コメント
おしゃれな室内インテリアにする、クッションの上手な選び方
クッションはインテリアとしても優秀。春夏のクッションから、秋冬仕様に“衣替え”してみませんか?
片岸千代子
2023年11月25日
不動産に携わって約16年。大手不動産会社(デベロッパー)で、新築分譲マンションの接客営業を経験。その後、不動産に特化したIT企業にて、社内のライターとして勤務。現在、不動産(住宅)を得意分野とする、フリーのライターとして活動中。http://www.writing-office.com/
不動産に携わって約16年。大手不動産会社(デベロッパー)で、新築分譲マンションの接客営業を経験。その後、不動産に特化したIT企業にて、社内のライターとして勤務。現在、不動産(住宅)を得意分野とする、フリーのライターとして活動中... もっと見る
海外でよく見かけるインテリアのアクセント的な存在に“クッション”があります。リビングのソファや寝室などに、おしゃれなクッションが置かれていますよね。それがあるだけで、お部屋の雰囲気に変化をもたせたり、触ったときの感触が安らぎを与えたりします。小さなアイテムなのに、お料理の隠し味のように無いと物足りなさを感じる存在です。ぜひ、取り入れたいインテリアアイテムの一つです。
部屋のデザインで選ぶクッション
ライトブルーやファウンテンブルー(和の色名では、勿忘草色、露草色くらいの色調)でまとめられた室内空間に、壁や絨毯の配色にあわせて、クッションを選んでいます。そのためスッキリとした清涼感が漂い、インテリアに統一性があります。
春や夏の雰囲気にピッタリの空間ですが、秋や冬にはクッションカバーを暖色系に変えるといいでしょう。合わせる色として、壁に掛けられた絵画の中から、色を選ぶと空間の統一感を削ぐことなく、季節の模様替えができます。
ライトブルーやファウンテンブルー(和の色名では、勿忘草色、露草色くらいの色調)でまとめられた室内空間に、壁や絨毯の配色にあわせて、クッションを選んでいます。そのためスッキリとした清涼感が漂い、インテリアに統一性があります。
春や夏の雰囲気にピッタリの空間ですが、秋や冬にはクッションカバーを暖色系に変えるといいでしょう。合わせる色として、壁に掛けられた絵画の中から、色を選ぶと空間の統一感を削ぐことなく、季節の模様替えができます。
クッションで印象が変わる
同じグリーンでも、黄色の強い色、青の強い色など、色の強弱を織り交ぜものや、オフホワイトの単色とツートンにしたもの、正方形や長方形など、デザインや形状の違うクッションをうまく組み合わせて使っています。
仮に、この室内にクッションが置いてなかったとしたら、少し物足りなさを感じませんか。あるのと、ないのとでは、やはりお部屋の印象が違ってきますね。
同じグリーンでも、黄色の強い色、青の強い色など、色の強弱を織り交ぜものや、オフホワイトの単色とツートンにしたもの、正方形や長方形など、デザインや形状の違うクッションをうまく組み合わせて使っています。
仮に、この室内にクッションが置いてなかったとしたら、少し物足りなさを感じませんか。あるのと、ないのとでは、やはりお部屋の印象が違ってきますね。
上品な配色の組み合わせ
オフホワイトのソファに併せた、同じ素材と色のクッションを置いています。また、写真の手前には淡いモスグリーンのクッションをおき、アクセントとしています。
オフホワイトだけでも、空間はまとまりますが、ちょっとまったり感が否めないため、ソファとテーブル、そして後ろの金屏風に合うように、モスグリーンを取り入れたところが、上手い!としかいいようのない、にくいデザインです。
オフホワイトのソファに併せた、同じ素材と色のクッションを置いています。また、写真の手前には淡いモスグリーンのクッションをおき、アクセントとしています。
オフホワイトだけでも、空間はまとまりますが、ちょっとまったり感が否めないため、ソファとテーブル、そして後ろの金屏風に合うように、モスグリーンを取り入れたところが、上手い!としかいいようのない、にくいデザインです。
素材や色で季節感を!
