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愛車と暮らす家づくり
愛車のそばで暮らしたい、それは車好きにとって最高の贅沢。ときに眺め、ときに整備し、ときに車好きの友人と語らう、カーライフが充実する日本の家をご紹介します。
渡辺安紀 |Aki Watanabe
2017年4月21日
車との付き合い方は、人との付き合い方に似ています。あるオーナーは仲間とガレージで車談義を楽しみ、別のオーナーは心ゆくまで整備を楽しみながら自分の世界に浸ります。車好きにとってガレージはただ車を停める場所ではなく、仲間をもてなす場であり、家族(愛車)を休ませ、フォルムの美しさを愛でるショーケースでもあります。外出先から帰ってきて車を停めるのが楽しみになる、車好きたちの気分があがる13の家を紹介します。
《ポルシェと暮す家》
所在地:兵庫県西宮市
住まい手:夫婦
施工:豊栄建設
車種:ポルシェ(911カレラ)、スズキ(カプチーノ)の計2台
駐車可能台数:2台
クルマが家の中心に据えられたこちらの物件は〈柳川賢次建築設計事務所〉が設計しました。オーナーの「愛車とともに暮らしたい」という要望を叶えるため、駐車スペースの前後にそれぞれ3枚の床をスキップさせた生活空間を配置し、各フロアから愛車を眺めることができます。住宅密集地であっても、吹き抜けで家全体に自然光を満たし、風の通り道をつくりました。また道路に接していない三方は敷地境界線いっぱいまで隣家が迫っているので、外壁に有孔折板を使用して、プライバシーの確保と開放性という矛盾する要素を両立。愛車の出し入れをスムーズに行うために、2階住居部分を2.7メートル張り出して、カースペースは無柱空間としました。家の主役となった911カレラは走りだけでなく、そのフォルムの美しさで家族を魅了しています。
所在地:兵庫県西宮市
住まい手:夫婦
施工:豊栄建設
車種:ポルシェ(911カレラ)、スズキ(カプチーノ)の計2台
駐車可能台数:2台
クルマが家の中心に据えられたこちらの物件は〈柳川賢次建築設計事務所〉が設計しました。オーナーの「愛車とともに暮らしたい」という要望を叶えるため、駐車スペースの前後にそれぞれ3枚の床をスキップさせた生活空間を配置し、各フロアから愛車を眺めることができます。住宅密集地であっても、吹き抜けで家全体に自然光を満たし、風の通り道をつくりました。また道路に接していない三方は敷地境界線いっぱいまで隣家が迫っているので、外壁に有孔折板を使用して、プライバシーの確保と開放性という矛盾する要素を両立。愛車の出し入れをスムーズに行うために、2階住居部分を2.7メートル張り出して、カースペースは無柱空間としました。家の主役となった911カレラは走りだけでなく、そのフォルムの美しさで家族を魅了しています。
《T邸》
所在地:東京都
施工:SHCC
車種:フェラーリ(355)、ポルシェ(911GT-3)の計2台
駐車可能台数:2台
仕事のアイデアに煮詰まったら、愛車を眺めてリラックス……そんな空間を設計したのは〈イデア建築デザイン事務所〉の吉村正一郎さん。ガレージと隣接する書斎の床を同じレベルにして、床材、壁材、天井を同じ仕上げに、仕切りはガラスドアを採用し、ガレージと書斎に一体感を持たせました。2階の床の一部をガラスにし、上からも愛車の美しさを楽しめます。床材は汚れに配慮して塩ビタイルを採用。排気ガスがあたる壁は黒に塗装し、各所に換気扇を設置するなど実用性も重視。ガレージと書斎に5.1チャンネルの埋込みスピーカーを取付け、オーナーはラグジュアリーな時間を過ごしています。コレクションのミニカーやフラッグを置く棚と書棚はオリジナルのデザイン。採光のため、美しい山々を楽しめる方向に大きな開口部を設置しました。
