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ソファまわりのセンターピース、ローテーブルのディスプレイをもっと楽しもう
ソファコーナーのローテーブルが、単なる日用品の置き場になってしまっているとしたら、それはとてももったいない話。使っていない時こそ美しく、を心がけるだけでリビングの風景が一気に変わるのです。
ブラッキン・ヘザー
2015年7月6日
Houzz contributor.
Home Life Style インテリア、収納空間デザイン。
「贅沢な時間を過ごせる、あなたらしい心地よい住まいづくり」をモットーに、一人ひとりの個性や「好き」を引き出しながらのインテリアのコーディネーション、
より快適な暮らしのためのライフスタイルに合わせた収納計画のご提案をいたします。
著書「ふつうの住まいでかなえる外国スタイルの部屋づくり(文藝春秋)
Interior decoration and storage space planning in Tokyo, Japan. English/Japanese bilingual, with interior design and decoration experience in Europe and Japan.
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「贅沢な時間を過ごせる、あなたらしい心地よい住まいづくり」をモットーに、一人ひとりの個性や「好き」を引き出しながらのインテリアのコーディネーション、
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飲み物や読みかけている本、テレビのリモコンのような日用品の置き場にどうしてもなりがちなリビングのローテーブル。でも、ソファやアームチェアに囲まれたお部屋の中心といった、いちばん目立つ場所にあるローテーブルを、それだけのために使ってしまうのはもったいないですね。インテリア雑誌や洋書に出てくるような素敵なソファまわりのしつらえにかかせないのが、ローテーブルの上のディスプレイ。よく飾られるアイテムや飾り方の基本をご紹介しましょう。ちょっとしたヒントにしていただけたらうれしいです。
トレイを使う
ローテーブルのディスプレイによく使われるのがトレイ。ディスプレイの「土台」として考えてみてください。いくつかあるアイテムをきゅっとまとめるためにとても役立つツールです。テーブルの上をすっきり見せながらディスプレイするための効果的な方法になります。また、ローテーブルはデコレーション以外にも、お茶やおもてなしの場となったり、子どもがお絵描きをしたり、さまざまなことに使われるため、テーブルを広々と利用したいときでも、ディスプレイを崩さずにトレイごと移動できてしまうのもうれしいですね。
ローテーブルのディスプレイによく使われるのがトレイ。ディスプレイの「土台」として考えてみてください。いくつかあるアイテムをきゅっとまとめるためにとても役立つツールです。テーブルの上をすっきり見せながらディスプレイするための効果的な方法になります。また、ローテーブルはデコレーション以外にも、お茶やおもてなしの場となったり、子どもがお絵描きをしたり、さまざまなことに使われるため、テーブルを広々と利用したいときでも、ディスプレイを崩さずにトレイごと移動できてしまうのもうれしいですね。
シャビーシックな雰囲気に合わせて、ワイヤーバスケットにまとめたディスプレイ。優しさあふれた、ナチュラルな質感が楽しめるローテーブルのディスプレイです。
本を置く
ローテーブルの飾りでもっとも人気があるのが本かもしれません。お部屋に飾りたくなる表紙が素敵な本を英語では「コーヒーテーブルブック」と呼ばれるぐらい、ローテーブルのディスプレイにはかかせないアイテムです。ディスプレイに高さを出したいときには、数冊重ねてみてください。本は、飾りたいオブジェがより映える「ステージ」としても大変便利に使えます。本の表紙がお部屋にちょっと派手と思ったときには、カバーを取り外して置くのもシックで素敵です。落ち着いた、見えて味わい深いセンターピースになります。
ローテーブルの飾りでもっとも人気があるのが本かもしれません。お部屋に飾りたくなる表紙が素敵な本を英語では「コーヒーテーブルブック」と呼ばれるぐらい、ローテーブルのディスプレイにはかかせないアイテムです。ディスプレイに高さを出したいときには、数冊重ねてみてください。本は、飾りたいオブジェがより映える「ステージ」としても大変便利に使えます。本の表紙がお部屋にちょっと派手と思ったときには、カバーを取り外して置くのもシックで素敵です。落ち着いた、見えて味わい深いセンターピースになります。
本は差し色として使うのにぴったりなアイテム。お部屋のテーマカラーとコーディネートして置くのもおしゃれですね。表紙や背の部分の色で、ソファまわりの表情を簡単に変えることができるのも本の楽しさです。
