、オーナーは愛車のメンテナンスや趣味の釣り道具の手入れも楽しんでいます。内部は、大工の手刻みによる国産木材の構造材を使用し、ほかにも造作家具や漆喰壁など大工の技量が発揮されています。オープンな間取りで家族が繋がり、セルロースファイバーの断熱性と薪ストーブの暖かさで、冬でも快適に過ごすことができます。
noter
設計:リボーンキューブ
以前は玄関とリビングが2階に配置されていましたが、リノベーションで玄関とリビングを共に1階に変更しました。リビングだった2階部分を1階リビングの吹き抜け部分とし、その結果、広い南庭に向けて陽当たりと開放感が確保されました。広い南庭は一面に芝生を敷き詰め、リビングからは枕木のデッキを通してアクセスできるようにし、コストをできるだけかけずに有効活用できるようにしました。
設計:リボーンキューブ
以前は玄関とリビングが2階に配置されていましたが、リノベーションで玄関とリビングを共に1階に変更しました。リビングだった2階部分を1階リビングの吹き抜け部分とし、その結果、広い南庭に向けて陽当たりと開放感が確保されました。広い南庭は一面に芝生を敷き詰め、リビングからは枕木のデッキを通してアクセスできるようにし、コストをできるだけかけずに有効活用できるようにしました。
Space saving shared house 33.124㎡の狭小省スペースなシェアハウス
設計:COLOR LABEL DESIGN OFFICE / 殿村明彦
33.124平方メートルの限られたスペースながら、住まい手たちが程よい距離感を保てるシェアハウス。2つのベッドはプライバシーに配慮して設置。室内は白とグレーの2色で構成され、キッチンの天井は北欧を思わせる白木の無垢材を使用し、あたたかい雰囲気に。予算の都合でキッチンは安価なものですが、キッチンパネルはヘアラインステンレスを採用し、安く見えないよう工夫されています。外の景色を大きく取り込み、開放感をつくりだしました。
設計:COLOR LABEL DESIGN OFFICE / 殿村明彦
33.124平方メートルの限られたスペースながら、住まい手たちが程よい距離感を保てるシェアハウス。2つのベッドはプライバシーに配慮して設置。室内は白とグレーの2色で構成され、キッチンの天井は北欧を思わせる白木の無垢材を使用し、あたたかい雰囲気に。予算の都合でキッチンは安価なものですが、キッチンパネルはヘアラインステンレスを採用し、安く見えないよう工夫されています。外の景色を大きく取り込み、開放感をつくりだしました。
House of Representation
設計:FORM(フォルム)・木村浩一建築研究所
「広いリビングエリアでも親しみを感じる空間を」との要望に、光、素材が奏でるラグジュアリーな空間で応えています。家の中心はレベルに高低差をつけたリビング。廊下を介してそれぞれの部屋と繋がっています。廊下にはさまざまなテクスチャや形の壁。1つの空間のなかに異なる景色が存在しています。光と見る者の視線をコントロールし、差し込む間接的な自然光によって壁と空間はきらめき、無意識に視線がインテリアに引き寄せられます。
設計:FORM(フォルム)・木村浩一建築研究所
「広いリビングエリアでも親しみを感じる空間を」との要望に、光、素材が奏でるラグジュアリーな空間で応えています。家の中心はレベルに高低差をつけたリビング。廊下を介してそれぞれの部屋と繋がっています。廊下にはさまざまなテクスチャや形の壁。1つの空間のなかに異なる景色が存在しています。光と見る者の視線をコントロールし、差し込む間接的な自然光によって壁と空間はきらめき、無意識に視線がインテリアに引き寄せられます。
ishibe house
設計:ALTS DESIGN OFFICE
大きな倉庫の箱の中にホワイトキューブを内包した、「倉庫をリノベーションしたかのような新築の家」。断熱性能や構造面をきちんと配慮した環境にするため、既存の倉庫をアレンジせずに新築にしました。写真は工業用パレットをリユースし、間仕切りを建てたような2階部分。家全体に古材や足場板、コンクリートブロックなどの素材を使いながら倉庫の雰囲気をつくりあげています。家全体はスキップフロアで、あえて空間の機能を限定せず、オーナー家族の手で時間をかけて愛着のもてる空間をつくっていける余白を設けています。
