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今年も高い評価を受けた日本ブランド&デザイナー【ミラノサローネ2019:プロダクト編】
藤井繁子さんによるミラノサローネ現場レポート。新人デザイナーの登竜門であるサローネサテリテでは日本人が1位&3位を受賞!海外ブランドと日本人デザイナーのコラボにも注目です。

藤井繁子|Fujii Vivien Shigeko
2019年5月17日
藤井繁子・住生活ジャーナリスト。
Journalist of House and Life
Consultant for Japanese housing market and industry
I have been working for 30years in Japanese housing industry as the editor in chief 「HOUSING」, the most popular monthly magazine for consumer, the chief researcher of RECRUIT Housing Laboratory and a journalist/consultant.
藤井繁子・住生活ジャーナリスト。
Journalist of House and Life
Consultant for Japanese housing market... もっと見る
2019年のSalone del Mobile.Milano / ミラノサローネ国際家具見本市(以降、ミラノサローネ)は、4月9日から14日までの6日間で、181カ国から38万6,236人の来場者数を記録し幕を閉じました。前回比12%増という結果は、購買力を上げる中国はじめアジア諸国に加えて、好調な米国市場などの勢いを感じる現場でした。
そんな海外市場に向けた新作発表と販路開拓に挑戦する、日本企業やデザイナーの動向を紹介する今回は【プロダクト編】です。
そんな海外市場に向けた新作発表と販路開拓に挑戦する、日本企業やデザイナーの動向を紹介する今回は【プロダクト編】です。
今年もプレスには、サローネ特製のキャリーバック(PIQUADRO社製)が配られ「いざ、出陣!」です。
2418件もの出展が、会場となった約20万5000㎡のフィエラ見本市会場にひしめきます(当然、2−3日では回れません)。
隔年開催の照明見本市「ユーロルーチェ」
(Euroluce)は、黄色の4パビリオン。今年の目玉は、紺色の2パビリオンに新設の「S.Project」と名付けられた会場でした。
速報!ミラノサローネ2019年の見どころ。レオナルドへのオマージュ、特別企画が盛り沢山
隔年開催の照明見本市「ユーロルーチェ」
(Euroluce)は、黄色の4パビリオン。今年の目玉は、紺色の2パビリオンに新設の「S.Project」と名付けられた会場でした。
速報!ミラノサローネ2019年の見どころ。レオナルドへのオマージュ、特別企画が盛り沢山
既存のカテゴリーにとらわれない「S.Project」
「S.Project」は既存の"classic"や"design"というカテゴリーや、家具・照明・キッチンといった種別に捉われない空間(‘S’pace)提案をするなど、自由度の高い展示パビリオンです。昨今、インテリア業界がグループ統合する中で、複数ブランドが一緒に展示できる会場としても機能しています。
水回りの老舗ブランドBoffiのグループとなった人気家具ブランドDePadova他が合同出展するなど、著名ブランドが揃うパビリオンになりました。
「S.Project」は既存の"classic"や"design"というカテゴリーや、家具・照明・キッチンといった種別に捉われない空間(‘S’pace)提案をするなど、自由度の高い展示パビリオンです。昨今、インテリア業界がグループ統合する中で、複数ブランドが一緒に展示できる会場としても機能しています。
水回りの老舗ブランドBoffiのグループとなった人気家具ブランドDePadova他が合同出展するなど、著名ブランドが揃うパビリオンになりました。
B&B Italia、4000㎡の巨大ブースに3社で展示
そこで注目を集めたのは、あのB&B Italiaが同じ企業グループとなった照明のFlos、Louis Poulsenと共に見本市会場へ再出展したこと。約4000㎡という巨大ブースに3社が展示しました。
写真のようなアレーのブース両側に描かれたデザイナー達のイラスト、絵にタッチするとセンサーでデザイナーが動き出すという遊び心溢れるブースデザインは、Calvi Brambillaによるもの。
そこで注目を集めたのは、あのB&B Italiaが同じ企業グループとなった照明のFlos、Louis Poulsenと共に見本市会場へ再出展したこと。約4000㎡という巨大ブースに3社が展示しました。
写真のようなアレーのブース両側に描かれたデザイナー達のイラスト、絵にタッチするとセンサーでデザイナーが動き出すという遊び心溢れるブースデザインは、Calvi Brambillaによるもの。
Flos歴代の著名デザイナー達に並んでいた、nendo佐藤オオキ氏を発見!