所在地:東京都
施工:SHCC
車種:フェラーリ(355)、ポルシェ(911GT-3)の計2台
駐車可能台数:2台
仕事のアイデアに煮詰まったら、愛車を眺めてリラックス……そんな空間を設計したのは〈イデア建築デザイン事務所〉の吉村正一郎さん。ガレージと隣接する書斎の床を同じレベルにして、床材、壁材、天井を同じ仕上げに、仕切りはガラスドアを採用し、ガレージと書斎に一体感を持たせました。2階の床の一部をガラスにし、上からも愛車の美しさを楽しめます。床材は汚れに配慮して塩ビタイルを採用。排気ガスがあたる壁は黒に塗装し、各所に換気扇を設置するなど実用性も重視。ガレージと書斎に5.1チャンネルの埋込みスピーカーを取付け、オーナーはラグジュアリーな時間を過ごしています。コレクションのミニカーやフラッグを置く棚と書棚はオリジナルのデザイン。採光のため、美しい山々を楽しめる方向に大きな開口部を設置しました。
《IT》
所在地:神奈川県川崎市
住まい手:夫婦、子ども2人
施工:渡邊技研
車種:トヨタ(マークX)、マツダ(ユーノスロードスター)の計2台
駐車可能台数:4台
オーナーにとって家族の一員のような存在であるユーノスロードスター。「家のいろんな場所から見えるようにしてほしい」と〈山縣洋建築設計事務所〉に依頼しました。スキップフロアの構成にして視線の抜けをつくり、広がりのある空間を生み出しました。オーナーの奥様はパティシエ。自宅でケーキ教室を開いており、道路に面している出窓がキッチンとガレージが見えるショーウィンドウのような役割を果たします。
所在地:神奈川県川崎市
住まい手:夫婦、子ども2人
施工:渡邊技研
車種:トヨタ(マークX)、マツダ(ユーノスロードスター)の計2台
駐車可能台数:4台
オーナーにとって家族の一員のような存在であるユーノスロードスター。「家のいろんな場所から見えるようにしてほしい」と〈山縣洋建築設計事務所〉に依頼しました。スキップフロアの構成にして視線の抜けをつくり、広がりのある空間を生み出しました。オーナーの奥様はパティシエ。自宅でケーキ教室を開いており、道路に面している出窓がキッチンとガレージが見えるショーウィンドウのような役割を果たします。
《富津リゾートセカンドハウス》
所在地:千葉県富津市
住まい手:50代の男性
施工:小島建設
車種:ポルシェ(911カレラS)
駐車可能台数:パティオ2台、そのほか4台
海が好きなオーナーが週末を過ごすための家。〈田井勝馬建築設計工房〉の田井勝馬さんは、非日常の贅沢さを感じられるリゾート空間をめざしました。車もバイクも好きなオーナー。カースペースを屋内につくり、車ごとそのまま家に入ることができます。金曜の夜、このセカンドハウスに到着して、エントランスのシャッターを開けると、屋内のカースペースに向けて、滑走路の誘導灯のようなあかりが点々とともり、異世界へいざなわれます。
所在地:千葉県富津市
住まい手:50代の男性
施工:小島建設
車種:ポルシェ(911カレラS)
駐車可能台数:パティオ2台、そのほか4台
海が好きなオーナーが週末を過ごすための家。〈田井勝馬建築設計工房〉の田井勝馬さんは、非日常の贅沢さを感じられるリゾート空間をめざしました。車もバイクも好きなオーナー。カースペースを屋内につくり、車ごとそのまま家に入ることができます。金曜の夜、このセカンドハウスに到着して、エントランスのシャッターを開けると、屋内のカースペースに向けて、滑走路の誘導灯のようなあかりが点々とともり、異世界へいざなわれます。
《a day beside of culture》
所在地:山口県
住まい手:夫婦、子ども1人
施工:佐々木工務店
車種: フォード(T型・ホットロッドカスタム)、ほか1台の計2台