チョコレート色のソファに、ワインレッドのクッション。絨毯の色と相まって、気持ちに温かさと熱をもたせる配色の組み合わせです。また、グレーのクッションが、全体の引きしめ効果をもたらしています。
光によって光沢がでるベルベット素材のクッションは、触り心地も良く暖かさを感じさせてくれます。秋から冬といった寒い季節には、こういった色や素材を室内に取り入れたいですね。
チョコレート色のソファに、ワインレッドのクッション。絨毯の色と相まって、気持ちに温かさと熱をもたせる配色の組み合わせです。また、グレーのクッションが、全体の引きしめ効果をもたらしています。
光によって光沢がでるベルベット素材のクッションは、触り心地も良く暖かさを感じさせてくれます。秋から冬といった寒い季節には、こういった色や素材を室内に取り入れたいですね。
クッションは、模様替えの手軽なアイテム
濃いブラウンの壁紙に、グレーのソファ、アニマル柄のチェア、そしてブルーの絨毯。クッションは、そのいずれかの色、または同系色が入っているものが使われています。直線が多い絨毯のデザインに合わせ、直線を使ったデザインのクッションです。
もし、違う色のクッションにするなら、トーンの低いオレンジも、いいかもしれません。
クッションは、絨毯やラグ、ソファなどと違って、カバーを変えるだけで手軽に模様替えができる、使い勝手の良いインテリアアイテムなんですよ!
濃いブラウンの壁紙に、グレーのソファ、アニマル柄のチェア、そしてブルーの絨毯。クッションは、そのいずれかの色、または同系色が入っているものが使われています。直線が多い絨毯のデザインに合わせ、直線を使ったデザインのクッションです。
もし、違う色のクッションにするなら、トーンの低いオレンジも、いいかもしれません。
クッションは、絨毯やラグ、ソファなどと違って、カバーを変えるだけで手軽に模様替えができる、使い勝手の良いインテリアアイテムなんですよ!
プロのような演出!
ときには、カーテンの柄や配色に合わたクッションを置いてみるのもいいでしょう。プロのような組み合わせが自宅で楽しめ、友人・知人を招待したくなるインテリアに早変わりです。
もし、カーテンや小物の買い替え、室内の模様替えを考えているのなら、部屋のアクセントとして、やってみる価値はありますよ!
ときには、カーテンの柄や配色に合わたクッションを置いてみるのもいいでしょう。プロのような組み合わせが自宅で楽しめ、友人・知人を招待したくなるインテリアに早変わりです。
もし、カーテンや小物の買い替え、室内の模様替えを考えているのなら、部屋のアクセントとして、やってみる価値はありますよ!
自分だけのオリジナルインテリア
住宅のリフォームやリノベーション、またはDIYを検討しているのなら、壁紙とデザインや配色を合わせたクッションはいかがでしょう。
もし、好きなデザインの生地(布)があれば、そのデザインをそのまま壁にデザインしてペンキなどで塗り、生地(布)でクッションカバーを創れば、自身のオリジナルな住空間の誕生です。
住宅のリフォームやリノベーション、またはDIYを検討しているのなら、壁紙とデザインや配色を合わせたクッションはいかがでしょう。
もし、好きなデザインの生地(布)があれば、そのデザインをそのまま壁にデザインしてペンキなどで塗り、生地(布)でクッションカバーを創れば、自身のオリジナルな住空間の誕生です。
クッション選びに迷ったら
カーテンと同じデザインのクッション、テーブルと同系色のクッション、ソファの色に似たクッション。
それぞれ、デザインや色は違いますが、室内のどれかと共通点を持たせることで、安心感のあるインテリアになります。クッション選びに迷ったら、室内のどれかに焦点をあてて選んでみてください。デザインの素人でも簡単に、素敵な住空間を創ることができると思います。
カーテンと同じデザインのクッション、テーブルと同系色のクッション、ソファの色に似たクッション。
それぞれ、デザインや色は違いますが、室内のどれかと共通点を持たせることで、安心感のあるインテリアになります。クッション選びに迷ったら、室内のどれかに焦点をあてて選んでみてください。デザインの素人でも簡単に、素敵な住空間を創ることができると思います。
イメージを落ち着かせるクッションの使い方
絵画や写真といったアートで埋め尽くされた壁。まるで、その壁の流れをそのまま受け継いだような、クッションの配置とデザインです。
