伊藤永さま

ML65へのご質問ありがとうございます。

和食器の魅力は、季節感を取り入れられることにあると思います。

とはいえ、普段の食事は洋食が多いということですので、

まずは、洋食に合わせやすい和食器から取り入れてみてはいかがでしょうか？

具体的には、無地の器、季節感のはっきり決まっていないものということになります。

白い器から試してみましょう。

これは粉引（こひき）と呼ぶ和食器。

抹茶アイスを盛ったところ。ミントをのせて。

そして、和食器にパスタ。こういう器なら、洋食器より素敵ですよね。

また、インテリアブランドの和食器も、入門編としておおすすめ。

タイム＆スタイルの和食器は、薄手で今の気分です。

食卓では、テーブルクロスだけでなく、ランチョンマットやトレイを使って

「場」を限定すると、器の収まりがよく見栄えがします。

私は、こんな革のランチュンマットも使っています。

慣れてきたら、小さな器や箸置きで、季節感を取り入れてみてくださいね。

それこそが和食器の楽しみなのですから。

そして、最後にもうひとつ。

洋食器に和食を盛ることも考えてみてください。

これは、北欧のブランド、アラビアのサラダボウル。うどんにぴったり！

要は、和食器であれ、洋食器であれ、器の役割を限定しないということです。

いろいろ工夫してみてくださいね。

下田結花（モダンリビング・パブリッシャー）

下田様
まさか、ご回答いただけるとは思っていなかったのでとても嬉しいです！
和食器にパスタの案、すごく良いですね。お料理が洋風でもこれだけで、一気に和の雰囲気を出すことができるんですね。とても参考になります。

また、洋食器に和食を盛り付けるというのも逆の発想で和を楽しめる要素としてとても斬新だなと思いました。

お客様にお越しいただくことが多い家庭にもかかわらず、ランチョンマットやトレイはなかなか上手に使えていなかったので、アドバイスを参考に勉強していきたいと思います。

まずは、お年始に向けて、白い和食器を探してみようと思います。

本当にありがとうございました。

下田様

ご返信までいただけるなんて…本当にありがとうございます！
確かに言われてみれば和食器は産地や釜の違いで様々な質感を楽しむことができますね。色々と挑戦してみようと思います。