ショーケースのような機能をもつ「コレクションテーブル」を使えば、好きな本や雑誌をディスプレイしながら、テーブルの上はいつもすっきりした状態を保つことができます。
今読んでいる本、これから読もうと思っている本をトレイにのせて、好きなものをちょこっと添えるだけでも素敵なディスプレイになります。表紙が美しい大きな本だけではなく、日頃読んでいる文庫本や単行本でも、ちょっとアレンジすれば、自分らしいテーブルのセンターピースになります。こちらはわが家のローテーブル。自宅にあった本や身のまわりにある小物を使って、簡単なディスプレイをつくってみました。
植物を飾る
いきいきとしたディスプレイにするためにぜひ置きたいのが、お花やグリーン。他のオブジェが多少ばらばらであっても、それをふわっとひとつにまとめてくれるところが植物のマジック。高さもあるため、ディスプレイにより立体感をもたらしてくれます。大きな花束に限らず、一輪挿しやちょっとした多肉植物を添えるだけでも、「生きるものの力」で、テーブルの上が明るくいきいきと見えてきます。
いきいきとしたディスプレイにするためにぜひ置きたいのが、お花やグリーン。他のオブジェが多少ばらばらであっても、それをふわっとひとつにまとめてくれるところが植物のマジック。高さもあるため、ディスプレイにより立体感をもたらしてくれます。大きな花束に限らず、一輪挿しやちょっとした多肉植物を添えるだけでも、「生きるものの力」で、テーブルの上が明るくいきいきと見えてきます。
白やベージュを中心にした、淡いナチュラルな雰囲気に、グリーンがよく似合っています。背の高いものは、テーブルの中心から少しずらして置くことで、ソファに座っている時に邪魔になる心配もありません。それだけではなく、ちょっとオフセンターの方が、なにげなく置いたかのように、自然に見えることも。
お庭で摘んできたお花をささっと花瓶に入れたような、気取りのないアレンジが私は大好きです。そんなさりげなさが感じられる、ローテーブルのカラフルなディスプレイですね。お花と本の色がマッチングしているところが素敵です。
キャンドルでムードを
ローテーブルのディスプレイのもうひとつの人気アイテムがキャンドル。ソファでくつろいでいる時によいムードを出すためにも、ぜひ置きたいものです。使っていないときでも、素敵なホルダーに入っているキャンドルはおしゃれなオブジェになります。こちらでも本を使って少しだけ高さを変えているところに注目を。
ローテーブルのディスプレイのもうひとつの人気アイテムがキャンドル。ソファでくつろいでいる時によいムードを出すためにも、ぜひ置きたいものです。使っていないときでも、素敵なホルダーに入っているキャンドルはおしゃれなオブジェになります。こちらでも本を使って少しだけ高さを変えているところに注目を。
私はキャンドルが大好きで、火をつけなくても置いているだけで癒されます。自宅のローテーブルにはそれぞれ違ったガラスのキャンドルホルダーにティーライトキャンドルを入れ、冬には外で拾ってきたパインコーン(松ぼっくり)、夏は貝殻を添えて、トレイにまとめて置いています。ローテーブルはサイドボードや本棚と違って低いため、正面からだけではなく、上から見た時のことも意識しながらアレンジしてみてくださいね。
ボウルを活用する
色鮮やかなフレッシュな果物、質感を楽しめる小石、香りのよいポプリなど、ボウルやお皿を使って飾るのも素敵なアイデアです。その時によって中身を簡単に入れ替えることもでき、一年を通して違ったディスプレイが楽しめます。
色鮮やかなフレッシュな果物、質感を楽しめる小石、香りのよいポプリなど、ボウルやお皿を使って飾るのも素敵なアイデアです。その時によって中身を簡単に入れ替えることもでき、一年を通して違ったディスプレイが楽しめます。
黒いテーブルの上に置いてある真っ白なお皿そのものが、印象に残るオブジェ的な存在になっています。
季節感を出す
お花やオブジェ、または色づかいや質感で季節感を取り入れて、そこにもたらされる変化を楽しんでください。お部屋のほぼ真ん中に位置するローテーブルは、人が自然と集まる場所。サイドボードやコンソールテーブルなど、壁際に置いてある家具よりも圧倒的に目立つため、「ここをいちばんに」と思って素敵な季節の演出をしてみてはいかがでしょう。
お花やオブジェ、または色づかいや質感で季節感を取り入れて、そこにもたらされる変化を楽しんでください。お部屋のほぼ真ん中に位置するローテーブルは、人が自然と集まる場所。サイドボードやコンソールテーブルなど、壁際に置いてある家具よりも圧倒的に目立つため、「ここをいちばんに」と思って素敵な季節の演出をしてみてはいかがでしょう。
どことなく夏の海の風景が思い浮かぶディスプレイ。涼しげな色づかいや素材感が暑い季節にぴったりですね。
こちらも貝殻など、海からのアイテムも含まれているディスプレイですが、キャンドルや、質感、色づかいによって、なんとなくほっこりとした風合いのある、秋冬にも似合うディスプレイになっています。
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