takuya_ichimura

耐力壁について

takuya ichimura
2018年3月28日
久しぶりに質問いたします。

木造軸組工法の総2階建てもしくは小屋裏を利用した2階建てにおいて。

2階に耐力壁がある場合その下の1階の壁も耐力壁であることが望ましいと思うのですが、その逆はどうなんでしょうか。

耐力壁の上の壁は必ずしも耐力壁である必要はないですか?

コメント (5)

  • PRO
    アース・アーキテクツ一級建築士事務所

    はじめましてアース・アーキテクツの鷲巣(ワシズ)といいます。2階の耐力壁と1階の耐力壁を同じ位置に必ずしも付ける必要はありません。柱の引き抜き力を考えると、2階の耐力壁と1階の耐力壁は千鳥になるのが理想です。本題の1階の耐力壁の上(2階)に耐力壁はつける必要ははありませんよ。補足をしますと2階の耐力壁の下(1階)に耐力壁がない場合は、柱は 出来ればほしいですね。理由としては、根無し(下階に柱のない)の耐力壁が取り付く梁には過大な応力が伝わります。

  • PRO
    株式会社 西野工務店

    耐力壁の上下は必ずそろっている必要はないですが、均等に配置するのが望ましいと思います。私は重心と剛心の位置がなるべく近くなるように耐力配置を検討するようにしています。

  • takuya ichimura
    コメントありがとうございます。

    上下で揃えるよりも
    バランスが大切ということですね。

    偏心率についてのご意見もありましたが、
    2階建ての場合、偏心率は各階に分けて考えますよね?
    各階とも偏心率が低いに越したことはないと思うのですが、
    建物全体での重心と剛心のバランスを見なくてもよいのでしょうか?
  • PRO
    株式会社 西野工務店

    ひとつの建物である以上、各階で完結できるものではありません。
    2階建てならば2階の耐力壁は小屋裏や屋根の重さを1階→基礎→地面へ伝達させる必要があり、1階の耐力壁は2階、小屋裏、屋根の重さを支えられる耐力配置にする必要があります。計算する上でそれぞれの階の水平切断面で検討することが多いために各階に分けて考えると思われがちですが、重力のある地球上に建っている以上は、下階は上階を支えられるように計画していくため各階で分けて考えるということはないと思います。あとは、コスト面との兼ね合いですね。上階に点でバラバラな配置で耐力壁を作ったらそれを下階へ伝達させるための構造の仕組みにコストを掛けざるを得なくなる。上下である程度バランスの取れた位置で耐力壁を配置すればそれだけ構造の仕組みを簡素化できてコストを抑えることができるなど、設計に携わる先生方は、さまざまなことを考えてプランされていると思いますよ。その考え方は人それぞれで一通りではない。だから建築は面白い!と思います(笑)

  • PRO
    株式会社ジレノデザイン

    耐力壁について補足です。私どもでは建築をシステム化する際のルールを作成しておりますが、以下の点が肝要であると考えております。ご参考までに。

    1.壁がうけた力を逃がさないようにする水平構面(床倍率)を強くする

    2.できれば耐力壁線を上下階揃えるか、1P(910or1000mm)以内にする

    3.耐力壁が建物の角になくても、1.を行なっていればOK

    4.下層に柱壁のないときは、連続した耐力壁で合成梁としていれば、耐力壁を入れることができる

    5.壁線間距離を8メートル以内、壁線を意識する

    ということで、まずは品確法の基準を読み込むと良いでしょう。(下記リンク)

    http://jutaku.homeskun.com/legacy/kouzou/hinkaku/kaberyokeisan.html

    http://jutaku.homeskun.com/legacy/kouzou/hinkaku/yukabaititu.html