今年中に片付け上手になりたいあなたへ。維持できる片付けの仕組みづくり
大掃除の前におすすめなのは、持っているモノの見直しと片づけ。今年中に、リバウンドしない整理整頓の仕組みを手に入れませんか?
新倉暁子
2015年12月5日
短期大学卒業後百貨店で外資系ブランドの販売、ディスプレイ、顧客管理等に携わった後、語学留学の為渡英、帰国後外資系企業の営業事務等を経て結婚、出産。
出産を機に、自宅で過ごす時間が増えインテリアや暮らしについて深く考える。
モノだけ一生懸命片付けても「心地よい暮らし」はやってこない。住空間だけでなく・時間・子育て環境/働き方・情報と思考の整理整頓をバランスよく暮らし全般を整えることの大切さを提案。
元片付けられない女の経験を活かした片付け講座、個人向け片付けサポートなどに携わる。
北欧視察したことをきっかけに、人々の暮らしにおける考え方に強く共感。”幸福度の高い北欧ライフスタイル研究と発信。北欧流Lgoma(ラゴム)な暮らし方、モノとコトの整頓をサービスしている。
北欧の暮らしから「ちょうどいい」幸せのカタチを発信する「北欧くらしラボ/ミッケリュッカプロジェクト」の共同発起人
HP:http://studio-cozy-home.com/
ブログ: http://ameblo.jp/dear0412
短期大学卒業後百貨店で外資系ブランドの販売、ディスプレイ、顧客管理等に携わった後、語学留学の為渡英、帰国後外資系企業の営業事務等を経て結婚、出産。
出産を機に、自宅で過ごす時間が増えインテリアや暮らしについて深く考える。
モノだけ一生懸命片付けても「心地よい暮らし」はやってこない。住空間だけでなく・時間・子育て環境/働き方・情報と思考の整理整頓をバランスよく暮らし全般を整えることの大切さを提案。
元片付けられない女の経験を活かした片付け講座、個人向け片付けサポートなどに携わる。
北欧視察したことをきっかけに、人々の暮らしにおける考え方に強く共感。”幸福度の高い北欧ライフスタイル研究と発信。北欧流Lgoma(ラゴム)な暮らし方、モノとコトの整頓をサービスしている。
北欧の暮らしから「ちょうどいい」幸せのカタチを発信する「北欧くらしラボ/ミッケリュッカプロジェクト」の共同発起人
HP:
ブログ:... もっと見る
素晴らしくスタイリッシュな収納システムをつくっても、維持できないなら意味がありません。使いやすい収納を実現するには、自分に合った片付けの仕組み化をすることが大切です。
今回は、維持できる片付けの仕組みづくりのポイントと、その方法をお話いたします。
今回は、維持できる片付けの仕組みづくりのポイントと、その方法をお話いたします。
あなたはどの段階ですか?
片付け収納を考える際、なぜ片づけするのか、目的を明確にする必要があります。
たとえば、
片付け収納を考える際、なぜ片づけするのか、目的を明確にする必要があります。
たとえば、
- とにかく探し物が多く、なんとかモノの管理場所が簡単にわかるようにしたい。自分が何を持っているのか把握できていない、モノの管理から考えなくてはならないタイプ
- モノの管理はできているので、インテリアに映える、美しい収納を目指したいタイプ
この自分の段階と目的を理解したうえで、片付けの仕組み化を考えなくてはなりません。
「あの人の収納が素敵だから」と真似て同じように取り入れても、どうしても維持できないのは、自分がめざす収納レベルや本来の目的がズレてしまっているのが原因かもしれません。
「あの人の収納が素敵だから」と真似て同じように取り入れても、どうしても維持できないのは、自分がめざす収納レベルや本来の目的がズレてしまっているのが原因かもしれません。
使いやすく仕組み化する収納の5つのポイント
以下について、ひとつひとつ検討してみてください。
以下について、ひとつひとつ検討してみてください。
- 使う場所が便利かどうか(生活動線の確認)
- 使うのは毎日なのか、1年に1度なのか(使用頻度も設置する場所に影響します)
- 自分に合うやり方かどうか(前回ご紹介した「利き脳診断法」もお試しください)
- グルーピングできるかどうか(使う道具と一緒にまとめて収納する)
- 定位置化できるかどうか(戻しやすく、自分以外の人でも使いやすいように目印をつけてラベリングする)
維持できる美しい収納とは、収納システムから考えるのではなく、まず現状把握をして、モノを選別し、維持しやすいように収納することから。 次にご紹介する順番がいちばん確実で、リバウンドしにくい収納の考え方になります。
