「つい出しっぱなし」にしない! ラクで効率的な、スーツケースの片付け収納
スーツケースや旅行かばん、トランクなどは、旅のときにしか使わないけれど、それなりにスペースを取り、収納に工夫が必要なアイテムです。収納のコツ、旅行から帰ったときのアクションなど、すぐに役立つアイデアをどうぞ!
新倉暁子
2016年2月2日
短期大学卒業後百貨店で外資系ブランドの販売、ディスプレイ、顧客管理等に携わった後、語学留学の為渡英、帰国後外資系企業の営業事務等を経て結婚、出産。
出産を機に、自宅で過ごす時間が増えインテリアや暮らしについて深く考える。
モノだけ一生懸命片付けても「心地よい暮らし」はやってこない。住空間だけでなく・時間・子育て環境/働き方・情報と思考の整理整頓をバランスよく暮らし全般を整えることの大切さを提案。
元片付けられない女の経験を活かした片付け講座、個人向け片付けサポートなどに携わる。
北欧視察したことをきっかけに、人々の暮らしにおける考え方に強く共感。”幸福度の高い北欧ライフスタイル研究と発信。北欧流Lgoma(ラゴム)な暮らし方、モノとコトの整頓をサービスしている。
北欧の暮らしから「ちょうどいい」幸せのカタチを発信する「北欧くらしラボ/ミッケリュッカプロジェクト」の共同発起人
HP:http://studio-cozy-home.com/
ブログ: http://ameblo.jp/dear0412
短期大学卒業後百貨店で外資系ブランドの販売、ディスプレイ、顧客管理等に携わった後、語学留学の為渡英、帰国後外資系企業の営業事務等を経て結婚、出産。
出産を機に、自宅で過ごす時間が増えインテリアや暮らしについて深く考える。
モノだけ一生懸命片付けても「心地よい暮らし」はやってこない。住空間だけでなく・時間・子育て環境/働き方・情報と思考の整理整頓をバランスよく暮らし全般を整えることの大切さを提案。
元片付けられない女の経験を活かした片付け講座、個人向け片付けサポートなどに携わる。
北欧視察したことをきっかけに、人々の暮らしにおける考え方に強く共感。”幸福度の高い北欧ライフスタイル研究と発信。北欧流Lgoma(ラゴム)な暮らし方、モノとコトの整頓をサービスしている。
北欧の暮らしから「ちょうどいい」幸せのカタチを発信する「北欧くらしラボ/ミッケリュッカプロジェクト」の共同発起人
HP:
ブログ:... もっと見る
家族や友人との旅行や帰省は楽しいものですが、家に帰り着いたとたん、どっと疲れが出てしまい、スーツケースは大きくて扱いにくいし、しまうのが面倒で、いつまでも出しっぱなし……なんてことも起こります。
冬休みの余韻はとうに過ぎ去ったのに、スーツケースだけが玄関先に出しっぱなしの方はいませんか? 今回は、旅行かばんやスーツケースの収納について書いてみたいと思います。
冬休みの余韻はとうに過ぎ去ったのに、スーツケースだけが玄関先に出しっぱなしの方はいませんか? 今回は、旅行かばんやスーツケースの収納について書いてみたいと思います。
大きなスーツケースは、どんな収納方法が適しているのでしょう?
収納は大きければいいというものではないですが、やはり大きなスーツケースの収納は、しっかり場所を考えないと、もったいないスペースの使い方になってしまうかもしれません。
我が家には、長期滞在用の大きめのスーツケースと、機内持ち込みできる小さめサイズのスーツケースがあります。使用頻度で考えると、大きい方は年1、2回程度のため、納戸や物置、ベッドの下など、比較的奥まったスペースに収納しています。
収納は大きければいいというものではないですが、やはり大きなスーツケースの収納は、しっかり場所を考えないと、もったいないスペースの使い方になってしまうかもしれません。
我が家には、長期滞在用の大きめのスーツケースと、機内持ち込みできる小さめサイズのスーツケースがあります。使用頻度で考えると、大きい方は年1、2回程度のため、納戸や物置、ベッドの下など、比較的奥まったスペースに収納しています。
片付け作業の仕事で、お客さま宅でもスーツケースを見かけることが多いのですが、案外空のままで収納されていることが多いのです。まずはその「もったいないスペース」を活用することから。たとえば、たくさんの種類のスーツケースをお持ちの方は、入れ子にして収納すると、使用するスペースを一気に削減できます。
また、大きなスーツケースの中にほとんど出番のないウインタースポーツのウェアを入れてみてはいかがでしょうか。スポーツウェアはスポーツをするときに使用するほか、防災グッズとしても利用できるので、緊急時に使用できるように袋にまとめてスーツケースの中へ収めておくと、いざというときに役に立つはずです。
また、大きなスーツケースの中にほとんど出番のないウインタースポーツのウェアを入れてみてはいかがでしょうか。スポーツウェアはスポーツをするときに使用するほか、防災グッズとしても利用できるので、緊急時に使用できるように袋にまとめてスーツケースの中へ収めておくと、いざというときに役に立つはずです。
さらに、より使用頻度の高い手荷物サイズのスーツケースは、玄関横のさっと出し入れしやすい家具の下へ。その際に一緒に使うことの多い、折りたたみできるバッグやポーチ類と一緒に収納しておくのもよいアイデアです。
何でもかんでも詰め込むのではなく、用途や使うタイミングに関連づけて、空いているスーツケースやトランクの中を有効に使うと、忘れものをする心配も少なくなり、一石二鳥です。
何でもかんでも詰め込むのではなく、用途や使うタイミングに関連づけて、空いているスーツケースやトランクの中を有効に使うと、忘れものをする心配も少なくなり、一石二鳥です。
思い出があって捨てられないスーツケースはどうしましょう?
