公益財団法人日本デザイン振興会(会長：川上元美、所在地：東京都港区)は、4月2日(木)より、主催事業である2020年度グッドデザイン賞の応募受付を開始します。応募はグッドデザイン賞のウェブサイトで受け付け、締め切りは6月2日(火)です。

グッドデザイン賞は、1957年から続く日本を代表する世界的なデザイン賞として、毎年国内外の企業や団体、デザイナーなどが多数応募し、これまでに多くの優れたデザインが受賞してきました。

昨年度は、4,772件の応募を対象に審査を実施した結果、過去最多の1,420件が受賞しています 。

www.g-mark.org

応募について

応募対象： 2021年3月31日までにユーザーが購入または利用でき、2020年10月1日の受賞発表日に公表が可能な、商品・建築・アプリケーション・ソフトウェア・コンテンツ・プロジェクト・サービス・システムなど。デザインの用途は一般用・業務用を問わず応募が可能。

応募資格：応募対象の事業主体者、およびデザイン事業者。

応募費用：審査費、出展費など段階に応じた費用が発生。ただし岩手・宮城・福島に事業本拠地を置く応募者は応募費用を免除。

応募方法：グッドデザイン賞ウェブサイト(www.g-mark.org) の応募専用ページで、審査に必要な事項を6月2日までに登録。

賞の種類と受賞プロモーション

グッドデザイン賞は、「グッドデザイン賞」、および、特別賞の「グッドデザイン大賞」、「グッドデザイン金賞」、「グッドフォーカス賞」で構成されます。

グッドデザイン賞受賞対象のうち、特筆して優れた100件は「グッドデザイン・ベスト100」として選出されます。このグッドデザイン・ベスト100より「グッドデザイン金賞」、「グッドフォーカス賞」、「グッドデザイン大賞候補（ファイナリスト）」が選出され、「グッドデザイン大賞」はグッドデザイン大賞候補の中から決定されます。

受賞デザインは10月30日(金)から、東京ミッドタウン(六本木)で開催する受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2020」で紹介するほか、国内外で開催する展示会や見本市、販売イベントなどでも紹介を行います。

おもなスケジュール

4月2日(木)～6月2日(火) ：応募受付期間

6月3日(水)～9月3日(木) ：一次審査、二次審査期間

10月1日(木) ：受賞発表［グッドデザイン賞、グッドデザイン・ベスト100、ロングライフデザイン賞］

10月8日(木) ：グッドデザイン・ベスト100デザイナーズプレゼンテーション（一般公開）

10月30日(金) ：受賞祝賀会、大賞選出会、発表[大賞、金賞、グッドフォーカス賞]

10月30日(金)～11月3日(火・祝)：受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2020」（一般公開）

参考／グッドデザイン賞について

1957年に開始された日本を代表するデザイン賞。商品をはじめ建築、各種のアプリケーションやソフトウェア、デザインを活用したプロジェクトや取り組みなど、生活環境を構成する有形無形のさまざまな対象に贈られる。「社会を前進させるデザイン」という考え方の下、受賞デザインに関する展示や出版、各種のイベントなど多彩なプロモーションを展開することで、受賞者の価値の向上に加え、社会へのデザインの普及を促し、デザインの可能性を高めることに一貫して貢献している。そのためグッドデザイン賞は84%の認知率※ を誇り、シンボルマークの「Gマーク」も広く親しまれている。これまでの累計受賞数は48,000件以上となる。

※日本デザイン振興会の2020年度インターネット調査による。