駐車可能台数:ガレージに1台、敷地に3台
アメリカ西海岸のカルチャーを感じさせる住まいを設計したのは〈スワローテイル建築設計事務所〉 の永井慎太郎さん。カリフォルニアの雰囲気をあからさまなデザインではなく、車や建物の色、インテリア、植栽などでさりげなく表現し、周囲の街並みから浮かないよう配慮しています。室内からもほどよく見え、あくまでも日常生活のなかで家と車が自然と繋がるようデザインされました。極端に車高が低い車なので、屋根の高さとのバランスにこだわりました。
所在地:山口県
住まい手:夫婦、子ども1人
施工:佐々木工務店
車種: フォード(T型・ホットロッドカスタム)、ほか1台の計2台
駐車可能台数:ガレージに1台、敷地に3台
アメリカ西海岸のカルチャーを感じさせる住まいを設計したのは〈スワローテイル建築設計事務所〉 の永井慎太郎さん。カリフォルニアの雰囲気をあからさまなデザインではなく、車や建物の色、インテリア、植栽などでさりげなく表現し、周囲の街並みから浮かないよう配慮しています。室内からもほどよく見え、あくまでも日常生活のなかで家と車が自然と繋がるようデザインされました。極端に車高が低い車なので、屋根の高さとのバランスにこだわりました。
《椿の家/House in Tsubaki》
所在地:東京都足立区
住まい手:30代夫婦、子ども1人
施工:アズ建設
車種:TVR(T350C)
駐車可能台数:1台
住宅や工場が混在する環境にあり、2階、3階建ての建物に囲まれた旗竿地に平屋建てを設計したのは〈PANDA:山本浩三建築設計事務所〉。オーナーは「部屋から車が見える設計にしてほしい」とリクエスト。愛車は主に観賞用として楽しんでいるので、屋外(車庫スペース、アプローチ、バルコニー)と屋内(玄関、部屋)を同等に扱い、車庫スペースが生活に溶け込むように設計されました。T350Cの個性的なデザインを堪能できるよう、窓の構成、柱の位置、素材や照明まで計算しつくされています。陸屋根と大きな勾配屋根によって、屋内への採光や通風を確保し、勾配屋根の下には玄関、寝室、水回り、車庫があります。
所在地:東京都足立区
住まい手:30代夫婦、子ども1人
施工:アズ建設
車種:TVR(T350C)
駐車可能台数:1台
住宅や工場が混在する環境にあり、2階、3階建ての建物に囲まれた旗竿地に平屋建てを設計したのは〈PANDA:山本浩三建築設計事務所〉。オーナーは「部屋から車が見える設計にしてほしい」とリクエスト。愛車は主に観賞用として楽しんでいるので、屋外(車庫スペース、アプローチ、バルコニー)と屋内(玄関、部屋)を同等に扱い、車庫スペースが生活に溶け込むように設計されました。T350Cの個性的なデザインを堪能できるよう、窓の構成、柱の位置、素材や照明まで計算しつくされています。陸屋根と大きな勾配屋根によって、屋内への採光や通風を確保し、勾配屋根の下には玄関、寝室、水回り、車庫があります。
《弁天橋通の家》
所在地:新潟県新潟市
住まい手:夫婦、子ども2人
車種:フィアット(チンクエチェント)、国産車の計2台
駐車可能台数:2台
敷地が街なかの奥まった袋小路に位置しているため、「ひっそりした佇まいにしよう」とオーナーと意見が一致したと話すのは〈トクモト建築設計室〉の徳本賢洛さん。オーナーはさらに「長年愛用したチンクエチェントを鑑賞用として邸内に置きたい。今までに見たこともない愛車の配置方法を検討してほしい」と依頼しました。チンクエチェントが置かれたスペースはギャラリーです。オーナーはここで読書やお茶の時間、ゲームを楽しみます。車を置くスペースでオーナーが楽しい時間を過ごせるよう設計され、限られた建築面積のなか、2台分の軽自動車を屋内に駐車するという課題を解決しました。観賞用であるチンクエチェントを奥にいれ、それに対してもう1台を直角に駐車し、ユニークな駐車の配置に。オーナーはゲストから「この車どうやって入ったの?」と質問されるそう。
