パントリーの画像

パントリーはキッチンで使うものを収納する貯蔵庫または食品庫のこと。食品や調理器具など様々なものを使うキッチンに、ぜひ設置したいもののひとつです。ここではパントリーとは何か、メリットとデメリット、パントリーの種類などについて説明します。

パントリーとは

パントリーとは、キッチン内またはキッチンに併設される収納スペースを指します。主に生鮮食品以外の食材や飲料をストックする場所で、「食品庫」とも呼ばれます。パントリーの語源は、古フランス語の「paneterie (パンの貯蔵庫)」。パンに関連する食料や食材の準備が行われる場所で、パントリーの責任者は「パントラー (pantler)」と呼ばれていました。その後、大邸宅に設けられたパントリーは、その家の執事が管理する部屋で、食料の保管、調理の準備のほか、銀器や食器の収納場所でもありました。現在もホテルやレストランでいうパントリーとは、食器やグラスの保管庫、配膳室といった意味があります。

キッチンパントリーの役割

家庭におけるパントリーの主な役割は、生鮮食品以外、つまり冷蔵庫に入れない食材の保存です。飲み物に缶詰や加工食品、調味料や乾物などの食材のほか、キッチンで使う調理器具、食品保存袋やラップフィルム、ペーパータオルなどを一箇所に収納することで、キッチンでの作業の効率化を促します。

パントリーのメリット

パントリーの一番のメリットは、キッチンで使うものの収納が一箇所に定まっていることです。キッチン内、またはすぐそばに食品や飲料、調理器具や食器などを保管することで、必要なときにパントリー内をチェックすれば、あちこち探す必要がありません。

食品の在庫管理も、生鮮食品以外はパントリーを見ればひと目で分かります。気になる賞味期限のチェックや、残り少ない食材の買い足しも忘れずにできるでしょう。加工食品や缶詰、また非常時に備えた保存食や水の備蓄など、いざというときの食料品の買い置きは、どの家庭でもあるものです。普段使わないけれど必要なものを同じ場所に収納することで、定期的なチェックをすることができます。食料品のパッケージや調味料の瓶など、大きさやデザインが異なるものをキッチンカウンターに並べると雑多な印象になりがちです。用途ごとにパントリーに収納して、必要なときだけ取り出すことができれば、スッキリしたキッチンを維持できます。

パントリーのデメリット

パントリーのデメリットは、メリットと裏表かもしれません。収納場所があるからと、多くのものを詰め込んでしまうと、どこに何があるかわからなくなります。

また、パントリーを設けるには、スペースの確保が必要です。特にウォークインパントリーの場合、キッチン内からアクセスできるか、隣接した場所に作るのか、扉の種類や有無など考慮すべき点が増えます。キャビネットやオープン棚パントリーで、メインのキッチン内に組み込む際にも、収納棚のデザインや深さなどを十分検討する必要があります。

キッチンでの作業は多岐にわたります。便利と思って作ったパントリーが、実はキッチンでの動線を乱していることも。調理に必要なものは、パントリーからまとめてカウンターに出して、料理の後にはもとに戻すなど工夫が必要です。

パントリーの間取り

使いやすいパントリーの間取りはどういうものでしょう?パントリーの種類は、大きく分けて次の3種類があります。

ウォークインパントリー

ウォークインパントリーは、たいていキッチンのすぐ隣に作られ、ダイニングエリアに通じている間取りが多いです。広めのウォークインパントリーであれば、食材をストックする収納棚のほかに、カウンターを設ける場合があります。カウンターで簡単な盛り付け作業をしたり、コーヒーメーカーやジューサーなどの小型のキッチン家電を置くこともできます。

小さなシンクを備えるのであれば、食材を洗ったり、簡単な洗い物にも対応できます。ホームパーティーなどのおもてなし時には、キッチンで料理を作りながら、使ったお皿はパントリーに下げて後片付けを始めることもできます。更に食洗機、ワイン専用冷蔵庫や冷凍庫などを備え付けて、本格的な配膳室として機能するパントリーを作ることもできます。

ウォークスルーパントリー

ウォークスルーパントリーは、二箇所からアクセスできるパントリーです。出入り口が2箇所になるため収納スペースは減りますが、玄関からパントリーにアクセスできれば、買ってきたものをや届いたものを直接パントリーに移動することができるメリットがあります。取れる広さによって、ウォークインパントリーと同様の機能を備えることもできます。

キッチン内のパントリー

キッチン内にパントリーを設ける場合、いくつかの方法があります。

  • 食器棚やキャビネットの一部をパントリーとして使う:すでにあるキッチンの食器棚や収納場所を、パントリーとして使います。この棚には買い置きの食料品、こちらのキャビネットにはお客様用の食器など、収納するものを決めて限ることで、どこに収納するか毎回悩む必要がなく、使いたいときに迷わず探し出せて使えます。
  • 空きスペースにパントリーを作る:壁に可動棚をつける、冷蔵庫と壁の隙間に引き出し式の収納を取り付けてパントリーとするなど、アイデア次第で思わぬところにパントリーを作ることができるかもしれません。
  • 今のキッチンの間取りを変更せずにパントリーを新設する:パントリーに求める機能を書き出してキッチン設備の専門家やインテリアデザイナーに相談してみてましょう。パントリーの棚の奥行きや幅は使い勝手に影響しますし、ドアの有無など限られたスペースで何が可能か、専門家から適切なアドバイスを受けることをおすすめします。

パントリーを使いこなすヒント

パントリーがあるから、キッチン収納の問題が解決するわけではありません。しかし、ものが溢れがちなキッチンに、パントリーという専属収納エリアがあることは強い味方です。以下の点を踏まえて、使いやすいパントリーを作りましょう。

  • 絶対何を収納するか決める。
  • 収納するものがスッキリ収まるように、棚の高さや奥行きを自分にあったものにする。
  • ものの定位置を決めて、買い置きは入る分だけ、必要以上に持たないようにする。
  • お気に入りの食材や、使用頻度の高いものは使いやすい場所(目線から下)に置く。
  • 収納トレーやバスケットを使うのであれば、色味や素材を統一する。

パントリーに何を、どこに、どれだけ収納するのか、自分なりのルールを決めてそれを守ることが、使いやすいパントリーを作る秘訣です。

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