くわしくはこちら
ホワイトキューブの私的空間を内包した、倉庫風の住まい
設計:ALTS DESIGN OFFICE
大きな倉庫の箱の中にホワイトキューブを内包した、「倉庫をリノベーションしたかのような新築の家」。断熱性能や構造面をきちんと配慮した環境にするため、既存の倉庫をアレンジせずに新築にしました。写真は工業用パレットをリユースし、間仕切りを建てたような2階部分。家全体に古材や足場板、コンクリートブロックなどの素材を使いながら倉庫の雰囲気をつくりあげています。家全体はスキップフロアで、あえて空間の機能を限定せず、オーナー家族の手で時間をかけて愛着のもてる空間をつくっていける余白を設けています。
くわしくはこちら
ホワイトキューブの私的空間を内包した、倉庫風の住まい
湖畔に暮らす家
設計:イデアクラフト一級建築士事務所
地元高島の木を使った琵琶湖畔に建つロケーションハウス。環境にも配慮し、地域の山を活性化させ、水源林を守ることなどにもつながる社会に還元する方法で家づくりが進められました。オーナーの要望で極力広い吹抜けのリビングキッチンを実現。樹齢約60年の杉の柱が空間のアクセントになっています。キッチンを中心に各部屋の様子を感じられる間取りです。
設計:イデアクラフト一級建築士事務所
地元高島の木を使った琵琶湖畔に建つロケーションハウス。環境にも配慮し、地域の山を活性化させ、水源林を守ることなどにもつながる社会に還元する方法で家づくりが進められました。オーナーの要望で極力広い吹抜けのリビングキッチンを実現。樹齢約60年の杉の柱が空間のアクセントになっています。キッチンを中心に各部屋の様子を感じられる間取りです。
北小松の家
設計:モック建築設計事務所
大津市に建つ夫婦のための住宅。閑静な集落の一角に位置し、東側は道路を挟んで琵琶湖に面しています。前面道路は比較的交通量がありますが、建物を道路から10m後退させ、プライバシーを確保しています。1階は床レベルを下げ、屋外と一体化し比良山をのぞむことができます。2階は琵琶湖を見下ろす贅沢な主寝室。滋賀県産の木材を活用し、気候・風土を活かした冷暖房設備に極力頼らないつくりです。
設計:モック建築設計事務所
大津市に建つ夫婦のための住宅。閑静な集落の一角に位置し、東側は道路を挟んで琵琶湖に面しています。前面道路は比較的交通量がありますが、建物を道路から10m後退させ、プライバシーを確保しています。1階は床レベルを下げ、屋外と一体化し比良山をのぞむことができます。2階は琵琶湖を見下ろす贅沢な主寝室。滋賀県産の木材を活用し、気候・風土を活かした冷暖房設備に極力頼らないつくりです。
高島
設計・施工:松井建設
無垢の木と職人の手仕事から生まれるテクスチャーを活かした家。どの空間も使用した素材を最大限活かしています。このプロジェクトはオーナーから「作りたいものを作って」と言われ、その心意気に応える作品になったそう。現在はこの家の庭を設計、提案中。野にある素朴な草木をつかうなど、家も庭も時を重ねて味わいが深まっていく簡素で素朴な住まいを大切につくりあげています。
設計・施工:松井建設
無垢の木と職人の手仕事から生まれるテクスチャーを活かした家。どの空間も使用した素材を最大限活かしています。このプロジェクトはオーナーから「作りたいものを作って」と言われ、その心意気に応える作品になったそう。現在はこの家の庭を設計、提案中。野にある素朴な草木をつかうなど、家も庭も時を重ねて味わいが深まっていく簡素で素朴な住まいを大切につくりあげています。
HOUSE Y
設計:川島裕一建築設計事務所
茶道をたしなむオーナー夫妻とその子供のための住宅に、茶室が加わったプロジェクト。茶室を設けることで、余白の空間が生み出せないかと考え、1階と2階の間の中間層を茶室にしました。余白としての茶室の純粋性を担保するために構造計画も工夫しています。上下階が柱のない茶室により切り離され、全体がひとつにつながりました。炉の前でいずまいを正すと、この家全体と外部の景色が一気に拡がり、のびのびとした開放的な空間を感じ取れます。温熱環境も整え、冬はエアコン1台で家中快適な家です。
設計:川島裕一建築設計事務所
