シンプルなホワイトタイルを表情豊かに使う8つの方法
白いタイルだけでも、貼り方や目地の色、大きさのセレクトなどでこれだけ印象が変わります。バスルームづくりのヒントにぜひどうぞ。
Motoko Sasaki
2015年10月14日
Houzzコントリビューター。フリーランスの編集&ライター。10才頃からインテリア雑誌の定期購読をはじめる。1999〜2007年、出版社にて雑貨&インテリア誌編集部に在籍。旅好きが嵩じ、2008年に旅するライターユニット「auk」を立ち上げ、毎年オランダとベルギーに滞在。2015年現在までに3冊のガイドブックを出版。菓子研究家いがらしろみ主宰、romi-uni booksの編集も担当。
Houzz contributor, Editor and Writer of Books and Magazine in JAPAN.Specialty is Interior,Lifestyle,Cooking,Handmade,Travel,Fasion.....and more.and,I'm staying in Netherlands and Belgium every year.I published the Netherlands and Belgium guide book.
【Book】2015/『Holland Short Trip オランダ・ショート・トリップ』(スペースシャワーブックス) 2011 /『Belgium Bruxelles Promnade Classique ベルギー・ブリュッセル クラシックな街歩き』(産業編集センター) 2009 /『Holland Travel Book オランダ・トラベル・ブック』(現マイナビ、元東京地図出版)
Houzzコントリビューター。フリーランスの編集&ライター。10才頃からインテリア雑誌の定期購読をはじめる。1999〜2007年、出版社にて雑貨&インテリア誌編集部に在籍。旅好きが嵩じ、2008年に旅するライターユニット「auk」を立ち上げ、毎年オランダとベルギーに滞在。2015年現在までに3冊のガイドブックを出版。菓子研究家いがらしろみ主宰、romi-uni... もっと見る
デザイン性の高いタイルがあれば、素敵なインテリアがつくれるのはあたりまえ。でも、そんなタイルはコストも高く、探すのも手に入れるのもひと苦労。その点、白いタイルは入手もしやすく、サイズや値段もバリエーションも豊富です。キッチンやバスルームをタイル貼りにしたいと思っている方は、白いタイルもぜひ候補に加えてみてください。シンプルな四角いタイルでも、貼り方によって表情豊かな空間になりますよ。
レンガのようにずらしながら貼る
長方形のタイルを、レンガを並べるように貼っていく定番の貼り方。広い面に使うと、白い空間の中でタイルの表情が引き立ちます。
長方形のタイルを、レンガを並べるように貼っていく定番の貼り方。広い面に使うと、白い空間の中でタイルの表情が引き立ちます。
長方形のタイルを、縦横の向きを変えて貼る
レンガ状に貼ったものと同じタイルを3枚ずつ、縦横の配置を変えながら貼っただけで、まったく違うタイルのように見えます。目地をグレーにすれば、タイルの存在感もアップ。
レンガ状に貼ったものと同じタイルを3枚ずつ、縦横の配置を変えながら貼っただけで、まったく違うタイルのように見えます。目地をグレーにすれば、タイルの存在感もアップ。
小さなタイルを全面に貼る
丸や六角形などの小さなタイルを、壁と床にびっしり貼ったバスルーム。小さなタイルは光の反射が細かく、目にも楽しい表情が出ます。
白い空間にオレンジ色のシャワーへッドやタオルのアクセントカラーも映えています。
丸や六角形などの小さなタイルを、壁と床にびっしり貼ったバスルーム。小さなタイルは光の反射が細かく、目にも楽しい表情が出ます。
白い空間にオレンジ色のシャワーへッドやタオルのアクセントカラーも映えています。
目地を少し広めにとってみる
シンプルな長方形のタイルをレンガ貼りにしたバスルーム。目地を少し広く取ることで、タイルのつるりとした質感と目地のマットな質感の違いがより濃く出ているのがポイント。この横長の白いタイルは、1900年代はじめにニューヨークの地下鉄の壁に使われたことから「サブウェイタイル」や「メトロタイプ」とも呼ばれています。アメリカ製の本物も素敵ですし、似たタイプを使ってニューヨークスタイルのバスルームやキッチンにするのもいいですね。
シンプルな長方形のタイルをレンガ貼りにしたバスルーム。目地を少し広く取ることで、タイルのつるりとした質感と目地のマットな質感の違いがより濃く出ているのがポイント。この横長の白いタイルは、1900年代はじめにニューヨークの地下鉄の壁に使われたことから「サブウェイタイル」や「メトロタイプ」とも呼ばれています。アメリカ製の本物も素敵ですし、似たタイプを使ってニューヨークスタイルのバスルームやキッチンにするのもいいですね。
大きなタイルを整然と並べる
正方形のタイルは、グリッド状に整然と並べるのが正解。サイズの大きなタイルは、細かいタイルを使うよりも、空間が広々として見えます。
正方形のタイルは、グリッド状に整然と並べるのが正解。サイズの大きなタイルは、細かいタイルを使うよりも、空間が広々として見えます。
個性的な形を選ぶ
六角形のタイルは、ただ貼るだけで壁面がスタイリッシュに。グレーの目地で形が強調され、まるでハニカム柄の壁紙のようです。
六角形のタイルは、ただ貼るだけで壁面がスタイリッシュに。グレーの目地で形が強調され、まるでハニカム柄の壁紙のようです。
長方形のタイルとオリエンタルな形のタイルを組み合わせた洗面スペース。タイルに厚みがあり、カッティング加工されているので、光で影ができる様子も美しい。
目地を黒やグレーにする
細い長方形のタイルも、黒の目地によってシャープな雰囲気に変わります。目地の色は、ほかにもグレーやブラウンなどがありますが、白いタイルに使うと、雰囲気ががらりと変わります。
細い長方形のタイルも、黒の目地によってシャープな雰囲気に変わります。目地の色は、ほかにもグレーやブラウンなどがありますが、白いタイルに使うと、雰囲気ががらりと変わります。
レンガ貼りも、黒の目地にするとクールに見えるから不思議。白の目地よりも汚れが目立たないのもうれしいですね。サブウェイタイルに黒の目地というスタイルは、ブルックリンのカフェやインテリアでよく使われています。
長方形のタイルをヘリンボーン状に貼ったキッチン。白の目地にするとせっかくの柄が隠れてしまいますが、黒の目地ならこんなにくっきり! 貼り方と目地で、白いタイルが主役になるお手本です。
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ついついいつもの流れで『イモ貼り』か『ウマ貼り』どちらにするかしか考えなくなってしまっていたので、良い刺激になりました!
白いタイルでもここまで表情が変わるんですね。
どれもすてきですね!白いタイルで表情ゆたか!をちょうど、今回建売住宅のキッチンでやったところです。目地色変えは、汚く見えないように(見慣れていないと汚れだと思われてしまうらしく)どうすればよいか模索中です(色付きはやったときがあるのですが)
記事の中にも「壁と床でタイルの形を変える」という内容がありましたが、壁にはサブウェイタイル、床にはモノトーン系のヘキサゴン(六角形)タイルを貼るとこんな感じになりました・・・