軒は、無いよりあった方がイイですよね。

理由は、先にも書かれてらっしゃる方がいますので、その通りだと思います。

弊社沖縄にありますが、軒のない家では今の時期日差しが強いですが、深い軒のある家は日差しを遮り風も通り気持ちのいい季節です。

那覇みたいな都市部だと土地も小さい上に、ビチビチで家を建てたりしますのでなかなか軒までスペースが取れないのも事実です。

もしかしたら、深い軒のある住宅はそれだけで贅沢なのかもしれません。

でも、軒のない住宅もそれなりにメリットあると思います。

先ほどとは逆に室内に、太陽の光をたくさん入れることが出来ますし、部屋の中からも青空を眺めることが出来ますし、沖縄と異なり、冬の長い地域ではイイ事がたくさんあるんじゃないかと思います。

検索するといろんな事が言われてると思いますが、ご自身やご家族で軒がないことでメリットが見つけられるか確認するとイイと思います。

たぶん、施工方法と言うよりも、イロイロ目についてどれが正解なのか分からなくなってるって印象でしたので、今一度どうしたいか確認するのがイイと思います。

syutato saito さん　こんにちは。

私も個人的には、志田茂建築設計事務所さんのおっしゃる内容は同意です。

軒をどうするかについてデザイン検討をする際には、与条件があるかどうかまず先に検討が必要です。　敷地の広さ（近隣との関係も）、雨、風、雪、日差し、それらについての考え方や条件。　次にデザイン重視で軒の無い外観とするならば、デメリット対策を検討する。私の場合は、そのような手順になるかなと思います。

軒については、深すぎても構造的に風に対して、積雪地域は雪の荷重も検討しなければなりません。　

まずは、敷地の余裕とお隣さんにご迷惑をかけないで済むような条件が整うのであれば、

ご自分が気に入るような参考の建築写真などをご提示してみてはいかがでしょうか。　

個人的な意見を前提に。。

私の建築には軒は不可欠です。一年の日差しをコントロールするのに必要だからです。ウィテック先生がおっしゃる通り、開口部や、外壁の断熱に気を使う事になり、熱容量を増やす結果になります。外壁の汚れも進みます。壁の雨だれ等。

都市部では思い通り出せないところも在りますが、逆に隣の建物で日が入らない場合もあるので個別に計画は必須です。

↓昔の建物は日本の風土に合ってると思います。

Ｂ邸 · 詳細

軒のない家に住んだ経験を持つユーザーの立場から申し上げます。結論は日本では軒は必要不可欠です。軒が無いと、雨が降り出す度に(特に夕立)家中の窓を閉め回る羽目になります。うっかり窓を開けたまま外出すると床がべしょ濡れになります。またガラス窓が汚れやすいのも欠点でしょう。

一方、太陽の日射との関係も重要です。軒は太陽が高くなった夏は直射日光が室内に入るのを防いでくれ、逆に太陽が低い冬は日照を部屋の奥まで届けてくれる便利な装置です。やはり先人の知恵は賢いというのが感想です。

外からの貰い火を防ぐために軒なしの家がいいと聞いたことがあります。火災の面ではどうですか？

極端な意見だと思いますよ。極論、「家が無ければ火事にならない」になってしまいます。

一応ですが、地域によっては軒裏が防火構造以上を要求されたり、屋根自体は不燃を求められています。