自分に合った片付け収納を進める手順
Step 1
自分にとって必要なモノを選び取る
まずは、モノの要・不要の判断からしていきます。捨てるモノを探すのではなく、今の自分にとって必要なモノを選んでいきます。そうすると、残ったモノが今の自分にとって必要ではないモノになります。
Step 1
自分にとって必要なモノを選び取る
まずは、モノの要・不要の判断からしていきます。捨てるモノを探すのではなく、今の自分にとって必要なモノを選んでいきます。そうすると、残ったモノが今の自分にとって必要ではないモノになります。
実はこの要・不要の判断こそ、片づけ収納を考えるうえで最も大事なことで、いかに上手に選別できるかのキーになってきます。単に要・不要の2択ではなく、感情と使用頻度などを考え合わせて、言葉を使って選ぶ作業をすると、すんなり作業が進むかもしれません。
たとえばこんなふうに。
たとえばこんなふうに。
- 好きで使っている(これが多いとハッピーですね)
- 好きじゃないけれど使っている(それは必要なモノです)
- 好きだけど使っていない(思い入れが強いモノなので、一定量を決めて取っておいてもOKです)
- 好きじゃないし使っていない(こちらはさよならしてもよいでしょう)
Step 2
選び取ったモノの中から収納場所を考える
片付けが苦手な方ほど、シンプルな収納を心がけてみましょう。
使う場所で、使うモノと一緒にまとめて収納するのはよい方法です。このとき、収納の美しさにこだわるよりも、いかに楽に維持できるかに留意し、動線や使いやすい位置、出し入れに手間をかけないようにするなどを追求しましょう。収納の見た目の美しさは、後でも十分手直しすることができますから。
選び取ったモノの中から収納場所を考える
片付けが苦手な方ほど、シンプルな収納を心がけてみましょう。
使う場所で、使うモノと一緒にまとめて収納するのはよい方法です。このとき、収納の美しさにこだわるよりも、いかに楽に維持できるかに留意し、動線や使いやすい位置、出し入れに手間をかけないようにするなどを追求しましょう。収納の見た目の美しさは、後でも十分手直しすることができますから。
Step 3
その収納システムを維持する
Step 2で収納場所を考え、決定したら、しばらくその状態できちんと稼働するかどうか確認します。たとえば2週間と自分で期限を決めて、収納のシステムを試します。これで維持できると納得したら、今度はその位置をラベリングして確定していきましょう。この段階で収納アイテムなどを美しく見えるものに買いそろえると、とりあえず収納グッズを買ったけれどなかなかうまく片付けられず、収納用品だけがどんどん増えていく……こんな失敗を防ぐことができます。
その収納システムを維持する
Step 2で収納場所を考え、決定したら、しばらくその状態できちんと稼働するかどうか確認します。たとえば2週間と自分で期限を決めて、収納のシステムを試します。これで維持できると納得したら、今度はその位置をラベリングして確定していきましょう。この段階で収納アイテムなどを美しく見えるものに買いそろえると、とりあえず収納グッズを買ったけれどなかなかうまく片付けられず、収納用品だけがどんどん増えていく……こんな失敗を防ぐことができます。
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minakocchi さま ありがとうございます。自分に合うやり方は自分がやってみて初めて気が付く。ここがハードルが高いのかもしれませんね。
私は片づけが下手でよく綺麗好きな先輩に片づけ出来てないと叱られます 少しでもズレがあれば真っ直ぐにしてと呼ばれたり、、、、それがうざいと思う自分が嫌になります。周りの環境違い?もありますが自分に合ったペースで片づけ方法を教えてもらえば嬉しいのですが、、、、どうしたい どうれすれば皆が使いやすく 見やすいか イメージ浮かぶ事が苦手です それを克服するため休みの日は家の物を片付けをしてトレーニングしてますが 今は物を減らすことだけで精一杯です(笑)
宮内美里 さま メッセージありがとうございます。価値観の違いもあると思います。会社などの共有スペースは、周りとの兼ね合いも必要ですから、どう収納したら使いやすいか、意見のすり合わせも必要ですよね。努力が実ってうまく行くといいですね!