HouzzTV:木が奏でる交響曲、ギャンブル邸
木。チャールズ&ヘンリー・グリーン兄弟が手がけた家を一言で表すとしたら、何よりもまず「木」という言葉が浮かぶのではないだろうか。構造(梁、柱)から壁、天井、床、そして自らデザインした家具にいたるまで、グリーン兄弟はとにかく木を多用した。しかも、見事な作品の数々を通して、質と量の両面において木を活用することの可能性を追求し、建築の外側と内側の両面で木の美しさを引き出した。当時、どこにでも見られたヴィクトリア様式やクイーン・アン様式、各コロニアル様式とは一線を画し、新しい木の使い方や表現を追求した点で、グリーン兄弟の建築は、モダンな建築だといえよう。
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