所在地:新潟県新潟市
住まい手:夫婦、子ども2人
車種:フィアット(チンクエチェント)、国産車の計2台
駐車可能台数:2台
敷地が街なかの奥まった袋小路に位置しているため、「ひっそりした佇まいにしよう」とオーナーと意見が一致したと話すのは〈トクモト建築設計室〉の徳本賢洛さん。オーナーはさらに「長年愛用したチンクエチェントを鑑賞用として邸内に置きたい。今までに見たこともない愛車の配置方法を検討してほしい」と依頼しました。チンクエチェントが置かれたスペースはギャラリーです。オーナーはここで読書やお茶の時間、ゲームを楽しみます。車を置くスペースでオーナーが楽しい時間を過ごせるよう設計され、限られた建築面積のなか、2台分の軽自動車を屋内に駐車するという課題を解決しました。観賞用であるチンクエチェントを奥にいれ、それに対してもう1台を直角に駐車し、ユニークな駐車の配置に。オーナーはゲストから「この車どうやって入ったの?」と質問されるそう。
《隠れ家ガレージ。》
所在地:広島県広島市
住まい手:夫婦、子ども1人
設計・施工:八重製材所
車種:ランチア(フルヴィア・クーペ1300)、コンパクトカー、SUV 計3台
駐車可能台数:3台
それぞれ好きなテイストが違うオーナー夫妻。車、自転車、カヌーや釣りなど多趣味なご主人は1階をインダストリアルなガレージに、奥様は2階3階をエレガントで大人な雰囲気に仕上げてほしいと希望しました。〈八重製材所〉はガレージを、趣味や仕事もできて、ゲストも快適に過ごせるスペースを実現。ライフスタイルの変化に対応できる可変性も備えています。ストーブが置かれた奥のスペースにも注目です。インテリアもひとつひとつがセンスよくセレクトされ、落ち着いた大人の遊び場になっています。家は鉄骨と木造の混構造でインダストリアルとエレガントという2つのテイストをまとめています。
所在地:広島県広島市
住まい手:夫婦、子ども1人
設計・施工:八重製材所
車種:ランチア(フルヴィア・クーペ1300)、コンパクトカー、SUV 計3台
駐車可能台数:3台
それぞれ好きなテイストが違うオーナー夫妻。車、自転車、カヌーや釣りなど多趣味なご主人は1階をインダストリアルなガレージに、奥様は2階3階をエレガントで大人な雰囲気に仕上げてほしいと希望しました。〈八重製材所〉はガレージを、趣味や仕事もできて、ゲストも快適に過ごせるスペースを実現。ライフスタイルの変化に対応できる可変性も備えています。ストーブが置かれた奥のスペースにも注目です。インテリアもひとつひとつがセンスよくセレクトされ、落ち着いた大人の遊び場になっています。家は鉄骨と木造の混構造でインダストリアルとエレガントという2つのテイストをまとめています。
《青葉台のガレージハウス2・西宮》
所在地:兵庫県西宮市
住まい手:会社員男性
施工:建築工房アクトホームズ
建築プロデュース:ザウス
車種:ブリティッシュ・レイランド(1974年式MGミジェット)、ブリティッシュ・レイランド(1970年式MG1300)、ダイハツ(2014年式ミライース)の計3台
駐車可能台数:インナーガレージ2台、ピロティ1台、外に複数台
運転だけでなく整備も楽しむオーナーは〈ザウス〉に「イギリスの農村地帯にある工場や倉庫の2階に住むイメージ。インナーガレージに2台駐車し、旧車の整備作業がしやすい広さを確保した家をつくりたい」と依頼。設計は〈田中一郎建築事務所〉の田中一郎さんが担当しました。住居部分の天井高は3.5メートルとし、大開口のスチールサッシをオーダーメイドで製作。杉の足場板の床、コンクリートのテレビ台、天井に貼られた木毛セメント板など家全体をラフな素材感で居心地のよさを感じる空間につくりあげました。オーナーは週末には時間や天気を気にせずクルマをじっくり整備でき、ドライブに出かけるのがより楽しくなったそう。