古くてもう使うことはないけれど、思い出のある味わい深いスーツケースなら、サイドテーブル代わりにベッドサイドに置いてディスプレイするのもいいものです。
古くてもう使うことはないけれど、思い出のある味わい深いスーツケースなら、サイドテーブル代わりにベッドサイドに置いてディスプレイするのもいいものです。
スーツケースの内側に鏡を貼りつけて、ドレッサーとして再生させるこんなアイデアも、自分の思いを大切にするモノとの付き合い方として、すばらしいと思います。
旅先から帰宅したら、すぐに中身を空っぽにしましょう
帰宅したらなぜ出しっぱなしのスーツケースになってしまうのか……。それはずばり、面倒だからです。
ではその面倒を減らし、少しでもラクチンにできるには? なるべく収納しやすいような場所を確保することから考えてみましょう。
帰宅したらなぜ出しっぱなしのスーツケースになってしまうのか……。それはずばり、面倒だからです。
ではその面倒を減らし、少しでもラクチンにできるには? なるべく収納しやすいような場所を確保することから考えてみましょう。
大きなスーツケースなのに、棚の上の方に収納場所があり、椅子にのってよいしょっと持ち上げないと収納できない……。
想像しただけでもひと苦労ですよね。
それよりも、キャスターをコロコロ転がすだけ、棚の下部へスライドするだけなど、手間をかけないですむ収納場所を選んでみましょう。きっともっと適切なスペースがあるはずです。
想像しただけでもひと苦労ですよね。
それよりも、キャスターをコロコロ転がすだけ、棚の下部へスライドするだけなど、手間をかけないですむ収納場所を選んでみましょう。きっともっと適切なスペースがあるはずです。
次に中身です。
帰宅したら座ってくつろぐ前に、もとの位置に戻しましょう。きれいな状態でなくてもとりあえず戻す。たとえば洗面用具や使いかけの化粧品は洗面所へ。お土産はリビングへ。洗濯が不必要な衣類は各自のクローゼットへ。そんなふうに、まずはざっくり戻すのです。
ポイントは「ざっくり」。
私のようなずぼらタイプの方は、きちんと美しく戻すことにこだわってこの作業をしていては、いつまでたってももとの状態に戻らないはず。
ざっくりあった場所に戻しておくだけで、1、2日すれば気がつかないうちにもとの生活へ戻っているはずです。
帰宅したら座ってくつろぐ前に、もとの位置に戻しましょう。きれいな状態でなくてもとりあえず戻す。たとえば洗面用具や使いかけの化粧品は洗面所へ。お土産はリビングへ。洗濯が不必要な衣類は各自のクローゼットへ。そんなふうに、まずはざっくり戻すのです。
ポイントは「ざっくり」。
私のようなずぼらタイプの方は、きちんと美しく戻すことにこだわってこの作業をしていては、いつまでたってももとの状態に戻らないはず。
ざっくりあった場所に戻しておくだけで、1、2日すれば気がつかないうちにもとの生活へ戻っているはずです。
気持ちよく使うためには、メンテナンスも大切です
最後に、「いざ使うときになったら、キャスターが壊れていた」、「中がなんだかベタついている」……などということがないように、空っぽになったスーツケースのチェックをして、汚れがあれば固く絞った雑巾などで軽く拭くこともおすすめします。
雑巾が面倒なら、旅行に持参したウェットティッシュでもOK。このちょっとしたひと手間で、次の旅も快適で楽しいものになるでしょう。
最後に、「いざ使うときになったら、キャスターが壊れていた」、「中がなんだかベタついている」……などということがないように、空っぽになったスーツケースのチェックをして、汚れがあれば固く絞った雑巾などで軽く拭くこともおすすめします。
雑巾が面倒なら、旅行に持参したウェットティッシュでもOK。このちょっとしたひと手間で、次の旅も快適で楽しいものになるでしょう。
いかがでしたか。大物のスーツケースは、あいた空間にも防災グッズや旅先で一緒に使うものをあわせて収納する、思い出のスーツケースは収納家具にリメイクするなど、ご自分らしい上手な収納を目指してみてください。年がら年じゅう出しっぱなしの状態を防いで、気分よく次の旅の計画を練りましょう。
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写真のようなレトロなスーツケースなら重ねて置いても存在感があるけれど、最新型のものは無機質な感じだし、やっぱり仕舞うのが良策かもしれませんね。
我が家ではウォークインクローゼットの上に並べて収納しています。
POWDERYELLOW さま 世界中を一緒に旅したトランクは中々手放せないと考える方も多いので個性的な使い方で再利用が出来たら良いですね!
Ayumi Sono さま 確かに最近のモノは機能重視でシンプルデザインが多いので取り出しやすく元に戻しやすいように収納するのがベストですね!