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ポップな色とヴィンテージ。ミックス感が絶妙なヘアスタイリストの部屋
インドのヘアスタイリストは、太陽の光と音楽に溢れたエクレクティックなインテリアを自身と猫たちのために作りあげました。
Aditi Sharma Maheshwari
2018年11月22日
インドのムンバイでを拠点に活動するヘアスタイリストSana Bhavnaniは長年にわたり、インドの人気セレブリティたちを変身させてきました。7年間かけて自分好みにまとめ上げてきたこの部屋には、彼女のクリエイティビティが凝縮されています。
写真撮影:Mrigank Sharma
どんなHouzz?
住まい手:写真の「Mad o Wot」を経営するセレブリティのヘアスタイリストSana Bhavnaniと3匹の猫、フューチャー、ロジック、フリーダ
所在地:インド、ムンバイ
面積と間取り :51平方メートル、1ベットルーム、1バスルーム
Houzz スタイル事典:エクレクティック
どんなHouzz?
住まい手:写真の「Mad o Wot」を経営するセレブリティのヘアスタイリストSana Bhavnaniと3匹の猫、フューチャー、ロジック、フリーダ
所在地:インド、ムンバイ
面積と間取り :51平方メートル、1ベットルーム、1バスルーム
Houzz スタイル事典:エクレクティック
Sanaと猫たちが暮らす1ベッドルームの家は、ムンバイでいま注目を集めているバンドラ地区の近くの古いビルの中にあります。ミニマルな家具、パターンが施された壁と明るく鮮やかなブルーの壁に、小ぶりの装飾。リビングルームは活気がありながら、リラックスした雰囲気です。
「7年前にこの家を買いました。ずっと、古い建物に住みたいと思っていたんです。新しい建物はまるでパンの箱みたいで、デザイン性や魅力が感じられないんです。それに、新たに建てるための出費や労力、電気代などは多すぎると思っていました。この家を見つけられて、本当にうれしいです。ここには心地よい古さが感じられ、私の好きな映画監督、Sai Paranjpyeの映画の一部のようだったからです」
「7年前にこの家を買いました。ずっと、古い建物に住みたいと思っていたんです。新しい建物はまるでパンの箱みたいで、デザイン性や魅力が感じられないんです。それに、新たに建てるための出費や労力、電気代などは多すぎると思っていました。この家を見つけられて、本当にうれしいです。ここには心地よい古さが感じられ、私の好きな映画監督、Sai Paranjpyeの映画の一部のようだったからです」
「ものを買うよりも作るほうが好きです」とSanaは言います。「ここに元々あった窓はかなり小さかったので、大きな窓と取り替えて家を明るくしなければなりませんでした。さらに、この家全体は猫のためにデザインしたので、いつも太陽光がたくさん入るようにしています。猫は日光の下でくつろぐのがとても好きだからです」
窓の隣にあるカスタムデスクは、Sanaが現在ほとんどの時間を過ごす場所です。「私は今ドキュメンタリーを編集中で、編集をしているだけでほぼ一日が終わります」と彼女は言います。
窓の隣にあるカスタムデスクは、Sanaが現在ほとんどの時間を過ごす場所です。「私は今ドキュメンタリーを編集中で、編集をしているだけでほぼ一日が終わります」と彼女は言います。
デスクの隣にある本棚はオンラインで購入したもの。お気に入りの本と珍しいアクセサリーがあります。また、家のいたるところに猫の置物や印刷物があります。
空間にある音楽
カスタムコーヒーテーブルの上には、ごく小さなカリンバがあります。 Bhavnaniは親指で金属の棒をはじいてこの木製の楽器を演奏し、猫と一緒に楽しみます。
カスタムコーヒーテーブルの上には、ごく小さなカリンバがあります。 Bhavnaniは親指で金属の棒をはじいてこの木製の楽器を演奏し、猫と一緒に楽しみます。
「音楽が好きで、とても近しく感じています」とSana。毎朝、この写真にある首の長い弦楽器「タンプラ」の練習をするそうです。
繊細な鳥模様がプリントされた壁紙はSanaがアイルランドから持ち帰った特注です。 「私の家のデザインは自然に出来上がってきました。今は片づけるようにしてミニマルに保ち、自分にとって大切なものだけをとっておくようにしています」とSanaは言います。