全体の配色を邪魔しないモノトーンのクッションを用いることで、安定感のある室内を演出することに成功しています。もし、このクッションの色が、明るくカラフルな色ばかりだったとしたら、全体的に、散らかったイメージを与えていたかもしれません。このように、たくさんの色がある場合は、部屋の下部にダークな色を置くと全体が落ち着くのです。
絵画や写真といったアートで埋め尽くされた壁。まるで、その壁の流れをそのまま受け継いだような、クッションの配置とデザインです。
全体の配色を邪魔しないモノトーンのクッションを用いることで、安定感のある室内を演出することに成功しています。もし、このクッションの色が、明るくカラフルな色ばかりだったとしたら、全体的に、散らかったイメージを与えていたかもしれません。このように、たくさんの色がある場合は、部屋の下部にダークな色を置くと全体が落ち着くのです。
アクセントカラーとして赤を取り入れた室内
赤は活発になる色なので、気力回復、食欲増進の効果があるため、リビングやダイニングに取り入れると良いでしょう。また、温かみを感じる色でもあるので、北向きの寒い部屋に最適です。
ラグやソファの素材に合わせて、ウールやムートン素材のクッションカバーにすると、むっくりとした温かみがでます。ワインレッドは、ヨーロッパの伝統色なので、カジュアルな素材でも、シックな印象を与えてくれます。
赤は活発になる色なので、気力回復、食欲増進の効果があるため、リビングやダイニングに取り入れると良いでしょう。また、温かみを感じる色でもあるので、北向きの寒い部屋に最適です。
ラグやソファの素材に合わせて、ウールやムートン素材のクッションカバーにすると、むっくりとした温かみがでます。ワインレッドは、ヨーロッパの伝統色なので、カジュアルな素材でも、シックな印象を与えてくれます。
童心にもどる?寝室のクッション
海外では、寝室のベッドにも枕と一緒にクッションを置いて、インテリアを楽しんでいます。
部屋のトーンが低い色調であれば、カラフルな色のクッションを置くと、楽しげな雰囲気になります。思わず枕投げならぬ、クッション投げが始まったりして……
日本では、地味になりがちな寝室ですが、クッションに埋もれながら眠りにつくのも、遊び心があっていいな、と思います。
海外では、寝室のベッドにも枕と一緒にクッションを置いて、インテリアを楽しんでいます。
部屋のトーンが低い色調であれば、カラフルな色のクッションを置くと、楽しげな雰囲気になります。思わず枕投げならぬ、クッション投げが始まったりして……
日本では、地味になりがちな寝室ですが、クッションに埋もれながら眠りにつくのも、遊び心があっていいな、と思います。
おすすめの記事
専門家とのやりとり
プロと一緒に部屋づくりをして、素敵なインテリアを手に入れよう
部屋づくりをインテリアの専門家に依頼すると、自分では思いつかない提案がもらえることも。プロに依頼するメリットや探し方などをご紹介します。
続きを読む
暮らしのヒント
テレビのあり方を考えよう。テレビを主役にしないインテリアのススメ
「かっこいいリビングには大きなテレビが必要」と思い込んでいませんか? ライフスタイルが変化している今、テレビのあり方やリビングでの過ごし方について考えてみましょう。
続きを読む
名作デザイン
現代に生きる、ウィリアム・モリスのテキスタイルデザイン
アーツ&クラフツ運動に影響を与えた近代デザインの父、ウィリアム・モリス。多彩なデザイン活動の中で最もよく知られるのはそのテキスタイル。美しい植物文様が現代のインテリアにも盛んに取り入れられています。
続きを読む
名作デザイン
ウィリアム・モリスのものづくり精神とテキスタイルデザイン
イギリスの文化芸術、特に室内装飾の分野で大きな功績を残したモリスのものづくりについて、テキスタイルデザインを中心にご紹介します。
続きを読む
コーディネート・スタイリング
ブランケット、クッション、ファブリックパネルで秋冬のインテリアにチェンジ!
インテリアに季節感を取り入れるのに、最も気軽に使えるのはファブリック。なかでもすぐに試せるブランケット、クッション、ファブリックパネルで小さな模様替えをしてみませんか?
続きを読む
コーディネート・スタイリング
ソファはなきゃダメ?ソファのない暮らしを選ぶ理由
リビングにはソファを置くのが当たり前、と思っていませんか?ライフスタイルによっては、ソファを置かないという選択肢もあります。
続きを読む
寝室の記事
狭い寝室のためのベッドとベッドまわりのアイデア
寝室をリラックスできる空間にし、ぐっすり眠るのは重要です。狭い寝室を快適にするための、インテリアのアイデアをチェックしてみましょう。
続きを読む