茶道をたしなむオーナー夫妻とその子供のための住宅に、茶室が加わったプロジェクト。茶室を設けることで、余白の空間が生み出せないかと考え、1階と2階の間の中間層を茶室にしました。余白としての茶室の純粋性を担保するために構造計画も工夫しています。上下階が柱のない茶室により切り離され、全体がひとつにつながりました。炉の前でいずまいを正すと、この家全体と外部の景色が一気に拡がり、のびのびとした開放的な空間を感じ取れます。温熱環境も整え、冬はエアコン1台で家中快適な家です。
Surfer’s House
設計:丸三建築工房
サーフィンが趣味のオーナーのために、カリフォルニアのビーチスタイルがテーマの家。アメリカンダイナーのようなダイニングキッチンは、家具だけでなくキッチンペーパーホルダーといった細かいところまで徹底して部材を再現しています。サーフィンボードやウェットスーツの収納もきちんと計画された広い玄関を見れば、オーナーの日常に寄り添った家であるとはっきりわかります。
設計:丸三建築工房
サーフィンが趣味のオーナーのために、カリフォルニアのビーチスタイルがテーマの家。アメリカンダイナーのようなダイニングキッチンは、家具だけでなくキッチンペーパーホルダーといった細かいところまで徹底して部材を再現しています。サーフィンボードやウェットスーツの収納もきちんと計画された広い玄関を見れば、オーナーの日常に寄り添った家であるとはっきりわかります。
松が丘の住宅
設計:加藤淳一建築設計事務所
敷地は建築条件付き分譲地、かつ「建築協定」「地区計画」「緑化協定」といった規制がありました。そのなかでいかにシンプルで豊かな家にするか、という点から計画がスタート。外観は、地区計画による敷地から1.5mの壁面後退と3寸以上の両勾配屋根が義務付けられていたため、軒、庇、樋(とい)といった壁面の凹凸をそぎ落とし、家型のワンボリュームに。最大容積となるようバルコニーやポーチをかき取り、できるだけ表面積の小さい外観となるよう計画されました。また内部は、規格910mmの柱割を遵守しながらも、寝室以外の主要居室を一室空間とし、天井高を変えてそれぞれの空間をゆるやかに分けました。さらに天井高の違いによって生じる上下階のズレを利用した開口部が、光、風、視線、気配をさまざまな方向に分散させます。
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シンプルさの力
設計:加藤淳一建築設計事務所
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シンプルさの力
大空間でつながる家
設計・施工:大輪建設
吹き抜け空間を住まいの中心に据え、階段でダイニングキッチンとリビングの空間を仕切る構成です。シンプルな空間とカラースキームですが、素材を随所で変え、ブリックタイルのようにビビッドな色彩の素材を加えて明るく上質な住まいを実現。吹き抜けを通じてすべての空間とゆるやかにつながるため、冬は薪ストーブで温められた空気が行き届き、ほかに暖房器具を必要としないそう。夏は吹き抜けから熱が排出され、冷房機器もあまり必要ありません。
設計・施工:大輪建設
吹き抜け空間を住まいの中心に据え、階段でダイニングキッチンとリビングの空間を仕切る構成です。シンプルな空間とカラースキームですが、素材を随所で変え、ブリックタイルのようにビビッドな色彩の素材を加えて明るく上質な住まいを実現。吹き抜けを通じてすべての空間とゆるやかにつながるため、冬は薪ストーブで温められた空気が行き届き、ほかに暖房器具を必要としないそう。夏は吹き抜けから熱が排出され、冷房機器もあまり必要ありません。
人土木の家(家族が集う家)
設計・施工:建築工房 ひとと木
自然素材ををふんだんに使い、木がもつ質感、風合いなど、住まい手が五感で感じとれる家。素材の性質や工具にも気を配り熟練の職人の手によってつくられました。デザインはもちろん、建物の構造や材料を工夫し、心地よい室内環境をつくりだす「パッシブデザイン」の考え方を取り入れています。冬は自然素材と薪ストーブで暖められた空気が家全体に流れ、家のなかで過ごす時間に癒される環境をつくっています。夏の暑い時期のために、外壁材にシラスを、室内の壁に爽土の塗り壁を採用し、室内の温度を下げる工夫がされています。