「Bharat Floorings and Tilesに床を全面改装してもらったのですが、生産過程でタイルにコート材を塗り過ぎないようにしてもらいました。タイルがまっさらに見えるよう、通常は7、8回、コート材を塗ります。私は彼らに3回しか塗らないように頼んだので古く見える仕上がりで、この家にぴったり合うようになりました」と彼女は言います。
繊細な鳥模様がプリントされた壁紙はSanaがアイルランドから持ち帰った特注です。 「私の家のデザインは自然に出来上がってきました。今は片づけるようにしてミニマルに保ち、自分にとって大切なものだけをとっておくようにしています」とSanaは言います。
「Bharat Floorings and Tilesに床を全面改装してもらったのですが、生産過程でタイルにコート材を塗り過ぎないようにしてもらいました。タイルがまっさらに見えるよう、通常は7、8回、コート材を塗ります。私は彼らに3回しか塗らないように頼んだので古く見える仕上がりで、この家にぴったり合うようになりました」と彼女は言います。
Sanaはまた、家の元々の設計を見直しました。居間とキッチンを隔てていた壁などは取り去り、よりオープンな空間を作りだしました。
この特注のアイランドキッチンは食事をとる場所であると同時に、部屋をさりげなく区切っています。
この特注のアイランドキッチンは食事をとる場所であると同時に、部屋をさりげなく区切っています。
アイランドキッチンの上の照明も特注です。写真奥に写っている金属製キッチンキャビネットは、ムンバイのJogeshwariマーケットで買ったもの。ヴィンテージの雰囲気を醸しだしています。
廊下は、改装時に大きくした浴室と寝室につながっています。他の部分にグレーが使われているこのスペースを明るくするために、キャビネットにはピンクを使用しました。
「廊下が大好きです。どこかに導いてくれる場所だから。私のプライベート空間と外部をつなぐものだと考えています」とSana。
廊下に飾られた作品は、中国旅行中に手に入れたもの。
廊下に飾られた作品は、中国旅行中に手に入れたもの。
「私は鳥が大好きです。だって、猫は鳥を見るのが好きでしょう。私は猫が大好きなので、猫の気持ちになってみるんです」とSanaは笑います。「だから私の家にはたくさん、日光浴や自然を眺めたりできる場所があります」
こちらの木製のコンソールは彼女自身によるデザイン。右側のキャビネットはフリーマーケットで、壁紙はアイルランドで見つけたものです。
こちらの木製のコンソールは彼女自身によるデザイン。右側のキャビネットはフリーマーケットで、壁紙はアイルランドで見つけたものです。
心の変化
Sanaのベッドルームにはピンクが大胆に施されていますが、ピンクは元々、彼女の好きな色ではなかったそうです。「私の家のペイントは変わり続けています。少し前までは壁を黒くしていました。ピンクが好きだったことはなかったのですが、ある友人がきっかけでサーモンカラーへの見方が完全に変わり、それ以来楽しめるようになりました。今では髪もピンクです!」
Sanaのベッドルームにはピンクが大胆に施されていますが、ピンクは元々、彼女の好きな色ではなかったそうです。「私の家のペイントは変わり続けています。少し前までは壁を黒くしていました。ピンクが好きだったことはなかったのですが、ある友人がきっかけでサーモンカラーへの見方が完全に変わり、それ以来楽しめるようになりました。今では髪もピンクです!」
特注の四柱式ベッドの下には、たくさんのバッグ、箱、宝物が隠れています。「高いベッドが好きなのは、その下のスペースで好きなように遊べるから。このベッドは私の猫にとっても完璧なんです。この下で、人間から隠れることができます。近いうちに古いライティングデスクも置いて、書き物の場所にする予定です」と、床に座りながら使うようにデザインされたローテーブルについてSanaは語ります。
ベッドの隣の狭いコーナーは、特注のミラーとライトがついたドレッシングエリアになっています。Sanaは新しい色や、装飾品を毎月入れ替えます。「私の家のインテリアは、永遠に終わることのないプロジェクトです。気分によって変化していきます」
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