一昨年発表した『Gaku』(’額縁‘をモチーフにした照明)と、動くオオキ君と遊んできました。
一昨年発表した『Gaku』(’額縁‘をモチーフにした照明)と、動くオオキ君と遊んできました。
Flosのnendo新作はテーブル付き照明
今年nendoによる新作『Haeru』は、’growing(生える)’から名付けられたテーブル付き照明。
テーブル3タイプ・照明2タイプ・脚(バッテリー内蔵)3タイプの、組み合わせによって増殖可能という所が、その名の由縁のようです。
今年nendoによる新作『Haeru』は、’growing(生える)’から名付けられたテーブル付き照明。
テーブル3タイプ・照明2タイプ・脚(バッテリー内蔵)3タイプの、組み合わせによって増殖可能という所が、その名の由縁のようです。
maruniは展示スペースも約2倍に拡張
「S.Project」へ日本から挑戦したのが、maruni(マルニ木工)。
maruniは2009年からサローネ出展を続けてきました。その成果とも言える、『HIROSHIMA』アームチェアを米国Apple新社屋へ数千台納入したことは「世界から注目され、我々の自信にもなったエポック・メイキングな仕事」と語った山中社長。
今回は展示場所を「S.Project」へ移し、ブース面積を昨年の約2倍に拡大するという決断。現地では海外プレスを前に、英語でスピーチをされていました。
「S.Project」へ日本から挑戦したのが、maruni(マルニ木工)。
maruniは2009年からサローネ出展を続けてきました。その成果とも言える、『HIROSHIMA』アームチェアを米国Apple新社屋へ数千台納入したことは「世界から注目され、我々の自信にもなったエポック・メイキングな仕事」と語った山中社長。
今回は展示場所を「S.Project」へ移し、ブース面積を昨年の約2倍に拡大するという決断。現地では海外プレスを前に、英語でスピーチをされていました。
コントラクト(商業施設など)向けの提案も意識した展示ブース。
ブースデザインも手掛けた、アートディレクター深澤直人氏による
『Roundish』アームチェアに、今年はクッションシートのものや、ウォールナット材・ビーチ材などが加わわりました。
ブースデザインも手掛けた、アートディレクター深澤直人氏による
『Roundish』アームチェアに、今年はクッションシートのものや、ウォールナット材・ビーチ材などが加わわりました。
日本にファンが多いジャスパー・モリソン氏(英国)もmaruniとのお付き合いは長いデザイナー。
昨年発表したシリーズ『Fugu』に、ダイニング用の高さのチェアを新たに発表。無垢材での座り心地を追求しています。
昨年発表したシリーズ『Fugu』に、ダイニング用の高さのチェアを新たに発表。無垢材での座り心地を追求しています。
イージーチェアを復刻したRitzwell
福岡に本社を置くRitzwellのサローネ出展は11回目。2014年にはミラノ事務所も開設し、着実に“Made in Japan”の家具作りを世界にアピールしてきました。
福岡に本社を置くRitzwellのサローネ出展は11回目。2014年にはミラノ事務所も開設し、着実に“Made in Japan”の家具作りを世界にアピールしてきました。
今年は『IBIZA FORTE』イージーチェアを15年ぶりに復刻し、新たな素材でお目見え。
新ステンレス色を6色投入、写真は‘CLASSIC ROSE’。日本の伝統色をベースにした古美色仕上げで、ステンレスが落ち着いた上品な仕上がりになっています。
職人による同色のステッチで、ハンドメイドの優しさも伝わります。
新ステンレス色を6色投入、写真は‘CLASSIC ROSE’。日本の伝統色をベースにした古美色仕上げで、ステンレスが落ち着いた上品な仕上がりになっています。
職人による同色のステッチで、ハンドメイドの優しさも伝わります。
出展10年目のKarimoku New Standard
Karimoku New Standard(KNS)は日本の家具メーカー、カリモクが2009年に設立したブランド。
ミラノ出展10年目を迎えた今年は、見本市会場出展に加え、市内ブレラ地区に素敵な庭のある住宅を借りての展示。
「ミラノで10年間やってこれた事、関係者にお礼を伝えたいと思って」と、カリモク加藤洋副社長。KNS家具で、ゆっくり寛げる空間を提供していました。
そこを訪れていたのは?何と先述のmaruni山中社長御一行でした。左端が、カリモク加藤洋副社長、右隣がmaruni山中社長。こんな意外な場面に遭遇するのもミラノの良さです!
Karimoku New Standard(KNS)は日本の家具メーカー、カリモクが2009年に設立したブランド。
ミラノ出展10年目を迎えた今年は、見本市会場出展に加え、市内ブレラ地区に素敵な庭のある住宅を借りての展示。
「ミラノで10年間やってこれた事、関係者にお礼を伝えたいと思って」と、カリモク加藤洋副社長。KNS家具で、ゆっくり寛げる空間を提供していました。
そこを訪れていたのは?何と先述のmaruni山中社長御一行でした。左端が、カリモク加藤洋副社長、右隣がmaruni山中社長。こんな意外な場面に遭遇するのもミラノの良さです!