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自然素材ををふんだんに使い、木がもつ質感、風合いなど、住まい手が五感で感じとれる家。素材の性質や工具にも気を配り熟練の職人の手によってつくられました。デザインはもちろん、建物の構造や材料を工夫し、心地よい室内環境をつくりだす「パッシブデザイン」の考え方を取り入れています。冬は自然素材と薪ストーブで暖められた空気が家全体に流れ、家のなかで過ごす時間に癒される環境をつくっています。夏の暑い時期のために、外壁材にシラスを、室内の壁に爽土の塗り壁を採用し、室内の温度を下げる工夫がされています。
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大津の家~キッチンに住む~
設計:間工作舎 / 一級建築士事務所
オーナー家族は食べること、つくることが大好き。そのため、テーマは “キッチンに住む” となったそう。「食」とは切っても切れない関係の季節の移ろいを身近に感じられるよう、庭を抱くようにダイニングキッチンを中心とした母屋と庭小屋、そして離れを配置。どこにいても自然と、家族の気配を身近に感じるあたたかい空間です。家具や建具、季節のしつらえ、一つ一つが暮らしを豊かに彩ります。
設計:間工作舎 / 一級建築士事務所
オーナー家族は食べること、つくることが大好き。そのため、テーマは “キッチンに住む” となったそう。「食」とは切っても切れない関係の季節の移ろいを身近に感じられるよう、庭を抱くようにダイニングキッチンを中心とした母屋と庭小屋、そして離れを配置。どこにいても自然と、家族の気配を身近に感じるあたたかい空間です。家具や建具、季節のしつらえ、一つ一つが暮らしを豊かに彩ります。
La luz amarilla -黄色い灯り-
設計:TAS高橋洋臣e久美1級建築士事務所
築70年の母屋と離れのうち、離れの部分を建て替えて子世帯住居とした二世帯住宅です。2面が接道していたため、親世帯は地域の伝統的な建物である母屋、子世帯はシンプルモダンを基調とした離れというように、異なるアプローチを確保できました。また、母屋と離れの間の中庭には1mの高低差があります。子世帯のリビングに面したテラスから水盤をわたる形で架けた階段状のテラスが続き、母屋のテラスへと導かれます。周囲の植栽を工夫し、新旧の建物が違和感なく共存しています。
設計:TAS高橋洋臣e久美1級建築士事務所
築70年の母屋と離れのうち、離れの部分を建て替えて子世帯住居とした二世帯住宅です。2面が接道していたため、親世帯は地域の伝統的な建物である母屋、子世帯はシンプルモダンを基調とした離れというように、異なるアプローチを確保できました。また、母屋と離れの間の中庭には1mの高低差があります。子世帯のリビングに面したテラスから水盤をわたる形で架けた階段状のテラスが続き、母屋のテラスへと導かれます。周囲の植栽を工夫し、新旧の建物が違和感なく共存しています。
白い家
設計:日下山建築設計事務所
家族と空間の「つながり」を意識した家。ベランダが突き出ているのはベランダから見える小道の先にオーナーの実家があるから。屋内は子供室とダイニングキッチンを小窓でつなぎ、浴室を2方向に通り抜ける配置にして、空間と空間をつなげています。2階のLDKは、ロフト、格子、窓際の腰掛け、天窓などを設けて床と天井の高さに変化をつけています。家族が同じことをしていなくても「つながり」を感じる家です。
設計:日下山建築設計事務所
家族と空間の「つながり」を意識した家。ベランダが突き出ているのはベランダから見える小道の先にオーナーの実家があるから。屋内は子供室とダイニングキッチンを小窓でつなぎ、浴室を2方向に通り抜ける配置にして、空間と空間をつなげています。2階のLDKは、ロフト、格子、窓際の腰掛け、天窓などを設けて床と天井の高さに変化をつけています。家族が同じことをしていなくても「つながり」を感じる家です。
栗東の家
設計:Abax Architects
白い四角の家を囲むように黒い塀で覆ったコントラストが美しい家。アプローチの植栽がよく映えます。リビングダイニングに面するテラスの外にはガラリ戸を設け、開放できるようにしています。ルーバー状の手すりを2階のバルコニーに取り付け、屋内屋外ともにリゾート感漂う空間になっています。
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