所在地:兵庫県西宮市
住まい手:会社員男性
施工:建築工房アクトホームズ
建築プロデュース:ザウス
車種:ブリティッシュ・レイランド(1974年式MGミジェット)、ブリティッシュ・レイランド(1970年式MG1300)、ダイハツ(2014年式ミライース)の計3台
駐車可能台数:インナーガレージ2台、ピロティ1台、外に複数台
運転だけでなく整備も楽しむオーナーは〈ザウス〉に「イギリスの農村地帯にある工場や倉庫の2階に住むイメージ。インナーガレージに2台駐車し、旧車の整備作業がしやすい広さを確保した家をつくりたい」と依頼。設計は〈田中一郎建築事務所〉の田中一郎さんが担当しました。住居部分の天井高は3.5メートルとし、大開口のスチールサッシをオーダーメイドで製作。杉の足場板の床、コンクリートのテレビ台、天井に貼られた木毛セメント板など家全体をラフな素材感で居心地のよさを感じる空間につくりあげました。オーナーは週末には時間や天気を気にせずクルマをじっくり整備でき、ドライブに出かけるのがより楽しくなったそう。
《House that lives with Mini》
所在地: 栃木県矢板市
住まい手:会社員男性
設計・施工:ネキストホーム (ナカムラハウジング)
車種:BMW(MINI)
駐車可能台数:屋内に1台、屋外に2台
「大切なMINIを眺めながら暮らしたい」とオーナーから依頼を受けた〈ナカムラハウジング〉の溝延達也さん。敷地にゆとりがあるため、平屋を採用。オーナーがDIYを手軽に楽しめるよう、柱と梁をあらわしにして壁にも簡単にビスが打てるようにしています。ガレージにDIYのための作業台を設置。引っ越し後はオーナー自ら飾り棚、ベッド、引き戸を製作しました。木製の電動ガレージシャッターはオーナーが特にこだわって取り入れもの。MINIのかわいさに合うデザインに仕上がりました。
所在地: 栃木県矢板市
住まい手:会社員男性
設計・施工:ネキストホーム (ナカムラハウジング)
車種:BMW(MINI)
駐車可能台数:屋内に1台、屋外に2台
「大切なMINIを眺めながら暮らしたい」とオーナーから依頼を受けた〈ナカムラハウジング〉の溝延達也さん。敷地にゆとりがあるため、平屋を採用。オーナーがDIYを手軽に楽しめるよう、柱と梁をあらわしにして壁にも簡単にビスが打てるようにしています。ガレージにDIYのための作業台を設置。引っ越し後はオーナー自ら飾り棚、ベッド、引き戸を製作しました。木製の電動ガレージシャッターはオーナーが特にこだわって取り入れもの。MINIのかわいさに合うデザインに仕上がりました。
《Garage House Type TD》
所在地:愛知県蟹江町
住まい手:夫婦、子ども4人
施工:アサヒホームクラフト
車種:国産車2台
駐車可能台数:屋内2台、屋外2台
外壁の配色や窓、ライン照明がユニークな宇宙船をイメージした家。設計したのは〈榊原デザイン一級建築士事務所〉の榊原正樹さん。雨の日でも安心の屋内ガレージから玄関へのアプローチは、壁と天井に埋め込んだライン照明に誘導されます。海抜の低い土地なので、万が一の水害の際に被害を少なくするためスキップフロア形式を採用。段差を利用して、廊下を極力減らし、広いガレージと天井の高いホールのようなリビングを実現しました。ガレージのライン照明は駐車した車のボディに映り込むことで新たな光を生み出し、車も空間デザインの一部になっています。
所在地:愛知県蟹江町
住まい手:夫婦、子ども4人
施工:アサヒホームクラフト