︎ ©️Karimoku New Standard
今年は家具の新作に加えて、新たな取り組みを見せてくれたKarimoku New Standard。
一つ目は、写真のような照明製品への挑戦。
『Parabole Light』と名付けられた木製のペンダントは、スイスのDimitri Bählerによるデザイン。チェスナット/オーク材のコンセプトモデルです。
今年は家具の新作に加えて、新たな取り組みを見せてくれたKarimoku New Standard。
一つ目は、写真のような照明製品への挑戦。
『Parabole Light』と名付けられた木製のペンダントは、スイスのDimitri Bählerによるデザイン。チェスナット/オーク材のコンセプトモデルです。
︎ ©️Karimoku New Standard
二つ目が、sanwacompanyとコラボしたキッチン『Corso Kitchen CH01』の開発。
KNSで家具を手掛けるChristian Haasがデザイン、
国産ナラ材を使ったコンパクトキッチンを発表しました(sanwacompanyのイタリア販売代理店@トルトナ地区での展示)。
照明・キッチンと商材を広げながらKNSブランドを牽引してゆく、加藤洋代表の意気込みを感じる10年目でした。
二つ目が、sanwacompanyとコラボしたキッチン『Corso Kitchen CH01』の開発。
KNSで家具を手掛けるChristian Haasがデザイン、
国産ナラ材を使ったコンパクトキッチンを発表しました(sanwacompanyのイタリア販売代理店@トルトナ地区での展示)。
照明・キッチンと商材を広げながらKNSブランドを牽引してゆく、加藤洋代表の意気込みを感じる10年目でした。
(自身のアウトドアコレクションに腰掛ける佐藤オオキ氏)
Minottiではnendoコレクションが拡大
さて、海外ブランドでも日本人デザイナーを起用するケースは年々増えています。
イタリアを代表するラグジュアリーブランドのMinottiは、昨年からnendoを起用。昨年発表した『TAPE』がアウトドアバージョン『TAPE “CORD” OUTDOOR』として登場しました。
Minottiではnendoコレクションが拡大
さて、海外ブランドでも日本人デザイナーを起用するケースは年々増えています。
イタリアを代表するラグジュアリーブランドのMinottiは、昨年からnendoを起用。昨年発表した『TAPE』がアウトドアバージョン『TAPE “CORD” OUTDOOR』として登場しました。
加えてnendoは、キャビネット『EASEL』とテーブル『WEDGE DINING』も新作で発表。
テーブルの脚は角度をつけてカットされた、足元のデザインが特徴。メタル素材に敷物が映り込み、浮いているような錯覚も。
このようにアイテムが増える様子を見ると、ブランドからのnendoに対する高評価が伺えます。
テーブルの脚は角度をつけてカットされた、足元のデザインが特徴。メタル素材に敷物が映り込み、浮いているような錯覚も。
このようにアイテムが増える様子を見ると、ブランドからのnendoに対する高評価が伺えます。
PanasonicがVitraとコラボ、透明ディスプレイ
さて、こちらはスイスの人気家具ブランドVitra。今年は50年代のイームズ作品などを、新たな素材で復刻し注目されました。
そんな「Vitra」ブースで、『NELSON BENCH』(1946年Geroge Nelson作)の上に、何やら四角いモニター?が。
実はPanasonicがコラボ展示した『Vitrine : Transparent Display(美しいガラスのショーケース)』。
透明ディスプレイの新たなコンセプトモデル。先進テクノロジーをインテリアに調和しながらもアクセントになるようなデザインを提案しています。映像が映っていないときは、透明のBOX内に飾った小物が現れます。
さて、こちらはスイスの人気家具ブランドVitra。今年は50年代のイームズ作品などを、新たな素材で復刻し注目されました。
そんな「Vitra」ブースで、『NELSON BENCH』(1946年Geroge Nelson作)の上に、何やら四角いモニター?が。
実はPanasonicがコラボ展示した『Vitrine : Transparent Display(美しいガラスのショーケース)』。
透明ディスプレイの新たなコンセプトモデル。先進テクノロジーをインテリアに調和しながらもアクセントになるようなデザインを提案しています。映像が映っていないときは、透明のBOX内に飾った小物が現れます。
(パナソニックデザインのMichael Shadovitz(左)と今回『Vitrine』をデザインした Daniel Rybakken(右))
Panasonicは昨年まで、建材や照明の技術を市内のインスタレーションで披露してきましたが、今年は自社展示は無く、ここVitraのインテリア空間で透明OLEDの可能性にチャレンジしていました。
Panasonicは昨年まで、建材や照明の技術を市内のインスタレーションで披露してきましたが、今年は自社展示は無く、ここVitraのインテリア空間で透明OLEDの可能性にチャレンジしていました。
(「KULI-KULI」デザイナーの山内真一氏。写真提供: Salone del Mobile.Milano - Ludovica Mangini )
サローネサテリテの1位、3位は日本勢
そして、嬉しいニュースも入ってきました。
新人デザイナーの登竜門として世界が注目する、第10回SALONE SATELLITE(サローネサテリテ)・AWARD DESIGNERに、日本から出展したデザインスタジオKULI-KULIが1位を受賞!