車種:国産車2台
駐車可能台数:屋内2台、屋外2台
外壁の配色や窓、ライン照明がユニークな宇宙船をイメージした家。設計したのは〈榊原デザイン一級建築士事務所〉の榊原正樹さん。雨の日でも安心の屋内ガレージから玄関へのアプローチは、壁と天井に埋め込んだライン照明に誘導されます。海抜の低い土地なので、万が一の水害の際に被害を少なくするためスキップフロア形式を採用。段差を利用して、廊下を極力減らし、広いガレージと天井の高いホールのようなリビングを実現しました。ガレージのライン照明は駐車した車のボディに映り込むことで新たな光を生み出し、車も空間デザインの一部になっています。
《G邸》
所在地:奈良県生駒市
住まい手:夫婦
車種:フェラーリ(488GTB)
駐車可能台数:1台
リビングからガレージ、テラス、景色が同じ目線で見える家。生駒山の麓という傾斜地の立地を活かしたのは〈一級建築士事務所・スタジオインデックス〉。ガレージとリビングをガラススクリーンで仕切り、床材も同じ大理石を使用し、カーディーラーのショールームのような空間に仕上げています。
所在地:奈良県生駒市
住まい手:夫婦
車種:フェラーリ(488GTB)
駐車可能台数:1台
リビングからガレージ、テラス、景色が同じ目線で見える家。生駒山の麓という傾斜地の立地を活かしたのは〈一級建築士事務所・スタジオインデックス〉。ガレージとリビングをガラススクリーンで仕切り、床材も同じ大理石を使用し、カーディーラーのショールームのような空間に仕上げています。
《生成りのビルトインガレージハウスⅠ》
所在地:埼玉県坂戸市
住まい手:夫婦、子ども3人
施工:シミズ工務店
車種:BMC(ローバーミニ・クーパー)、ホンダ (フリード・スパイク)
駐車可能台数:屋内1台、半屋外2台
計画当時30代前半だったオーナー夫妻。クレイモデラーのご主人は車好きの友人たちと集まり、天候や時間に左右されずにメンテナンスができる屋内ガレージを希望しました。車のほかにも3台のバイクの駐車スペース、製作したプラモデル用の飾り棚に趣味の本やアイテムを並べる棚も必要でした。設計したのは〈H2O設計室 一級建築事務所〉の小埜勝久さん。コストに限りのあるなかで、多趣味で活動的なオーナー夫妻のため、将来的な未確定要素を意識して、空間の機能性、合理性と可変性を追求。室内に木質系素材を多用し、大部分を無塗装で仕上げるなど、徹底して生成りの空間構成にしました。構造材や下地材が仕上材を兼ねており、金属金物類もすべてあらわしとなっています。構造材(下小屋)加工時の墨付け・刻みなどの作業は、通常の倍の手間がかけられました。
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駐車可能台数:屋内1台、半屋外2台
計画当時30代前半だったオーナー夫妻。クレイモデラーのご主人は車好きの友人たちと集まり、天候や時間に左右されずにメンテナンスができる屋内ガレージを希望しました。車のほかにも3台のバイクの駐車スペース、製作したプラモデル用の飾り棚に趣味の本やアイテムを並べる棚も必要でした。設計したのは〈H2O設計室 一級建築事務所〉の小埜勝久さん。コストに限りのあるなかで、多趣味で活動的なオーナー夫妻のため、将来的な未確定要素を意識して、空間の機能性、合理性と可変性を追求。室内に木質系素材を多用し、大部分を無塗装で仕上げるなど、徹底して生成りの空間構成にしました。構造材や下地材が仕上材を兼ねており、金属金物類もすべてあらわしとなっています。構造材(下小屋)加工時の墨付け・刻みなどの作業は、通常の倍の手間がかけられました。
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