KULI-KULIのプロジェクト名は「KOBE LEATHER(神戸レザー)」。高級肉として世界に知られる、神戸ビーフ。地元の鞣し加工業者 と協業し、今まで捨てられていた神戸牛の皮を新しいプロダクト「神戸レザー」として生まれ変わらせたプロジェクト。
続いて3位に入賞したのも、日本人デザイナーSTUDIO BAKU/坂下麦。126プロジェクト(デザイナー550人)が出展した中での、1位と3位に輝いた日本人デザイナー。今後の活躍が楽しみです。
サローネサテリテの1位、3位は日本勢
そして、嬉しいニュースも入ってきました。
新人デザイナーの登竜門として世界が注目する、第10回SALONE SATELLITE(サローネサテリテ)・AWARD DESIGNERに、日本から出展したデザインスタジオKULI-KULIが1位を受賞!
KULI-KULIのプロジェクト名は「KOBE LEATHER(神戸レザー)」。高級肉として世界に知られる、神戸ビーフ。地元の鞣し加工業者 と協業し、今まで捨てられていた神戸牛の皮を新しいプロダクト「神戸レザー」として生まれ変わらせたプロジェクト。
続いて3位に入賞したのも、日本人デザイナーSTUDIO BAKU/坂下麦。126プロジェクト(デザイナー550人)が出展した中での、1位と3位に輝いた日本人デザイナー。今後の活躍が楽しみです。
CONDE HOUSEは喜多俊之氏の新作発表
一方、市内の5Vie地区のギャラリーで新作を発表したのはCONDE HOUSE(カンディハウス)。
ミラノでは1969年から仕事をされているデザイナー喜多俊之氏による、『NUPRI』コレクションを展示。
一方、市内の5Vie地区のギャラリーで新作を発表したのはCONDE HOUSE(カンディハウス)。
ミラノでは1969年から仕事をされているデザイナー喜多俊之氏による、『NUPRI』コレクションを展示。
ダイニングアームチェアなどの他、写真のリクライニングチェアを発表。アームの両脇には小さなテーブルが付いていてスマホなどを置ける機能性。
写真では、升酒が置かれています。というのも、CONDE HOUSE地元、北海道旭川の地酒が来場者に振る舞われていたのです。外国人達、大喜び!
また、e’interiors(エ・インテリアズ)も場所を人気のBrera地区に移して継続出展。
世界で活躍する日本人デザイナー大城健作、田渕智也、武内経至などを起用し、『JAPAN BLUE』をテーマにした新作をプレゼンテーションしました。
日本の家具・インテリアショップを探す
写真では、升酒が置かれています。というのも、CONDE HOUSE地元、北海道旭川の地酒が来場者に振る舞われていたのです。外国人達、大喜び!
また、e’interiors(エ・インテリアズ)も場所を人気のBrera地区に移して継続出展。
世界で活躍する日本人デザイナー大城健作、田渕智也、武内経至などを起用し、『JAPAN BLUE』をテーマにした新作をプレゼンテーションしました。
日本の家具・インテリアショップを探す
小泉屋、洋梨型のおりんに注目
トルトナ地区で見つけたのは小泉屋。仏壇のおりんや銅器を作る小泉製作所(富山県高岡市)が、”快音“をコンセプトに展開するオリジナルブランドです。金山の一角のようなブースデザインが目を引きました。
音にも精神性を持たせる日本の伝統を、新たな形で表現し海外に打って出ます。
トルトナ地区で見つけたのは小泉屋。仏壇のおりんや銅器を作る小泉製作所(富山県高岡市)が、”快音“をコンセプトに展開するオリジナルブランドです。金山の一角のようなブースデザインが目を引きました。
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(小泉屋のおりん『pear』)
注目を集めた『pear』という小さな洋梨の形をした、おりん。帽子のような上部をつまんで持ち、下部(真鍮製)の側面を鳴らすと優しい音色が響きます。早速、米国の有名博物館関係者が来場して気に入り、ショップで取り扱いたいという話になったそうです。
日本ブランドを世界に向けて発信する場として、ミラノサローネに出展する企業やデザイナーは益々増えています。
次は、インテリア以外の様々な業種の日本企業が出展した様子を【インスタレーション編】としてお伝えします。
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インテリアデザイナー・コーディネーターを探すなら、こちらから
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